2010年10月19日からフジテレビ系列で放送中のコントバラエティ番組。
「めちゃイケ」「はねるのトびら」とは兄弟番組の関係にあり、3番組の中では最後発に当たる。
この番組が始まる前年に、オレンジサンセットを初めとする新人コンビを中心に据えた「ふくらむスクラム!!」→「1ばんスクラム!!」が深夜枠で放送されていた。「お笑い8年周期説」に則って「めちゃイケ」メンバーの約16年後輩、「はねトび」メンバーの約8年後輩に当たる芸人たちを起用したこの番組を「第3のめちゃイケ(第2のはねトび)」に仕立て上げていく予定であったが、視聴率低迷のためわずか1年で消滅してしまった。
そこで、新人起用を諦め、前身番組「フジ算」を経て「はねトび」世代に近くて下積みの長い、中堅に近い実力派若手芸人を中心に選出し、再び「第3のめちゃイケ」を目指すべく仕切り直して立ち上げられたのが本番組である。
最初は関東ローカルで深夜枠(毎週火曜 24:45 - 25:10)で放送されていたが(1stシーズン)、ライブイベントの盛況を受け夜11時台への昇格が決定、2011年4月16日より毎週土曜 23:10 - 23:55で放送されている(2ndシーズン)。
実は2ndシーズンへの昇格直後、5~6%台という低視聴率連発に喘いでかなりヤバかったらしい。しかし8月頃から調子が上向き、平均10%近い高視聴率番組となった。
2012年4月からは水曜夜10時枠へ移動となり、深夜枠から、ゴールデンタイムとほぼ同格のプライムタイム枠に昇格することが決定した。
ピカリ隊
この番組におけるレギュラー的存在。
しかし正式なレギュラーではないため、番組の節目で充電中扱い(詳細後述)になることがある。
1stシーズンのピカリ隊
- 綾部祐二:ピカリ隊の最年長で中心的存在。トークでは仕切り役。胸毛が濃い。一見常識人っぽく見えるが、頭が悪く熟女好き。
- 又吉直樹:キモカワイイ担当。コントでは化物と女子役が多い。暗い人物だが小学生時代は明るかった。読書家で有名。あだ名はまったん、またきち。
- 西森洋一:関西人担当。鉄工所出身なおっさんっぽい人だが綾部より年下。
- 大林健二:ニカク師匠。短足。ばーやん。
- 岩井勇気:おかっぱのアニヲタ。好きなキャラクターはらき☆すたの泉こなたらしい。…あれ、確かこのキャラの声を当てている↓声優って言えば…? 昔陸上部だったが体は硬い。相方には強いが基本的に弱い。ピアノやビリヤードやボイスパーカッションなど地味に特技が多い。2012年正月SPの罰ゲームで坊主になる。
- 澤部佑:坊主の豚。童貞の星。いじられ役とリアクションに定評があるが、この番組ではやや不完全燃焼
おかもとまり:この番組の華その1。お笑い女子アイドル芸人でものまねが得意だがこの番組ではあまり活きてないかも
大島麻衣:この番組の華その2。元AKB48。正統派美人どころで人気コントの影の功労者。歯ぐき。
平野綾:この番組の目玉。コントもできる声優担当でピカッターの中の人。みんな大好きあーや。
充電
ピカルの定理が土曜23時台に進出する際、1stシーズン最後の放送で2ndシーズンには出演できない者、充電組が発表された。
これは、ピカル隊が正式なレギュラーではないことに起因し、番組のリニューアルのために決定された制度である。
1stシーズン最終回でくじ引きにより決定された充電組は以下の三人である。
- 大林健二(モンスターエンジン)
- おかもとまり
- 平野綾
なお、充電が決定した際に番組スタッフのかがりプロデューサーは「綾ちゃんは比較的早く充電解除されるかも」と語っていた。が、現在もまだ解除されていない(それどころか、かがりPはその後「ピカルの定理」の担当を離れて「めちゃイケ」の新プロデューサーに就任。平野綾も事務所を移籍したため、充電完了の時期に関してますます不透明さが増す状態となってしまっている。)。
そして,2011年5月28日の放送で大林の充電完了が発表された。
2ndシーズン
充電組の分、以下のメンバーがピカル隊に補充された。
2ndシーズンでは西森のOPでの表記が「モンスターエンジン(西森洋一)」になっていたが、大林の充電完了にともない晴れて「モンスターエンジン(大林健二,西森洋一)」となった。
ピカル隊以外にもトミドコロ、キングオブコメディー、オリエンタルラジオのあっちゃんなどがコントに出ていた。
3rdシーズン
大島,夏菜の両者が「もう十分ピカった」ということで,充電ではなく卒業という形で番組を離れた。
そして、新レギュラーとして、以下のメンバーが追加された。
- ノブ:関西では岡山弁の的確なツッコミと仕切りに定評があり,「シンプルに〇〇!」「癖がすごい!」といったフレーズが人気
- 大悟:関西ではワイルドな外見も相まってフリーダムなイメージであるが、東京ではアガリ症な一面を見せてる岡山人。緊張が心配。
番組内コント
番組内のコントの中でPixivで人気のあるものをいくつかあげる。
ビバリとルイ:業界初BLコント。会社の上司と部下であるビバリ(B 演:吉村)とルイ(L 演:綾部)がオフィスラブを繰り広げるがOL(演:大島)とかビバリの元彼・レオン(演:オリラジのあっちゃん)とかが絡んでくる。2ndシーズンからは新入社員として夏菜が加わった。
オレンジの衝撃:オレンジ色のキュートな乙女・又恵(演:又吉)が綾部に片思いする物語。又恵は綾部に拒絶されると涙と共に様々な超常現象を起こす。
体育館裏困り隊:MAI(演:大島)とAYA(演:平野)とMATA(演:又吉)によるアイドルコント。マネージャーは綾部、狐目のプロデューサーは岩井。困ったなぁ~
とんこつくん:『渡る世間は鬼ばかり』の主題歌に乗せてお送りする、イベリコ豚な小学生とんこつくん(演:澤部)とその母親(演:又吉)と、ラーメン屋のオヤジ(演:西森)やバイヤー(演:徳井)との命をかけたドラマ。渡辺直美はこのコントのヒロイン・ラードさんとして登場する。
テブラーシカ:乳首を見られたら失神しちゃう不思議な生き物テブラーシカ。
赤いリボンでやんちゃなヨッピー(演:吉村)、緑のリボンでひねくれ者のニッピー(演:西森)、黄色いリボンでおっちょこちょいのサッピー(演:澤部)、青いリボンで寂しがり屋のマッピー(演:又吉)は手ぶらで乳首を隠しながらも今日も元気です。
やばまんJAPAN:元やばまんJAPANであった過去を捨て静かに暮らすことを望む一人の女性(演:渡辺)。しかしどこに逃げても(たとえ日本国外でも)ギロッポンからかつての仲間たち(演:綾部,西森)が追いかけて来る。
Fetish(フェティッシュ):この世の愛おしいものたちを愛でつつ静かに暮らす男(演:又吉)の物語。
白鳥美麗物語:2ndシーズンから登場。高校を舞台に、学園のアイドル白鳥美麗(演:渡辺)を鮎川(演:綾部)と榊(演:吉村)が取り合う学園ドラマ風コント。白鳥の友達(演:大島)や美人の女性ゲストに対し2人は
毎回「ブス」とけなしている。BGMはいきものがかりの「じょいふる」や「ありがとう」など。
メンズナックルに憧れて:初期はメンズナックルに載るような伊達ワル系に憧れる青年又男(演:又吉)と、その彼女(演:渡辺)が周囲の人間を独特のノリで困惑させていくコントであったが、2ndシーズン後期から又男の幼なじみであるガチの伊達ワル系男子のトク(演:徳井)とバヤシ(演:大林)が絡んでくるコントになった。
定番の流れは、
又男にトクがなんらかの原因でバヤシと喧嘩してると絡む→又男がバヤシの悪口を言い出す→バヤシが登場してもバヤシをからかい続ける又男→バヤシ、トクに謝る→気まずくなった又男が逃げる
である。
ピカッター:ピカリ隊が声優平野綾に言ってもらいたい一言を呟かせるコーナー。あーやファンにはたまらない&これをみるとあーやファンになるかも???
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