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「ウルトラマンのエネルギーは地球上では3分間しか持たない。

 エネルギーが少なくなるとカラータイマーが赤に変わる。

 そしてカラータイマーの光が消えた時、

 ウルトラマンは二度と立ち上がる力を失ってしまうのだ


(『帰ってきたウルトラマン』より)


概要

初代ウルトラマンを始め、所謂ウルトラ戦士やその他一部円谷ヒーローの取り付けられている丸いランプの名称。また、後の作品においては名称が違うが役割が類似する器官も存在しており、それらを含めた総称としても用いられる。

起源は諸説あるが、「怪獣に対して無敵すぎる設定を鑑みて『時間制限』という弱点を設けた」「経費削減の都合で特撮シーンの撮影時間に制限を設けなければならなかった」の二つが主な要因であったとされている。

ウルトラマンのぐんぐんカットにて彼のカラータイマーが着いていないのはミスではなく、設定される前に造形されたため(後に彼が客演する作品では流用を除き、カラータイマーが着いたカットになっている)。


ちなみに現場の判断で勝手に付けられたものであったため、デザイナーの成田亨氏は「胸にカラータイマーのついたウルトラマン」を酷く嫌っており、晩年になっても氏が自身の作品中でウルトラマンにカラータイマーを描く事はほぼなかった。

『エネルギー残量を表現したいなら眼の光を弱くすればいいんじゃないか』と提案したこともあったようだが、後にこれは主にウルトラマンが気絶・死亡状態に陥ったり、視界を潰されたり等で目を閉じた状態という形で使用され、エネルギー残量を明確に示すものとはならなかった(カラータイマーの方が、警報と点滅音の表現によって戦闘中の緊張感等を視聴者側にわかりやすく伝えられるからが理由……かもしれない)。また、『ウルトラマン』が本放送された当時(1966年)の日本におけるテレビ白黒テレビが主流で、カラーテレビの普及が進んでいない地域もあった。

なお、成田氏が嫌っていたのは「カラータイマーという人工的な機械が胸にデカデカとくっついている違和感」と、「宇宙の人間である宇宙人にロボットのようなピコピコいうモノが付いている不自然さ」であり、ウルトラセブンをデザインした際にはカラータイマーの代わりに額に小さな発光器官(ビームランプ)を組み込むことで、できる限り人工的な機械がくっついている感じにならないように配慮したとも言われている。

しかし成田氏の思いとは裏腹に、「胸にデカデカとくっついたカラータイマー」の存在は今日までお約束として定着することとなった(赤と銀のボディに青いカラータイマーがアクセントになっているからであろうか)。



外観と機能

リベットが付いているなどバリエーションは数多く存在するが、概ね胸に取り付けられた丸いランプ状の機械としてデザインされている。作品によっては「ライフゲージ」、「バトルリミッター」、「エナジーコア」、「パワータイマー」等別の名称で呼ばれている物もあるが、機能的にはさほど差はなく「活動限界を知らせるもの」である。


通常は青色に光っているが、ウルトラマンのエネルギーが少なくなると音を鳴らしながら赤に点滅し始める。さらに減ると点滅の速度が早くなり(稀に遅くなるパターンもある)、最終的に光が消えてしまう。

当然ながら対峙している敵にも見えるし聞こえるため、「敵に弱点を知らせているようなものでは?」と心配する声もあるかもしれないが、これについて『空想科学読本』では、「ほとんどの敵は初見でウルトラマンと戦う以上、カラータイマーが点滅し始めると本気を出し始める様は敵にとっても危険信号」という趣旨の結論に至っている。


ウルトラマンパワードのカラータイマーの周りには「みなぎりメーター」というランプ状のメーターが計8個付いており、エネルギーが充填されると緑色に発光し、活動限界、または著しく体力を消耗すると発光が衰退し、カラータイマーと一緒に点滅を開始する。


自分のカラータイマーから他の戦士にエネルギーを分け与えたり、敵が吸い取る事も可能なようである。さらに一部のウルトラ戦士はここから必殺光線を放つ事もある(タイマーショットなど)。


M78星雲のウルトラマン達のカラータイマーは生物として元々存在する器官ではなく、宇宙警備隊等の広範囲の宇宙で活動が予定される隊員に、未知の星での活動の際のエネルギー配分の目安とする為に、外科手術によって移植される装置であるらしい。

なのでウルトラの星近辺で活動する者や一般人には移植されていないが、本来非戦闘員のウルトラマンヒカリなどでも、星外に赴く場合は施術が必須であるようだ。


ただし、この設定が確立したのは『ウルトラ銀河伝説』からであり、それより前に登場した幼少期のタロウウルトラマンボーイ職業を持たない子供であるにもかかわらずカラータイマーがあるという矛盾が生じてしまっている。

また地球で生まれ育った(=光の国で外科手術を受けなかったと推測される)ジード初変身時には既にカラータイマーを備えていた事を不審がる声もあったが、後にその非常に特殊な出自が判明したため、初変身時から備えていてもおかしくはない。


他のシリーズのウルトラマンの場合は、もともと器官として持っているものがほとんどで、概ね「活動時間の制限」か「エネルギーの著しい減少」を知らせる器官のようである。


また、U40のウルトラ戦士のカラータイマーは「スターシンボル」と呼ばれる選ばれし勇者にしか与えられないものとなっており、装着する事で惑星間のテレポートが可能になる(勘違いされやすいが、巨大化はビームフラッシャーを持つ者が行えるものでスターシンボルの有無は関係ない。ただ、アミアは一度だけ無断でスターシンボルを持ち出し巨大化しているため、素質がない者でも巨大化できるようにはなれるものなのかもしれない)。


制限時間

ウルトラマンの活動時間=3分というイメージがあるが、これは地球の環境ではディファレーター光線によるエネルギー回復がほとんどできず、ウルトラマンのエネルギー消費が激しくなる為であり、宇宙空間など環境が変わればその限りでは無い。

また、消耗の激しい異空間や、元より疲労している状態で変身した場合は、あっという間に赤になる(変身を完了した時点で既に点滅していたというケースも散見される)。ただしカラータイマーが点滅していないからと言って消耗していないという訳ではなく、戦いでグロッキー状態になってもカラータイマーは青のままというケースも見られる。


実際、ウルトラマンはベムラーとの初の地球上での戦闘で、あまりの制限時間の短さに驚いているほか、ウルトラマンゼロがM78ワールドと太陽光線の組成が違うアナザースペースで初めて戦闘した際もエネルギー消耗の激しさに驚いている。

ゼロに関しては、『ジード』に客演した際には過去のベリアルとの戦いの影響で体調が万全ではなく、エネルギーを賄っていたウルティメイトブレスレットも破損しており、その結果、2分間というかなり短い時間での戦いを余儀なくされることとなった。

さらに、ウルトラマングレートは活動時間について地球独特の環境・大気の構成や汚染などの要因が大きいと説明されている。


獅子座L77星出身のウルトラマンレオは、M78星雲のウルトラマン達よりも更に短い2分40秒が活動限界とされている。明言はされていないが弟のアストラもおそらく同様であると思われる。


ちなみに3分間という設定は『帰ってきたウルトラマン』以降での設定であり、当初は制限時間は設定されていなかった(撮影の都合上おおよそ3分程度とは決まっていたが、劇中ではあと20秒というセリフくらいしか時間制限への言及がなかった)。

なので作劇の都合上3分と経たずに赤くなったり、3分経っても青のままということがままある。

どの作品も主役ウルトラマンの活動時間は3分程度だが、主にM78系列作品で稀に登場する、主役ウルトラマンの何倍も強い助っ人ウルトラマンに関してはこの限りではない。

ウルトラの父がその代表的な例で、『ウルトラマンA』客演時は1人分の残りわずかなエネルギーでウルトラ5兄弟を不完全ながらも復活させるに至っており、『ウルトラマンジード』客演時は20時間以上バリアを展開しながらベリアルと戦い、疲れ気味ではあったがカラータイマーは赤にならなかった。

また、ゲームでは3分間の時間制限がシステム上再現しにいくい事もあってか、ほぼ「HPが残り少なくなると点滅する」という演出が取られている(ターン制のゲームで律儀に3ターンしか活躍できなかったり、格闘ゲームで通常の制限時間がそのままカラータイマーの制限時間に合わせられたりしている事はある)。


ガイアアグルは元々地球が生み出した存在であるため、地球で戦う上で活動限界時間は存在しない。そのため名称も時間を意味する言葉とは切り離された「ライフゲージ」となっており、これの点滅も単純に戦闘ダメージの蓄積による体力の限界を警告するものとなっている。


コスモスはモードにより時間制限が異なり、ルナモードでは3分、コロナモードでは2分、エクリプスモードでは1分となっている。なお、おもちゃとして発売された際にバトルリミッターという名称が付けられていたが本編で言及されることはなかった。


ウルトラマンノアおよびその不完全形態であるザ・ネクストネクサスには、カラータイマーに相当する器官として常時赤いY字状の器官「エナジーコア」が存在するが、こちらの点滅は活動限界ではなく、デュナミスト(融合している変身者)に命の危機が迫っていることを警告するものになっている。

また、ネクサスはジュネッス形態になると、もう一つのカラータイマー「コアゲージ」がエナジーコアの中心部に出現する。こちらはよりシビアな設定になっており、メタフィールドをウルトラマンの身体そのものから作り出すために変身時間の限界を超えてしまうと一体化しているデュナミストが死亡してしまう(メタフィールドを形成しなければアンファンスの時同様に時間制限を気にせず戦うことができる)。なおジュネッスブルー変身者の弱体化が影響していたのかメタフィールドを発生できなかった市街地戦でカラータイマーが点滅する描写があった。


ギンガスパーク、ギンガライトスパーク及びビクトリーランサーでウルトラ戦士にライブした場合、怪獣と違って3分間の時間制限がつく。二人いればタイマーが赤になる前に交代することで(変身者への負担がかなりかかるというデメリットはあるものの)疑似的に活動時間を維持できるが、そうでない場合時間が経ってしまうと、宇宙空間だろうが落下中の空中だろうが問答無用でライブは解除されてしまう。ただ、『ギンガS』や『ウルトラファイトビクトリー』での描写を参考にすればライブ中にエネルギーを補給できればライブしている時間を負担なしで延長できるようだ。


ウルトラマンエックスのカラータイマーが知らせるのは厳密には活動限界時間ではなく、大地とエックスがユナイトできる限界時間である(劇中ではユナイトが解除されると活動不可能になるため、事実上の活動限界時間であるが)。なお、後にエックスは自身の肉体を取り戻しているが、活動限界時間があるのかは今のところ不明である。

また、エックスのカラータイマーは赤と青の他にザナディウム光線を放つ際に黄色く点灯するという他のウルトラマンには無い特徴を持っている。


ウルトラマンオーブではフュージョンアップの制限時間が3分間とされているが、本来の姿であるオーブオリジンを封印している間は事実上の活動限界時間を意味していた。活動限界が迫るとカラータイマーが点滅するのは他のウルトラ戦士と同じだが、力を借りているウルトラ戦士の姿をしたオーラが苦しそうにうめきながら体からはみ出しそうになるという演出が撮られる。ただし、この演出が取られたのはスペシウムゼペリオンハリケーンスラッシュのみであり、他のフュージョンアップ形態ではこのような演出は見られなかった。


ウルトラマンジードの場合、活動限界時間が3分間である点は他のウルトラ戦士と同様だが、レムの発言によると、一度変身が解除されると、再度変身するまで20時間のインターバルを置かなければならないらしい(怪獣カプセル側の描写を参考にすれば、カプセルの連続使用が難しいためのようだが、第1話目での伏井出ケイの『冷却完了』という言動から察して、カプセル再使用までの必要冷却時間と推測される)。再変身が可能になる時間についての明確な描写がなされたのはこれが初である。

ただし、後に変身が可能となったウルティメイトファイナルはこれらの活動制限およびインターバルがなくなっている。


ウルトラマンゼットは他のウルトラマンと同様、活動限界時間は3分間と考えられる(実際、第7話ではジードとほぼ同じタイミングでカラータイマーが点滅を始めていた)。ただし、等身大に変身した際には普段よりもエネルギーの消耗が激しくなる上ハルキへの負担も大きいため、50秒しか変身を維持できないという。


なおシン・ウルトラマンにおけるウルトラマンは成田氏が描いた元来のデザインに合わせたためカラータイマーが存在しないものの、人間との融合の影響で活動エネルギーの消耗が激しいという理由で時間制限は存在する。

(逆にいえば人間と融合さえしていなければ時間無制限ということでもある。これは『人間と一体化及び擬態することでエネルギーの消耗を押さえる』設定である他のシリーズとは逆を示す。)

それに伴い、体力の消耗に合わせて『体のラインが赤から彩度を抑えた緑に変化する』形でエネルギー残量を示している。


時間切れになると…

エネルギーを使い果たした場合は以下のパターンに陥る事が多い。

ただ、エネルギー切れ=死という訳ではなく(そもそも上述したように「二度と立ち上がる力を失ってしまう」だけで、一部例外を除き「死ぬ」とは一言も言われていないが、メビウスの序盤等では地球人側から見て死亡したと捉えられていた)、エネルギー切れで一時的に活動不能or変身不能の状態に陥っても、何らかの形でエネルギーを得て復活し、敵に勝利するという展開がお約束となっている(このため、捻くれた見方をすればエネルギー切れによる一時的な敗北=敵の敗北フラグとみることもできなくはない)。人間に戻った場合も体力こそ相応に消耗しているが、時間を置くなりして再変身する事が多い。

破損&奪われた場合

カラータイマーは心臓に直結しており、ウルトラ戦士にとって最大の急所でもある。タイマーをひどく破損すると、エネルギー制御に支障をきたし最悪の場合は死に至る

センシティブな作品

死ななくともカラータイマーを抜かれるとペラペラにしぼむドロボンにカラータイマーを奪われペラペラになったウルトラマンジャックの絵面は、よくテレビで紹介される珍事件である。タイマーその物にもエネルギーが幾らか蓄えられているらしく、ジャックのカラータイマーを装着したドロボンは大幅にパワーアップしたが、調子に乗りすぎてあっという間にエネルギーを使い果たした。接続が不完全だった可能性もある。

帰ってきたウルトラマン(カラータイマー無しver.)

エネルギーを分け与えるために自主的にタイマーを引き抜いたウルトラの父はしぼまなかった。理由は不明だが、正規の手順を踏んで「取り外す」のと、無理矢理「引っこ抜く」のとでは、違って当然だろう。

変身した当事者の感覚

なお点滅中、変身者の肉体に何らかの影響が出るかどうかについては長い間直接の描写がなかったが、『ウルトラマンR/B』では湊カツミ湊イサミがカラータイマーの点滅と同時に「急に胸がドキドキしてきた」と違和感を訴えるシーンがあることから、やはり何かしらの影響はあるようだ(上記のように、エネルギー切れにより変身が解除された後には、変身者も相応に体力を消耗しているケースが多いため、強ち不自然な話ではない)。

ウルトラマンタイガでは、第4話のデアボリック戦で工藤ヒロユキウルトラマンフーマギンガレッドを使えと指示を受けた際少し苦しそうにしながらタイガスパークの操作をしている。(ヒロユキの場合、3人のウルトラマンと一体化しているのも関係していると思われる。)

ウルトラマントリガー』では変身者同士の体験談として、ナツカワ・ハルキマナカ・ケンゴが「こう胸が…グッ…グッと締め付けられるあの感じ」ということを話している。

その他の機能

ウルトラマンタイガでは赤くなったまま点滅しないカラータイマーというこれまでにない「闇に堕ちた」表現がなされた。


音に関して

カラータイマーの音は「ピコンピコン」と表現される事が多いが、「ピコリンピコリン」と鳴るオーブのように鳴り方が違うものもあり、掛け声ほどではないがバリエーションがある。

中にはカラータイマーの音を流用しているもの(特に平成ウルトラマンゼアスから一部エフェクトを抜いたものを基礎としている者が多くいる)やカラータイマーとは思えない点滅音を採用している戦士もいる。


音声が特殊なカラータイマー

ヒーロー名称
ウルトラマンタロウカラータイマー緊急車両のサイレンに近い
ウルトラマングレート(原語版)カラータイマーブザーに近い
ウルトラマン・ザ・ネクスト/ウルトラマンネクサスエナジーコア心臓の鼓動に近い
ネクサス(ジュネッス)エナジーコア/コアゲージ平成ウルトラマン風のタイマー音に加え、心臓の鼓動に近い効果音が鳴る
ウルトラマンリブットシグナルタイマーGUTSハイパーキーに収録された音声は、「Caution」と連呼しているようなもの

流用された音声

最初に音声を使ったヒーロー流用されたヒーロー備考
マングレート(日本語版)
ジャックウルトラマンパワード
ゼアスガイア/コスモス(初期)ゼアスの「ピッ!ピッ!」という固有音声を取り払ったものがティガやマックスに流用されており、それの高さやテンポを変えたバージョンがガイアとコスモスに使用されている
ウルトラマンネオスコスモス(初期)
ティガコスモス/マックス

※なお、配信版の『大いなる陰謀』ではマックスのカラータイマー音がウルトラマンブルに近いものになっていたが、DC版およびソフト収録版の配信用編集版ではオリジナルのものに戻されている。


商品化について

ウルトラマンを象徴するアイテムだが、いかんせん制限時間を知らせる機能しかないので意外にもなりきりアイテムとして商品化された例はあまり多くない。

しかしウルトラマンの象徴的な部位であるためカラータイマーをモチーフにしたアクセサリー類やその機能を活かして本物のタイマーが商品化したり2018年に音声と発光が両方楽しめるガシャポンで商品化したりとなりきりアイテム以外での商品展開が見られる。


ゲームでのカラータイマー

『ウルトラマンファイティングエボリューション』シリーズでは文字通り、バトルの残り時間を示すタイマーの役割を果たしており、残り時間30秒以下になると点滅を始めるシステムとなっている。


PS版『ウルトラマン』では原作と同じ役割で登場。アイコンとしてのカラータイマーが画面に表示されており、これが点滅し終わる前に怪獣を倒す事がクリア条件となっている。


ロストヒーローズ』ではウルトラマン専用システムとして登場し、仕様は次の通り。

  • 3ターンの間はステータスが正常であるが、次の3ターンはカラータイマーが点滅し、クリティカル率が上がる反面、スキルや通常攻撃の火力と防御力が著しく低下。再び3ターン経過で元に戻る。
  • カラータイマーはアイコンとして画面に表示されており、バトル中に自分が倒される事が確定すると黒くなる。
  • 先制技を除いて、行動順が最後になってしまう(該当メンバーをあえて回復に回すのも手)。
  • 『ロストヒーローズ2』のシステム「フォース」のうち、ウルトラスパークを装備していれば、タイマーが青いターンが1ターン伸び、ウルトラコンバーターを装備していれば、カラータイマーの回復が1ターン早まる。

余談

初期設定では信号機のように「青から黄色に代わり、赤になる」という設定だった(円谷英二監修、秋田書店刊『写真で見るシリーズ 怪獣画報』など)。しかし当時はカラーテレビがあまり普及しておらず視聴者に分かりにくいという事から没になった(代わりに白黒テレビでも分かりやすいよう点滅する描写になった)。この設定が取り入れられているのはウルトラマンジョーニアスが唯一である(必殺技発動時に黄色く光るウルトラマンはいるが)。また流星人間ゾーンでも似たような設定がある。


カラータイマーはウルトラマン固有のものと思われがちだが、ネオフロンティアスペースの怪獣であるガーディーのようにカラータイマーを持っている怪獣も僅かながら存在する。

また、ウルトラマンシリーズ以外にもミラーマンや『ジャンボーグA』のエメラルド星人などカラータイマーやそれに類する物がついた宇宙人も多い。特にミラーマンのものはによって体内に仕掛けられた時限爆弾が爆発寸前になったのを警告する=制限に達したら問答無用で爆死という、ウルトラマンよりかなりエグい経緯で装着されたものである。


特撮以外でもカラータイマーに類する物は見られる。例えば『ドキドキ!プリキュア』に登場するキュアエースは変身時間が5分という制限があり、変身時間が残り少なくなると胸のハート型の飾りが点滅する。

他にも『クレヨンしんちゃん』や『かいけつゾロリ』などでもパロディされている。


ポケットモンスター』シリーズにおいて、極端にHPが減るとゲージが赤くなり、ピコンピコンと言う効果音が鳴るが、これも恐らくカラータイマーがオマージュ元なのだろう(そもそも、ポケモン自体がウルトラシリーズから着想を得たコンテンツである)。『ポケモンBW』ではBGMそのものが変化するようになった(前述のピコンピコンという効果音がベース)が、『勝利は目の前!』等人気の高い曲を上書きしてしまう等の理由で一部のユーザーから不満の声があったからか、『ポケモンXY』以降は数回鳴るのみとなった。また、ヒトデマンスターミーの胴体中央部分には、コアと呼ばれるカラータイマーらしきものが確認できる(アニメで実際に瀕死時に点滅及び音を発したことがある)。

なお、アニメ『ポケットモンスター(2023年版)』ではイルカマンの胸のマークの点滅音がウルトラマンティガの物となっていた。


カプコンのPPG『ロックマンエグゼ』や『流星のロックマン』においても、HPがギリギリになると点滅音が鳴る。


『ウルトラマンR/B』第18話では、テレビ局の壁に貼られていた番組名にカラータイマー3分クッキングというものが出てくる。


実は『開運!なんでも鑑定団』に出品された事がある。放映日は2012年2月21日。出品者は古谷敏氏。鑑定額は100万円。

「え……?」と思う人もいるだろうが、これはアート業界のブランドオークション(サザビーズとかフィリップスとか)への出品を前提とした初期値である。つまり実際の鑑定額は青天井(=鑑定不可能)。

ちなみに一緒に出されたCタイプマスクの鑑定額は150万円。こちらもやっぱりオークション初期値。


関連動画


関連項目

デルタスター:『ウルトラマン超闘士激伝』に登場するカラータイマーの超強化バージョン。

エヴァンゲリオン:作品自体にウルトラシリーズのオマージュが数多く存在することで知られているが、「活動限界」の設定も「ウルトラマンが地球上で3分しか戦えない」という設定に着想を得たものである。

カップラーメン:「3分」というキーワードからしばしば引き合いに出されるほか、円谷プロ公認のカラータイマー型ラーメンタイマーが発売されている。また、過去に明星チャルメラのCMで「地球では3分しか時間のない彼であった」というのもある。


スヒューム:連戦とはいえ、エネルギー回復したカラータイマーが再点滅した珍しい例。普通、エネルギー回復を果たしたウルトラマンのカラータイマーが再び点滅する事は滅多にない。

カラータイマー破壊/カラータイマー責め/カラータイマー消灯

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