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概要

通常は全く役に立たない問題だらけであるにもかかわらず、本当にヤバい絶体絶命のような状況に限り真の力を発揮するという、いざという時は頼りになる男性のことである『やる時はやる男』の、いわば究極型と言える存在である。

本当に必要な時のみという限定性がギャップを際立たせている。


一例

  • 長期にわたるスランプで活躍の場を失う。
    • →味方数人で苦戦する強敵に、瀕死の状態から単騎で辛勝をもぎ取る。
  • 普段から他人を侮っては、痛い目を見る頭のいいバカ
    • →圧倒的な寡兵にも拘らず、敵の大部隊を考え得る限りの埋伏計で蹴散らし敵将を撃破。
  • 他に類を見ない腰抜けのドヘタレ。
    • →護衛対象の前で意識を失った状態から無双開始、怒らせてしまったらもう遅い。
  • 自分の利き腕すら間違える信じられないほどのおバカ。
    • →重要な時のみ理屈をすっ飛ばした勘の鋭さを発揮し、気分が上がるとどこまでも強くなる。
  • ずっと寝てばかりのおじいちゃん。
    • →実は1人だけちゃんと説明書を読んでいて、戦意を失った他の4人に発破をかける。
  • 推理すればするほど不利な証拠が出てきてドツボ化。
    • →出てきた不利な証拠が全て真実への手がかりとなって限界まで追い詰められた時必ず真相に辿り着く。
  • 普段は頓珍漢な推理を行い、高所恐怖症、酒・タバコ・ギャンブルと三拍子揃ったダメ親父感漂う人物
    • →身内の関わる事件などではゴースト推理ではなく、自力で事件を解決してしまう。
  • 普段は臆病でヘタレで泣き虫。
    • →おだてられたり、性格が変わると急に覚醒する。こうなったらもう誰にも止められない。
  • 成績が悪く、普段は冴えない。おまけに肝心の特技が現代社会では活かせず。
    • →大長編や主要回では特技を活かしたり、男気を見せて活躍。また、道具の運用にも定評があり、道具の持ち主以上に柔軟な活用をすることも。
  • 普段は戦闘では全く役に立たないトラブルメーカー。
    • →が、限界を突破すると一発逆転の切り札になる。
  • 秘書からも「ケチで、臆病で、器の小さな人間」とディスられるコミカルな上官
    • 非常時には的確に指示を飛ばし、日本政府の要求にも屈さずに部下を守る有能な上司の鑑に早変わり。
  • 格闘技世界チャンピオンでありながら、自分より強い相手にはヘタレるわ、妙な所でセコいわ、娘に戦闘力を超えられるわのダメな所が揃ったコメディリリーフ
  • 召喚する悪魔がどれも弱く、戦闘では全く役に立たない
  • 高い身体能力を持つ一方で、戦闘やサバイバル面では役に立たない
    • コミュニケーション力に関してはメンバーでも随一で、メンタルケアや諜報面で大活躍。
  • 事ある毎に寝ようとし、たとえ絶体絶命な状況であっても寝て過ごすマイペースなスローライフ主義者
    • だが、宇宙一のスーパーコンピューターを以てしても解除できない電子ロックを一瞬で解決させ、敵勢力の頭脳担当を驚愕させた。

つまり…どういうことだってばよ?

概ね彼らのいずれかを指す。


初出はどこかは定かではないが、はじめにこのあだ名をファンから送られたのは橘朔也であると思われる。一応、橘さんは学歴も経験も申し分なく、剣崎から慕われるほどの人物なのだが、序盤での精神的疲労が一部視聴者から「ヘタレ」キャラに映った事(劇中で騙された事も少なくはない)、苦戦も多い反面、強敵との戦いでは好成績を残している点などが理由である(どういうわけか、名勝負は基本フォームである事が多い強化形態ギャグ回で登場したりと扱いが微妙な事も一因か)。おまけに中の人も普段は変人だが、を守ろうとする際や演技をする際には男前な姿を見せているため、「肝心な時にしか役に立たない男」=橘という印象を強めている。


次いでこの異名を贈られたのが我妻善逸。彼はツッコミ役をこなす一方で度を越したヘタレであり、普段は頼りなさげだが、気絶あるいは睡眠に陥ったりすると俊敏な動きで敵を翻弄し、敵の強さ次第では一撃で仕留める事も珍しくなく、自分の意識内に侵入してきた相手さえ圧倒する始末。おまけにメインヒロインとゴールインするという快挙まで成し遂げており、仲間からも「眠っていた方が強い」とまで評されている。


つまり…


我妻善逸

これが

霹靂一閃

こうなるのである。


やがて「大正のギャレン」というあだ名が贈られていくうちに橘のあだ名であった「肝心な時にしか役に立たない男」というあだ名まで定着したのだろう…というかpixivでは半ば善逸専用タグとして機能しつつある(そこから遡って橘さんが「平成の善逸」などと呼ばれ出している)。



その他

これに近い性質のキャラクターは多いが、ニアミスというがニュアンスが若干ズレているものが多い。


無能扱いは主に人格面に起因する部分が大きく、能力が低かったり失敗が多くとも、人格が真っ当で本人なりに周囲の役に立とうとするタイプあればそこまで厳しく見られることはない。

しかし窮地での高い能力と人間性を兼ね備えていなければこの評価にあてはまることはなく、大河内三郎(エリートヤンキー三郎)やデンジのように、窮地で爆発的な能力を発揮し事態を打開するものの、制御が効いていない、更なる迷惑をかけることを厭わない爆弾のようなタイプもこういった見られ方をすることは少ない。


ウソップのように周囲と見比べると戦力外に見えるが常識的に考えれば十分すぎる能力を持っているケースや、ギルガメッシュのようにピーク時の能力が高すぎて平常時が霞むが改めて考えれば元から十分すぎるほど能力が高いというものもこれにはあたらない。


また、ポップ(ダイの大冒険)横島忠夫(GS美神)、広瀬康一(ジョジョ)、ブラックスター(ソウルイーター)など、序盤はピーキーな能力を持つ人物だったのが死線をくぐり抜け成長し、安定して高い能力を発揮できるようになるケースも多い。


なお、女性版のタグとして「肝心な時にしか役に立たない女」もあるが、現時点でタグとして用いられている人物はこの人この人ぐらい。


史実における類例

  • 大石内蔵助 - 平時は「昼行灯」と呼ばれる凡庸な家老だったのが、赤穂藩取りつぶしとなった直後から驚異的な事務能力やリーダーシップを発揮し、事後処理から討ち入りに至るまで成功させて見せた。
  • ウィンストン・チャーチル - 成績の極端なムラや冒険癖に移り気の激しさなど貴族の嫡男としては相当な問題児だったが、第二次世界大戦では卓越した指揮でイギリスを守り抜いた。

関連タグ

やる時はやる男

やる気スイッチ

昼行灯 窮鼠猫を噛む 一発逆転 切り札

残念なイケメン ヘタレ

世界にしか勝てない奴 - 現実世界のスポーツ界隈や競走馬にままいる、国内ではイマイチなくせに、それよりハイレベルなはずの国際大会では好成績を収める人・馬のこと。代表格は前者は読売ジャイアンツ小林誠司、後者はステイゴールド

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