ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

モゲドンの編集履歴

2023-02-04 15:24:33 バージョン

モゲドン

もげどん

モゲドンとは『ウルトラマンダイナ』に登場する怪獣。なお、ここでは同話に登場するチャダビン星人についても解説する。

データ

登場作品『ウルトラマンダイナ

第48話「ンダモシテX」登場


別名:地底怪獣
身長:55メートル
体重:5万トン
出身地:多摩丘陵の地底

概要

 多摩丘陵の地下に生息していた、大人しい性格の地底怪獣

 頭頂部から首の両脇辺りに大きな目があるように見えるがそれはデコイで、本当の目は頭部にある小さな赤い部分である。


 ある日、ふとした事からチャダビン星人が持ち込んだ惑星破壊爆弾『ンダモシテX』を誤って飲み込んでしまい、それが喉に詰まって取れなくなった為に興奮し、彼が務める花火工場の倉庫付近に現れて暴れ出してしまった(前にもこんなヤツがいたような…)。


 地中に素早く複数の穴を掘り、モグラ叩きのモグラの如く素早く移動するのが得意で、猫だましの様なフェイントに弱い。鳴き声が豚っぽいが、実際に嗅覚が発達しており、ジャンプ力も高い。


 その暴走っぷりは凄まじく、ガッツイーグルの放った電磁ネットを難なく振り払ってしまった程のものであったが、ダイナと戦っている間に、『ンダモシテX』をハヤテ隊長とチャダビン星人に無事に取り除いてもらい、星人から事情を聴いたダイナによって猫だましで怯んだ隙に宇宙へと連れていかれ、新天地へと旅立っていった。


ウルトラ怪獣擬人化計画

センシティブな作品

 『ウルトラマンダイナ』のBlu-rayコンプリートボックスの発売と連動した企画として、ガラオンと共に発表された。デザイン担当は、漫画版の執筆も担当している爆天童氏。


 見た目は、モゲドンの被り物をしているお姉さんと言ったところ。

 大人しい怪獣だった為なのか、それほど攻撃的な印象を与えないデザインになっている。


アニメ版

 本編には未登場だが、前日単である小説『始まりの物語』では、モゲドンのカイジュウソウルを受け継いだ少女:下舘マドカとして登場する。

 GIRLSの隊員の1人で、自慢の掘削能力を用いて豪雨災害に見舞われていた地域で救助活動を行っていたが、悪化し続ける天候には敵わず、遂には自らも孤立・遭難してしまう(その後詳細な描写はなかったが、救援に駆け付けた別動隊により、被災者と共に辛くも救助されたらしい事が語られている)。


 劇場版ではノイズラーザンドリアスのバンド活動にモゲドンの怪獣娘が参加している様子が確認できる(小説版に登場した下舘マドカかは不明)。ちなみに、ポジションはドラム

 ちなみに、モゲドンが選ばれたのはキャラクターデザインを手がけた「こまごま」氏の好みによるもの。但し、同氏は「ベースを弾いているメカギラスを『80』つながりで出したので、ドラムをホーにして『80』の怪獣で統一したかった」とも述べている(作業中はまだホーが擬人化されるとは知らなかったらしい)。


 もしもホーの発表がもう少し早ければ、モゲドンの映画出演は無かったかもしれない。

 若しくは、今後続編が制作された際には、ドラムのポジションにホーが就いており、モゲドンは居なくなっていると言う事も考えられる。


チャダビン星人

変心宇宙人 チャダビン星人

データ

登場作品『ウルトラマンダイナ

第48話『ンダモシテX』登場


別名:変心宇宙人
身長:180センチメートル
体重:100キログラム
出身地:チャダビン星
CV(星人時代)遠藤守哉
演(人間体、ムサシ・ホウサク)赤井英和

概要

 多数存在する侵略を企てる宇宙人の中でも、惑星を爆弾を使って跡形も無く破壊し回っている事から「銀河系で3本の指に入る程の凶悪な宇宙人」としてその名を轟かせた宇宙人……なのだが、地球に侵入してきたチャダビン星人は、ドジでおっちょこちょいで尚且つ人が良過ぎるくらいのお人好しである為、とてもそうは見えない。

 結論を言うととっても良い人


 それもそのはず、地球へとやって来た人物は、そのお人好しの性格を上層部のお偉いさん方に利用され、惑星破壊兵器『ンダモシテX』の実験を生命が存在しないと聞かされた地球で行なおうとしただけの、上層部連中に騙されてやってきた人物であった……(しかも、彼は自分達の事を「ただの実験好き」と信じ切っていた模様……)。


 透視能力の他、他の知的生命体へと変身する能力を持っており、また、彼の搭乗する宇宙船には機密保持機能が備わっており、チャダビン星人以外の知的生命体が触れると自爆する。


 実験を行おうとした際、偶然居合わせた居ない筈(と思い込んでいた)地球人の男性の花火工場職員「ムサシ・ホウサク」と出会ってしまい、その時、上記の宇宙船の機能で彼を死なせてしまった自責の念に駆られ、罪滅ぼしとして彼に成り変わり、彼の家族と共に地球で生活をしていた。


 しかし、『ンダモシテX』を飲み込んでしまった怪獣モゲドンが出現した為、死なせてしまった地球人(ムサシ)と長年共に暮らす内に愛してしまった家族の為に、彼らを長い間追い続けていたハヤテ隊長と共にそれの除去に挑む(「そんな物騒なものを何故そのままにしていたのか?」と言うと、彼の性格上、うっかり処分するのを忘れていたものと推測される)。


 事前に上層部から『ンダモシテX』の解除方法を教えられていたが、ハヤテ隊長に「上層部に捨て駒にされているのではないか」と指摘された事から(まさかとは思いつつも)、今までの状況証拠から心変わりし、教わっていたのとは別の解除方法を試し見事に成功!!


 その後、ダイナにモゲドンが本来は大人しい怪獣で、暴れていたのも『ンダモシテX』が喉に詰まって興奮していただけだと伝え、怪獣の命までをも救った(本当に良い人、いや宇宙人だ)。


 ちなみに、これらの行動により、勤めている花火会社の倉庫を守ったとして、スミダガワ会社社長直々に三階級特進を言い渡された彼は、部長へと出世したのだった。


 そして、事件解決後も地球人ムサシ・ホウサクとして家族や工場の人達と共に、元気いっぱいな幸せな日々を送っている模様。


 尚、太陽系には彼以外に同僚が2名やって来ていたが、ハヤテ隊長により射殺されている。


 また、本人は気づいてはいないが、ムサシの妻『ヒサコ』は彼の正体に薄々と感づいているようだ。


余談

 デザインはコミカルさの中に不気味さを加えている。


 京本政樹による原案では『赤井英和が演じる月面基地の隊長と京本が演じるハヤテが、2人で協力して宇宙人と戦う』と言う内容であり、これを元にプロットも決定していた。しかし赤井の役が立っていないとの意見もあり、脚本を担当した右田昌万はシナリオ提出の段階で内容を変更した。


 モゲドンの準備稿での名称は「モグレガー」


 チャダビン星人を演じた赤井秀和氏は、後に映画『ウルトラマンコスモスTHE_FIRST_CONTACT』で春野ムサシの義理の父親・春野勇次郎を演じている。また、声を演じた遠藤守哉は『コスモス』のギギの声を演じている。


 当初は「ダイナに倒されて大爆発を起こし、破片が花火工場の屋根に落ちる」と言う展開だったが、「地中を掘るのが好きな怪獣なのだから、『いつまでも掘り続けて良い星』にダイナが連れて行ったことにするのはどうか」と言う武上純希のアイデアにより完成作品の展開になった。


関連タグ

ウルトラマンダイナ ウルトラ怪獣

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました