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森の番人グリーン・バブーンの編集履歴

2012-04-14 00:31:13 バージョン

森の番人グリーン・バブーン

もりのばんにんぐりーんばぶーん

森の番人グリーン・バブーンとは遊戯王OCGに登場する獣族モンスターである。

カードテキスト

効果モンスター

星7/地属性/獣族/攻2600/守1800

自分フィールド上に存在する獣族モンスターが破壊され

墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払って発動する事ができる。

このカードを手札または墓地から特殊召喚する。


概要

漫画『遊戯王R』に登場したマイコ・カトウが切り札としていた地属性獣族モンスター。

レプラカーン(未OCG化モンスター)が戦闘破壊された事をトリガーにして特殊召喚され、装備魔法カメレオン・カラード(フィールド魔法深き森が場に存在することが条件となった代わりにレベル制限が無くなった光学迷彩アーマーのようなカード)の効果で闇遊戯にダイレクトアタックし、ライフポイントを大きく削った。

攻撃名は「ハンマークラブ・デス」。


特殊召喚効果の条件について

このカードが登場した当時、「獣族モンスターが破壊され墓地へ送られた時」という条件には漫画同様戦闘破壊も含まれていた

そのため獣族を中心にしたデッキにこのカードを入れるだけで相手にとっては迂闊にモンスターを戦闘破壊してもカードの効果を使って破壊しても攻撃力2600の最上級モンスターが飛んでくるという恐怖のデッキと化した。

特に、戦闘破壊された時に自分のライフポイントを1000ポイント回復できる素早いモモンガをトリガーにすれば実質ライフコスト無しで召喚できた。

さらに言えばこのカードがフィールド上とと墓地か手札に1枚ずつあればフィールド上に存在する方が破壊されてもそれをトリガーにもう片方を特殊召喚するというループが発生したのである。

現在では太陽龍インティ月影龍クイラで似たような事ができるが、そちらが専用のギミックを持つデッキを組まない限り成立しない上に特殊召喚にタイムラグが発生する事を考えるとこのカードがいかに強力だったかがわかるだろう。

1000というライフコストは決して少なくないのだから何度も破壊してライフポイントを削ればいいと思う者もいるかもしれないが、当時の環境では攻撃力2600のモンスターを何度も破壊するのは至難の業であった。

さらには直接攻撃によってプレイヤーに戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する永続罠デスカウンターとのコンボによって1度直接攻撃が決まればライフコストが続く限り攻撃力2600の直接攻撃を決めることができるという1ターンキルまで考案される事態となった。

そのためこのカードは制限カードに指定され、禁止カードになるのも時間の問題かと思われた。

しかし、多くのプレイヤーによって意外な方向から事態は収束することとなる。

このカードの特殊召喚はダメージステップには使えないというように裁定が変更されたのである。モンスターが戦闘破壊されるのはダメージステップであり、上記のデスカウンターも戦闘ダメージの発生をトリガーとするため当然ダメージステップに破壊効果が発動する。

そのためこのカードはカードの効果による破壊にしか対応しなくなり、大きく弱体化した。

この裁定変更が環境に与えた影響はかなり大きかったらしく、Vジャンプで特集が組まれるほどであった。


その後

以前のような悪用が難しくなったことでこのカードは制限解除されることとなる。

現在の裁定でこのカードを使うならば自壊効果を持つおとぼけオポッサム怒れる類人猿、獣族モンスターを自壊させることができる野性解放を使う事になるだろう。

レスキューキャットが禁止カードになる前はこれ1枚で獣族モンスターをリクルートして自壊させることができたのでこのカードの召喚に利用されることもあった。

シンクロモンスターの登場後はこのカードを超える攻撃力を持つモンスターが高速で召喚されることも珍しくなくなり、このカードの評価は更に下がった。

裁定のみの変更でありカードテキストが変更されたりしたわけではないため以前の裁定に戻る可能性もあるのではないかと囁かれていた事もあったが、このカードの戦闘破壊版である森の狩人イエロー・バブーンが登場したためその可能性はかなり低いだろう。


後に(裁定変更後の)このカードと似たような召喚条件を持つ機皇帝が登場した。

このカードと比べると

  1. 獣族以外のモンスターの破壊にも対応する。
  2. シンクロモンスターへのメタとなる効果を持っている。
  3. 機皇城でサーチできる。
  4. ライフコストを必要としない。

などの利点を持つ。

こちらの方は

  1. 手札からだけでなく墓地からも特殊召喚できる。
  2. 元々の攻撃力がより高い。
  3. このカード自体はスキルドレインの影響を受けない。
  4. 通常召喚もでき、このカード自身以外の効果による特殊召喚にも対応する。
  5. 機皇帝ワイゼル∞機皇帝スキエル∞と違って味方モンスターの攻撃を阻害しない。

などの利点があるためその部分で差別化したい。


アニメ『遊戯王5D's』における不動遊星vsアンドレ戦ではアンドレのカードとして変更後の裁定でまさかの再登場。

おとぼけオポッサムの自壊効果で特殊召喚され、他にも百獣王ベヒーモスナチュル・ガオドレイクのような強力な獣族モンスターを次々に並べてラッシュをかけることで遊星を苦しめた。

この時も攻撃名は「ハンマークラブ・デス」だったが、字幕では「ハンマー・クラブ・デス」や「ハンマークラブデス」になったりしていた。


関連項目

遊戯王OCG 獣族

遊戯王R マイコ・カトウ

アンドレ チームユニコーン

機皇帝

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