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孫悟空

そんごくう

孫悟空とは、中国古典の『西遊記』の主人公である。
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曖昧さ回避

  1. 西遊記』に登場する石猿。
  2. ドラゴンボール』の主人公。→孫悟空(ドラゴンボール)
  3. 手塚治虫の漫画『ぼくのそんごくう』、及びアニメ作品『悟空の大冒険』の主人公。
  4. 最遊記』の登場人物。→孫悟空(最遊記)
  5. 無双OROCHI』の登場人物。→孫悟空(無双)
  6. NARUTO』に登場する尾獣の一体「四尾」の本名。フルネームは「孫悟空 斉天大聖」。
  7. 三獣士』の主人公。→孫悟空(三獣士)


本項では1について記述する。
なお多くの作品は1をモデルにしている。

概要

東勝神州(とうしょうしんしゅう)傲来国(ごうらいこく)の沖合に浮かぶ、花果山(かかざん)と言う活火山の頂上で生まれた石猿。粗暴だが、義理人情に富む好漢であり、非常に師匠思いでもある。また、修行の折に徳の高い仙人に弟子入りして学んだ為、医学などの知識にも明るい。

現在も国を超えて人気があるキャラクターであるのみならず、香港台湾では前述の「斉天大聖」の名で、道教の神のひとりとして篤い崇拝を集めてもいる。

ちなみに、モチーフとなったのは、インド神話に登場する、猿神ハヌマーンであるものの、モデルとなった猿の種類は今のところ特定されていない。なお、日本のメディアではしばしば「キンシコウ」という中国に分布する猿がモデルだという俗説が実しやかに伝えられているが、これは1980年に当時日本モンキーパークの園長を務めていたサル研究者が、キンシコウに関するエッセイ内の「この金色に輝く美しい毛並みの猿は、まさしく『美猴王』と称された孫悟空のモデルにふさわしいサルなのかもしれない」という趣旨の著述が過大解釈されて広まったもの。実は、孫悟空の身体の部分でも金色なのは彼の体毛ではなく彼の瞳であり、これは研究者の早とちりであった。もちろん、この点については後に読者や他の研究者から指摘を受けたらしく、1985年に発表されたキンシコウに関する別のコラムにてこの研究者が勘違いしていたことを認める記述がなされている。しかし、当研究者が死去した現在も誤った情報だけが独り歩きして引っ込みのつかない状況にあるのが実情である。

来歴

石猿はの中にあった仙人の古屋を発見した功績により、美猴王(びこうおう)の名で族のとして君臨していたが、ある切欠で自分もまた定命の存在に過ぎないと気付き、不死の神仙を目指すようになる。

古家を部下猿たちに任せ、自分は人間に変装して、とある仙人に弟子入りする。
この師匠から与えられた名が、孫悟空である。
修行の末に神通力に目覚め、觔斗雲(きんとうん)に乗って十万八千里を飛ぶ力と72通りの変幻術を習得するが、それを兄弟子たちに見せびらかしたために弟子を破門される。
花果山に帰還した悟空は、そこで部下猿たちが化け物に襲われているのを発見し、これを退治。
部下猿に命じて武器や防具を集めさせ、武装化させる。
すると自分にも相応しい武器が必要だと考え、四海の龍王の元へ行き、伸縮自在の神器「如意金箍棒」(にょいきんこぼう)を手に入れる。
牛魔王を含む6大魔王と義兄弟の契りを結ぶが、そこで冥府の死者が現れ、お前の寿命は尽きたと言われてしまう。
閻魔帳を持ってこさせた悟空は、そこから自分の名前を消してしまう。
こうして悟空は寿命がなくなった。

その能力に危機感を感じた天界は悟空を召し抱え、役職を与えて従事させることで事なきを得んとするも、その役職「弼馬温(天馬の管理)」が物凄い下っ端であるということを知った悟空は激怒して逃走、地上に帰ってしまう。

そこで出会った妖怪独角鬼王に唆されて増長した美猴王は「斉天大聖」(せいてんたいせい)を名乗って天上界の追手と大喧嘩。こりゃらちが明かんと考えた天界は再び悟空を召し抱える。閑職に回されヒマにしていた悟空は、ある日仙界のを食べる茶会があると知り、神仙たちを術で眠らせて自分で桃を喰いつくし、更に太上老君の作り上げた不老不死の金丹を貪り食って不死身の肉体を手に入れる。

これに激怒した天界は哪吒四天王観世音菩薩などを含めた全軍で悟空を討伐することを決定。天界軍相手に悟空は縦横無尽に大暴れするが、最後は二郎真君に捕らえられ、釈迦如来の法力で調伏・五行山と言う岩山に封印される。

のち三蔵法師に助け出されてその供をし、多くの困難を克服して天竺から経典をもたらし、その功成って「闘戦勝仏」(とうせんしょうぶつ)の称号を如来に授かった。

意匠

三蔵から助け出されてからしばらく歩いた後、悟空は襲い掛かってきたを如意棒で撲殺すると、毛を抜いて包丁に変えその毛皮を剥いだ。そしてその毛皮を裁断して袴を作るとそれを履き、更に三蔵の古着と靴を頂いた悟空はその姿のまま天竺まで旅をすることとなった。

また、頭には金輪緊箍児がはめられている。
これは、上記のエピソードの翌日に襲い掛かってきた盗賊団を殺害した時、三蔵から「お前は僧侶(行者)なのだから人を殺してはいけません」と咎められたのに怒った悟空が勝手に逃走したのを見た観世音菩薩が三蔵に与えたものである。
暫くして帰ってきた悟空にこの輪をはめさせると、三蔵は悟空が逃げ出そうとするたびに観音様から頂いた呪文を唱え、頭を締め付けていた。
ちなみに他に似たような金輪(宝貝)は2つ存在し、どちらも三蔵一味を狙う妖怪に観音様がはめて調伏している。

主な能力

觔斗雲(きんとうん)

飛行術の一種。觔斗とは「とんぼ返り」を意味する。図版ではそのものに乗って空を飛ぶように描写される事が多い。

身外身(しんがいしん)

分身の術。体毛を少し引き抜いて噛み砕き、仙気と共に吹きつける事で無数の分身に変える。分身した毛をそれぞれ眠り虫(刺した相手を眠らせる羽虫)などに変化させることもできる。うずまきナルトをイメージすれば分かり易かろう。
この毛を工具武器に変えることも出来る。
また、首の後ろには三本の金色の毛がある。これは「サルは人間より毛が三本少ない」という俗説に基づいたもので、観世音菩薩が悟空に貸し与えたものである。この毛は霊力が籠っているため他の毛よりも強靭で、獅駝嶺の三大魔王に捕らえられた際、悟空はこの毛を錐・竹ひご・紐に変え、穴をあけることで宝貝から脱出できた。

解鎖(かいさ)

あらゆる封印や拘束物を無効化する術。

地煞七十二変化(ちさつしちじゅうにへんげ)

動植物を始めとしたあらゆる物に化ける術。特に虫などの小さな生き物に化けるのが得意で、見知らぬ街への偵察の折にはこの術を用い、しばしばハエバッタに化ける。その一方で、牛魔王との戦いでは身の丈1万丈(30㎞!!)巨大化してみせた。

定身の法(ていしんのほう)

指を立てて一括するだけで、周囲の敵を金縛りにすることができる。

閉水の法(へいすいのほう)

水の中を自在に動き回る術。水中でも呼吸が出来るようになる。

孫悟空をモデル・由来した主なキャラクター


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