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デッカー・アスミの編集履歴

2022-11-07 22:39:41 バージョン

デッカー・アスミ

でっかーあすみ

デッカー・アスミとは、円谷プロダクション製作のテレビドラマ『ウルトラマンデッカー』の登場人物。

※本記事は、現在放送中のテレビドラマ『ウルトラマンデッカー』の重大なネタバレを含むので、作品鑑賞後の閲覧をお勧めします。


概要
























プロフィール

年齢:不明(本人曰くおっさんと呼ばれるような歳ではないとのこと)
出身:未来の宇宙
家族構成:アスミ・カナタ(遠い祖先)
演:谷口賢志

主人公のアスミ・カナタウルトラDフラッシャーを与えた「謎の声」の張本人。

その正体は、数百年後の地球圏にてスフィアと戦うウルトラマンデッカーの本来の変身者(カナタから見てウルトラマンとしての先輩)。そして、名前からも分かるようにカナタの遠い子孫である。

OPクレジットでは「謎の男」(第14話)、「未来人デッカー」(第15話)と表記され、フルネームは15話終盤で自ら明かしている。


バズド星人アガムスとは顔見知りらしく、第14話で登場した際には「レリア」の名を口にして彼を止めようとしていたが、アガムスからは「貴様がァ!!……その名を呼ぶなァ!」と激怒されており、浅からぬ因縁がある模様。


人物像

Untitled

長めの金髪と不精髭、茶色のレザージャケットが特徴で、見た目の印象は中年の無頼漢といったところ。カナタからも終始「おっさん」と呼ばれている(この意趣返しも兼ねてか、彼は終盤のあるシーンまでカナタのことを「ガキ」呼ばわりしていた)。

どこか飄々とした態度を見せる人物で、登場した時には軽口を交えたりもしていたが、アガムスと上記のやり取りを交わした際にはどこか物悲しげな表情を見せたり、現在のデッカーの変身者であるカナタに対して今までの功を労う発言をしたりと、ウルトラマンに変身する人間らしく根は誠実で真面目であることが窺える。


好物は火星で売ってる宇宙煎餅とのことで、煎餅好きなのは先祖から受け継がれている。


経歴

数百年後の未来の地球は宇宙に進出を果たしていたが、それを阻むかのようにスフィアが襲来し、デッカーはユザレもう一人のウルトラマンと力を合わせてこれに立ち向かっていた。


しかし、知己であるバズド星人アガムスが故郷を滅亡へと追い込んだ遠因である地球への逆恨みから時間転移システムでスフィアを伴って過去に遡る事態となり、こちらに対処することになるが、システムはアガムスが転移時に破壊しており、修理は困難だった。

そんな中、第1話にてスフィアソルジャーに取り込まれたカナタの内から「光」をレーダーで感知することに成功し、かろうじて可能だった非生物のみの物質転送によってウルトラDフラッシャーとウルトラディメンションカードを転送して使うよう促し(このとき自分を「デッカー」と名乗った)、彼にウルトラマンの力を与えた。

それからしばらくの間は、戦いの中でカナタが求める力を理解し、対応するカードを与えてきたが、システム修復に不完全ながら成功し生物の転送が限定的に可能になったことから、自らアガムスを追って過去の地球へとやってきた。


戦闘スタイル

真デッカー

転送によって現代に現れた時点では、カナタよりも前にデッカーとして活動していたこともあってか、変身した直後には右手を前に出して挑発する相手の攻撃を見切った上できっちりと避けて反撃するなどかなり戦闘慣れしており、カナタよりも幾分か余裕を持ってテラフェイザーやスフィアザウルスを相手にしていた。その戦い振りをみたカナタも「すげぇ…」と驚嘆したほど。


他にも、ディメンションカード怪獣3体を一斉召喚してスフィアザウルスの相手を任せる、カラータイマーが鳴り始めると(両手を左右に広げてしらけた様子を見せつつも)すぐに光線を発射して決着へ踏み切ろうとするなど、判断力にも優れている。


タイプチェンジも、ミラクルタイプの瞬間移動能力を利用してテラフェイザーの背後を取る、分身してかく乱しながら相手を攻撃する、ストロングタイプの頑丈さを活かしてビームを弾き切って防御するといったように、敵の特性に対応して受動的に行っていたカナタとは異なり、その時々の局面に応じて臨機応変に使い分けている


一方で、これが原因でリュウモンには自分達の知るデッカーとは違う事を早々に見抜かれたが、「変身者」というものが存在する事自体を知らないが故に「どういうことだ?」と大いに困惑される事となった。


ちなみに、最初にミラクルタイプにチェンジした際に少し驚くような様子を見せていたことから、彼がデッカーに変身していた時はまだミラクルタイプにはチェンジできなかった可能性がある(それでも即座にタイプの特性を理解して上述のように戦っているあたり、相当な経験を積んでいることが窺える)。


作中での動向

  • 第14話

「今までよく頑張ってくれたな。……だが、ここからは俺の仕事だ。ヤツとのケリは俺がつける」


アガムスがカナタを始末しようとした際、光に包まれて地球に降着。

アガムスと何やら因縁めいたやり取りを交わすが、激怒したアガムスがテラフェイザーに搭乗したことを受けて突如ウルトラDフラッシャーを出現させる。それと同時にカナタの腰にあるカードホルダーも転送され、その中のカードを用いて変身した。

ウルトラマン…デッカー…


上記のようにこれまでの豊富な戦闘経験も生かした立ち回りでテラフェイザーとスフィアザウルスの2体を相手に奮戦するが、最後はセルジェンド光線とTRメガバスターの撃ち合いの末、生じた爆発に巻き込まれてしまい…。


  • 第15話

「大人にはな!責任ってモンがあんだよ……俺の命に代えても、この手でヤツを……」


爆発の衝撃でそのまま変身解除され、それでもアガムスを止めるために立ち向かおうとするが、身体に不調をきたして倒れこんでしまう。


その後意識を取り戻してカナタの名前を知ると、「アスミ」という名前から何かに気づいたかのようにハッとした表情を見せて笑みを浮かべていた。


そして自分がスフィアと戦っている未来から来たこと、スフィアの目的は惑星を自分の一部とすること、アサカゲの正体がアガムスであること、上述のように不完全な時空移動システムを用いてDフラッシャーをカナタの元へ送り込み、それを託したことを語る。


アガムスに対しても「地球人がバズド星人と遭遇しなかったもう一つの未来が生まれるだけだ」と説得を試みるが、それを承知の上で復讐に身を焦がす彼に思いは通じず、カナタを庇う形で銃弾をその身に受けてしまう。


その状態でなおもテラフェイザーを止めるために変身しようとするが、カナタに逆に生きるように諭された上に「 巻き込まれたからじゃない、俺は今、俺の世界を守りたいんだ!! 」という言葉を受け、「ガキが……でけぇ口叩きやがって……」と言いながらも再びDフラッシャーを手渡す。


再び変身したカナタであったが、テラフェイザーの圧倒的な戦闘力を前に苦戦を強いられ、遂にはTRメガバスターを撃ち込まれ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。

その様子を見るや、自身に残された僅かな力でインナースペースへ介入し、精神体の状態でカナタの元に駆け付けると、「 今できることを全力でやれ 」「 仲間が欲しかったら腹を割って話せ 」「 負けた理由を探すより勝てなかった自分を超える努力をしろ 」と自身の家の家訓を語り、


「負けるな!!ウルトラマンなら……立ち上がれ!!」

と喝を入れ、2人でTRメガバスターを押し返した。


そしてその直後、光り輝く盾がカナタの前に現れ、それを掴み取ったデッカーは新たなる姿に覚醒。

それを見て「それがお前だけの……この時代の地球を護る、ウルトラマンの姿か」と呟いた。


デッカーはそのダイナミックな戦いぶりでテラフェイザーとスフィアを圧倒し、遂にこれを撃破することに成功する。


そしてアガムスを退けたカナタに、まだアガムスが生きており、戦いが終わっていないことを告げるが、カナタから「 こっちの時代は俺と、俺の仲間たちで守ってみせる。だからアンタは、アンタの時代を守ってくれ 」と言われたことで、カナタにウルトラマンの力とこの時代の平和を託すことを決意。


別れの間際に、自分の本名が“デッカー・アスミ”であることを告げるとともに、


「任せたぞご先祖様! アイツを……アガムスを、救ってやってくれ。」


と言い残し、どこか物悲し気な笑顔を浮かべながら元の時代へと去っていった。



余談

デッカー14話感想


関連タグ

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