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怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜

かいじゅうがーるずうるとらかいじゅうぎじんかけいかく

「ウルトラ怪獣擬人化計画」のアニメ作品。2016年秋にdアニメストアより配信。連動して展開される小説版についてもここで記述。
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概要

2016年3月26日に、Anime Japan 2016の会場内で発表された、「ウルトラ怪獣擬人化計画」のアニメ作品。全12話。
同年9月27日12月13日までdアニメストアおよびAniChanのYouTube公式チャンネルで配信。dアニメストアでは毎週火曜日正午から金曜日の正午までの4日間、AniChanでは水曜日から3日間にわたってそれぞれ配信された。
2017年1月10日からはAT-Xにて放送されることが決定。遂に地上波放送への進出を果たした
また、第1話のみYouTubeの円谷プロ公式チャンネルでも無料配信している。

擬人化計画のアニメといえば、この3年前に沖縄の琉球朝日放送で放送されたアニメ『はいたい七葉』にPOP版のキャラクターが登場したことがあるが、あくまでゲスト出演止まりだったあちらとは異なり、これは正真正銘本物の擬人化計画のアニメ化作品である。

設定・原案は海法紀光氏が担当。同年4月から電撃G'sマガジンで連載のスタートした小説版とも連動した内容になっており、小説版はアニメ版のプロローグ的エピソードであると同時に、アニメでは描き切れなかった設定を補完する役割を担っている。

本作における擬人化怪獣たちは、特別な因子を持った人間の少女が変身した姿とされており、いわゆる変身ヒロインものとしての側面も持った作品となっている。一方で、「未熟な若者が任務や仲間たちの交流を経て成長していく」というウルトラシリーズをはじめとするヒーローもののお約束もきちんと踏襲されている。

これまでのウルトラシリーズであまりスポットの当たってこなかった、カプセル怪獣:アギラが主人公に抜擢されていたり、お世辞にも知名度が高いとは言えなかったザンドリアスがレギュラーキャラクターに選ばれたこともファンの間では大きな話題となった。
ちなみに、(擬人化&スピンオフ作品という少々特殊な形ではあるが、)カプセル怪獣3体が揃い踏みするのは2009年公開の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以来7年ぶり2度目である(漫画作品も含めれば3度目)。

ウインダムさん
アギラさん
ミクラスさん


なお、本作におけるキャラクターは、基本的に上掲のイラストのように二~三頭身程度にデフォルメされた姿で描かれている(変身シーンを除く)が、pixivにおけるファンアートは、どちらかといえば普通の頭身で描かれたものの方が多い。

なお、漫画『ギャラクシー☆デイズ』とはキャラクターデザインこそ同じだがまったく別のストーリーであり、ゴモラやゼットンといった漫画版ではおなじみのキャラクターたちも漫画版とは完全な別人である。

ストーリー

人類が、怪獣との長い戦いの末に平和を獲得した時代。
地球では怪獣を宿した少女たちが生まれていた。
怪獣に変身する能力を持った少女たちを、はこう呼んだ。

Unidentified Mysterious Girls
すなわち「怪獣娘」と――

これはそんな数奇な運命を背負った
強く、儚くも美しい、怪獣娘たちのちょっとゆるい物語

(公式サイトより引用)

登場人物

※キャラクターの誕生日は、いずれも元ネタ怪獣が初登場したエピソードの放送日と同じ日となっている。

かぷせるがーるず

宮下アキ / アギラ

宮下アキ
擬人化計画アニメ化ですって


- 飯田里穂
本作の主人公である女子高生
目立つことが苦手な寡黙な性格の持ち主で、趣味や夢中になれるものも特にないという、今時の女の子。眠そうに見える目つきを気にしている。一人称は「ボク」
休みの日に巣鴨で過ごしたり、原宿の街の様子を見て「若者らしい」と言って感激したりとどこか年寄染みた面もある。
ピグモンからは「アギアギ」と呼ばれている。
誕生日は5月12日血液型O型、年齢は16歳(高校1年生)。
dアニメストアで実施された人気投票では2位だった。

牛丸ミク / ミクラス

GIRLS
ミクラス


声 - 鈴木愛奈
アギラのチームメイトの1人。
褐色肌ポニーテールにまとめ上げた長い黒髪がトレードマーク。
超健康優良児で、生まれてこの方風邪を引いたことすらないという、元気いっぱいな女の子。
考えるよりも先に行動する、典型的な脳筋キャラ。
怪獣娘同士の格闘技大会「大怪獣ファイト」のファンで、特にレッドキングの大ファン。彼女が試合で勝った時に「あたしもあんな風になりたい、強くなりたい」と思ったことで初変身を果たす。体育会系な所があり、レッドキングを目の当たりにした時には「先輩」と呼んで敬語を使い、ドリンクを差し入れている。
誕生日は10月15日、血液型はB型、年齢は16歳(高校1年生)。
dアニメストアで実施された人気投票では6位だった。

白銀レイカ / ウインダム

ウインダム


声 - 遠藤ゆりか
アギラのチームメイトの1人。
真面目でしっかり者な性格で、知的好奇心が旺盛な一方、筋金入りのオタク腐女子)という意外な一面も持っている女の子。街中の本屋BL本を漁っている時に怪獣娘に変身できるようになった。「お前にピットイン!」というアニメのファン。
誕生日は10月1日、血液型はA型、年齢は16歳(高校1年生)。
dアニメストアで実施された人気投票では7位だった。

その他

ピグモン

ピグモンちゃん


声 - 徳井青空
GIRLSの指導係。可愛らしい容姿から、みんなのアイドル的存在でもある。
第4話にて怪獣娘としての姿が初めて直接登場した。
基本的にマイペースな性格で常に笑顔を絶やさない優しい性格。怪獣娘に変身できたのも「人のことをとっても大好きと思った時」だったらしい。そうした性格ゆえか、相手を癒す不思議な魅力を秘めているようで、街で宣伝活動をした際には風船を配る彼女の周りに黒山の人だかりができていたほど。
いざという時には芯の強さを見せることもあるが、相手を叱っているつもりでも容姿や仕草の可愛らしさからてんで相手にされないこともある。また、新人であるかぷせるがーるずたちに、暴走している怪獣娘の身柄を拘束するようしれっと命令したりと割と容赦のないところもある。
運動能力は怪獣娘ながら非常に低い。
誕生日は9月4日、血液型はO型。
dアニメストアで実施された人気投票では3位だった。

ゼットン

ULTRAMAN × 擬人化計画その5


声 - 加藤英美里
「大怪獣ファイト」の現チャンピオンにして、GIRLS最強の怪獣娘。
シャドウの巣をたった1人で壊滅させたり、シャドウビーストを(既にアギラとの戦いでダメージを負っていたとはいえ)火球一発で粉砕したりと驚異的な戦闘力を誇る。
超が付くほどの有名人だが、寡黙な性格であまり感情を表に出さない、謎めいた雰囲気を漂わせている少女。しかし、決して冷淡な性格というわけではなく、後輩の背中をさりげなく後押しする言動を見せたり、陰でアギラが暴走する車を止めようとするのをサポートしたりと根は思いやりの深い人物。
誕生日、血液型共に不明
dアニメストアで実施された人気投票では、主人公のアギラを抑えて堂々の1位に輝いた

レッドキング

レッドキングちゃん


声 - 五十嵐裕美
「大怪獣ファイト」の実力派選手で、初代チャンピオン。
「力こそパワー」を地で行くバトルスタイルでミクをはじめ多くのファンを持つ。
見た目に反して、甘いものや可愛いものが好きという意外な一面も持っている乙女。しかしイメージを保つ為か、人前ではややがさつっぽく振る舞っている模様。
面倒見の良い性格で、GIRLSの教官を務めており、後輩ファイターやかぷせるがーるずたちからも慕われている。現在はザンドリアスの教育係を務めている。
ピグモンからは「レッドン」と呼ばれている。
誕生日は9月4日、血液型はO型。
dアニメストアで実施された人気投票では9位だった。

エレキング

エレキング


声 - 潘めぐみ
カプセル怪獣3人娘の先輩格。
礼儀を重んじ、冷静沈着で何事にも動じない一匹狼気質のクールビューティー
そして、決して群れることのない孤高の腐女子
一見するとぶっきらぼうでどこかとっつきにくい印象を受ける(実際、ミクからは初対面時のやり取りがきっかけで苦手意識を抱かれてしまった)が、根は優しい。
ピグモンとは知り合いらしく、「エレエレ」と呼ばれている。
シッポを模した鞭は、普段はお尻(背中?)に着けている。
本人曰く、「戦闘タイプではない」らしいが、シャドウとの決戦では他の怪獣娘たちが到着するまで1人で持ちこたえていたり、複数の個体をまとめてぶった切ったりと凄まじい戦闘力を見せている。
誕生日は10月15日、血液型はAB型
dアニメストアで実施された人気投票では4位だった。

黒田ミカヅキ / ゴモラ

ゴモラちゃん


声 - 諏訪彩花
「大怪獣ファイト」の期待のホープ。
大阪の出身で、お喋り好きで気さくな性格の関西人。
小説版にも登場しており、怪獣娘として生きていくことに踏ん切りをつけられなかったシーボーズこと滑川シイナの背中をさりげなく後押ししている。また、かなりの食いしん坊であること、ファンから「ゴモたん」と呼ばれていることなど、どこかで聞いたような設定が付け加えられている。
なお、小説版とアニメ版とでキャラクター設定が若干異なっている
誕生日は1月8日、血液型はB型。
dアニメストアで実施された人気投票では5位だった。

ザンドリアス

ザンドリアスちゃん


声 - 湯浅かえで
GIRLSに所属していない野良の怪獣娘(そのためなのか、PVでも他のキャラクターたちとは別枠で登場している)。
原典と同様、反抗期の真っ盛りで、しょっちゅう母親と喧嘩してはプチ家出を繰り返していたが、怒りの感情とソウルライザーを介して変身しなかったことによる影響でカイジューソウルを暴走させてしまい、街のいたるところで火事爆発事故などの騒動を引き起こしていた。
街で暴れていたところをレッドキングに取り押さえられ、GIRLSの施設に保護されることになる。
以降はレッドキングの下に弟子入りして、直々に厳しい特訓を受けることになった
登場する怪獣娘の中で唯一背中に翼を持っており、これで飛行することが可能だが、変身できるようになった当初は恐怖心から空を飛ぶことができなかった。だが、レッドキングの特訓のおかげで恐怖を克服し、何とか空を飛ぶことができるようになった。
シャドウとの最終決戦では、戦闘には参加せず、ピグモンと共に戦いを見守っていた。
誕生日は4月23日、血液型はA型。中学生
dアニメストアで実施された人気投票では8位だった。

女の子
声 - 湯浅かえで
最終話のクライマックスに登場した怪獣娘。
顔ははっきりとは描かれていないが、どことなくアキと似た雰囲気を漂わせた人物。
かつてのアキと同様、GIRLSから送られてきた招待状を手に極東支部を訪れ、そこでかぷせるがーるず3人から歓迎を受けるところで物語は幕を閉じる。

ライブキングちゃん


どの怪獣の魂を受け継いでいたのかは不明だが、オレンジ色の髪の色や、緑色の髪止めの形状などから、ファンの間ではライブキングの怪獣娘だったのではないかとする説が有力視されている(デザインを手がけた谷裕司氏も、この少女の正体がライブキングであったことを示唆するツイートをしている)。

スタッフ

原作円谷プロダクション
設定・原案:海法紀光
監督:芦名みのる
音響監督:稲葉順一
音楽高梨康治(Team-MAX)
アニメーション制作:メディクリエ(スタジオ ぷYUKAI)
製作:怪獣娘(ウルトラ怪獣擬人化計画)製作委員会
キャラクター原案:大熊猫介(ニトロプラス)/谷裕司/CHOCO/富岡二郎/なまにくATK(ニトロプラス)/猫缶まっしぐら(ニトロプラス)/爆天童/minoa(ニトロプラス)

主題歌

カプセル怪獣役の飯田・鈴木・遠藤によるユニット「かぷせるがーるず」が担当する。

ユニット名はウルトラ怪獣擬人化計画公式HP上で募集され、最終的に4つに選ばれたグループ名からファンによる決選投票が行われるという方式が採られた。

CDは10月26日)に発売。
特別盤には、第1話、第2話が収録されたDVDが同梱される
また、特定の店舗での購入者を対象としたお渡し会も開催されている。

OP

上々↑↑GAO !!
作詞・作曲・編曲:ゆうゆ

ED

KAIJUハート

怪獣娘EDドット絵


作詞・作曲・編曲:buzzG
演奏:Guitar … buzzG、大和 Bass … Kei Nakamura
EDのアニメーションはドット絵風になっている。
最初はカプセル怪獣の3人だけだったが、第3話からは回ごとに人数が増減するという方式を取っている(レギュラー3人と、大抵その回のゲスト怪獣娘が途中で加わる)。

キャラクターソング

P!P!P!PIGUMON!

作詞・作曲・編曲:ゆうゆ
放送終了後に発表されたピグモンのキャラクターソング。
C91ポニーキャニオンのブースで販売される予定。
デザインを担当した爆天童氏描き下ろしのピグモンのブロマイドが付属する(ランダムで徳井青空の直筆サインが入っているとのこと)。

放送リスト

太字は初登場の怪獣娘

話数サブタイトル登場怪獣娘配信日
1私たち!怪獣娘!?ゼットン2016年9月27日
2変身?怪獣娘!?ミクラスゴモラレッドキング2016年10月4日
3変身!怪獣娘!?アギラウインダム、ミクラス、ゼットン2016年10月11日
4配れ!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、ピグモンエレキング2016年10月18日
5先輩!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング2016年10月25日
6悩め!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ピグモン、レッドキング2016年11月1日
7戦え!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング、ザンドリアス2016年11月8日
8ボケろ!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、ゴモラ、ベムラー(回想・シルエットのみ)2016年11月15日
9暴走!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、エレキング、ゼットン、ピグモン2016年11月22日
10飛べ!怪獣娘!?ミクラス、レッドキング、ザンドリアス2016年11月29日
11試験!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング、ピグモン、ゴモラ、エレキング2016年12月6日
12私たちが!怪獣娘!!アギラ、ウインダム、ミクラス、ゼットン、レッドキング、ピグモン、ゴモラ、エレキング、ザンドリアス、キングジョー2016年12月13日

連動企画

アニメ配信に合わせて、連動企画としてインターネットラジオの配信およびニコニコ動画における公式生放送が行われている。
また、配信終了後に大規模なイベントが組まれたり、カラオケ店や飲食店などとコラボした商品が数多く発売されている。配信限定の短編アニメとしては正に破格ともいえる待遇である

怪獣娘 ウルトラGIRLSトーク

円谷プロ公式チャンネルで配信されたインターネット番組。偶数話の放送後に配信されていた。全6回。

内容は、放送された内容の振り返り、登場した怪獣についての簡単な解説、ミニゲーム、各種お知らせという構成になっている。

第1回

パーソナリティ:飯田里穂(アギラ役)、加藤英美里(ゼットン役)


第2回

パーソナリティ:飯田里穂(アギラ役)、湯浅かえで(ザンドリアス役)


第3回

パーソナリティ:五十嵐浩美(レッドキング役)、諏訪彩花(ゴモラ役)


第4回

パーソナリティ:遠藤ゆりか(ウインダム役)、諏訪彩花(ゴモラ役)


第5回

パーソナリティ:鈴木愛奈(ミクラス役)、徳井青空(ピグモン役)


第6回

パーソナリティ:鈴木愛奈(ミクラス役)、潘めぐみ(エレキング役)


ウルトラマンオーブ 最終回直前ニコ生特番 怪獣娘の力おかりします!

司会白石稔
ゲスト:石黒英雄クレナイ・ガイ役)、青柳尊哉ジャグラスジャグラー役)、飯田里穂(宮下アキ / アギラ役)、遠藤ゆりか(白銀レイカ / ウインダム役)

ほぼ同時期にテレビ放送されていた『ウルトラマンオーブ』との公式コラボ番組(一応、メインは『オーブ』の方である)。
ニコニコ動画において2016年12月22日に放送・配信が行われた。
擬人化計画がウルトラシリーズ本編作品と本格的にコラボレーションをした初のイベントでもある。
アギラ役を担当した飯田里穂が『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』にパーテル役で出演するというサプライズ発表もあった。

ガイ役の石黒英雄氏は、出演に際して『怪獣娘』を最終話まで全て視聴しており、特にゼットンのことを非常に気に入った模様(また、『怪獣娘』で楽曲製作を担当した高梨氏とも知り合いであることを明かしている)。司会の白石稔と共演者の青柳尊哉を放ったらかしにして飯田・遠藤の両名と勝手に怪獣娘トークに興じている一幕まであった。

また、これが縁となって、『ウルトラヒーローズEXPO』のバトルステージでも石黒氏と青柳氏がアドリブで『怪獣娘』の宣伝をするという一コマもあった。

怪獣娘's FES

怪獣娘’s FES!


2017年3月17日によみうりランド日テレらんらんホールで開催予定のイベント。

小説版

タイトルは企画名からそのまま採られた「ウルトラ怪獣擬人化計画」。

企画・原案はアニメ版と同様海法紀光氏が担当。
執筆は森瀬繚氏と谷崎央佳氏、挿絵はハル犬氏が担当。

アニメ版と同一の世界を舞台とした物語になっており、一部の登場キャラクターが小説版にも登場したり、逆に小説版での展開がアニメ版で語られたりといったことがある。
時間軸はアニメ本編開始の少し前であり、GIRLSが設立された経緯を中心に話が展開されていく。いわば、アニメ版の前日譚(プロローグ)ともいえるストーリーである。

他の漫画『ギャラクシー☆デイズ』と比べると原作のネタが多く盛り込まれており、バトルや社会の闇に触れたエピソードも描かれるなど、アニメ版と比べてかなりシリアスな内容となっているのが特徴。
海法氏によると、単なる日常系の作品では終わらせず、「人類歴史において怪獣娘たちはどのようにして現れたのか? そしてそれによって人類たちの歴史はどう変わっていくのか? そしてその影で暗躍する怪しい影とは何か?」という(どこかで見たことがあるような)重く壮大なテーマも扱うと語っている。

掲載リスト

話数タイトル執筆登場怪獣娘(太字はその回のメインキャラクター)掲載誌
1大怪獣ファイト!森瀬繚シーボーズ、ゼットン、レッドキング、ゴモラ、メトロン星人2016年4月号(Volume 10)
2はじまりの日谷崎央佳ベムラー2016年10月号(Volume 14)
3Flying Higher!谷崎央佳ペギラ、ブリッツブロッツ、キングジョー、バードン2016年11月号(Volume 15)
4Out of Control谷崎央佳ガーディー、ブラックキング2016年12月号(Volume 16)
5銀世界より谷崎央佳メフィラス星人、メフィラス星人二代目、ペガッサ星人2017年1月号(Volume 17)
6還ってきた男谷崎央佳スカイドン、キングジョー、モゲドン、マグマ星人、ノーバ、キリエロイド2017年2月号(Volume 18)
7Yesterday, once more谷崎央佳ローラン、シーボーズ、ゴモラ、ガーディー、メフィラス星人、メフィラス星人二代目、ペガッサ星人、アギラ、ミクラス、ウインダム2017年4月号(Volume 19)


小説版の登場人物

(アニメ版にも登場したキャラクターは除く)

怪獣娘

滑川シイナ / シーボーズ

シーボーズ


第1話「大怪獣ファイト!」、第7話「Yesterday, once more」に登場。
女子サッカー部のエースとして活躍していた中学生時代に突然怪獣娘に覚醒、その後自分の身に起きた変化を受け入れることができずに悶々とした日々を過ごしていたが、百地メルに勧められて大怪獣ファイトに参戦することになり、そこで出会ったゴモラ/黒田ミカヅキとの会話を通じて自分の気持ちに整理をつけ、怪獣娘として、そしてファイターとして生きていくことを決意する。
森瀬繚氏によると、サッカーが得意という設定は、『ウルトラファイト』に登場したシーボーズへのオマージュとのこと。

百地メル / メトロン星人

キミのハートは侵略済みだ


第1話「大怪獣ファイト!」に登場。
GIRLSのメンバーの1人で、メトロン星人の因子を受け継いだ怪獣娘。作中ではシイナの回想シーンにのみ登場する。
2年ほどの間、シイナと同じ寮に住んでいた。シイナにとっては良き相談相手であり、カウンセラーとしてシイナをサポートし続けた。大怪獣ファイトに出場するよう勧めたのも彼女である。
シイナとは干支を半周するほどの年齢差(6歳ほど?)があったという。

天城ミオ / ベムラー

ベムラー


第2話「はじまりの日」に登場。
かつて竜ヶ森湖に飛来した宇宙怪獣ベムラーの魂を受け継いだ怪獣娘で、地球上で初めて存在の確認された怪獣娘でもある。
バイクを愛用しており(それ故か、車両の構造などにもある程度精通している)、黒のライダースーツを身に纏っている。
基本的にはクールな性格だが、嗜好に関しては割と子どもっぽいところもあり、駄菓子のすもも漬けが好物で、よく口にしている。
自分が怪獣娘として生を受けたことをどこか恨めしく思っている節があり、自分の過去について詮索されることを嫌う。それには幼い頃に体験したある悲劇的な出来事が何か関係しているようだが…。
アニメ版でも第8話でシルエットのみ登場している。

アデリーナ・海堂 / ペギラ

褐色ロリ怪獣


第3話「Flying Higher!」に登場。
冷凍怪獣ペギラの魂を受け継いだ怪獣娘。
日本人オーストラリア人のを持つハーフ。年齢は14歳。語尾に「~(な)のです」とつけて喋る癖がある。
自分が怪獣娘であることを社会に公表しており、SNS上で多くの人たちと交流している。
アニメが好きで、日本の秋葉原コミマにもよく足を運んでおり、日本に友達も大勢いるようである。
日本へと向かう旅客機の中で環境テロリスト「荒野の狼」によるテロ計画を知り、事態解決のために奔走することになる。

國枝アサミ / ブリッツブロッツ

烏天狗


第3話「Flying Higher!」に登場。
根源的破滅招来体の尖兵:破滅魔人ブリッツブロッツの魂を受け継いだ怪獣娘。アデリーナの友人。
時空を歪めて移動する能力を持ち、クララとユリカを連れてアデリーナの援護に駆け付けた。

クララ・ソーン / キングジョー

ULTRAMAN × 擬人化計画その3


第3話「Flying Higher!」、第6話「還ってきた男」に登場。
ペダン星人スーパーロボット:キングジョーの魂を受け継いだ欧米人の怪獣娘。
女性も思わず目を見張るほどのグラマラスボディの持ち主。
飛行能力と怪力が持ち味で、旅客機を支えて無事空港まで着陸させた。
6話では、マコトやソラと共にマドカの救出に向かうが、その道中、シャドウの襲撃を受けてしまう。
ちなみに、アニメ版のPVおよび最終話のクライマックスでもキングジョーの怪獣娘が空を飛んでいるシーンがあるが、彼女かどうかは不明。

火野ユリカ / バードン

バードンさん


第3話「Flying Higher!」に登場。
火山怪鳥バードンの魂を受け継いだ怪獣娘。寡黙な性格。
飛行能力を持ち、旅客機に仕掛けられた爆弾をアサミから受け取り、海上で投棄して処理した。

柴崎ラン / ガーディー

ガーディーちゃん


第4話「Out of Control」、第7話「Yesterday, once more」に登場。
超古代狛犬怪獣ガーディ―の魂を受け継いだ怪獣娘。
陸上部のエースであったが、怪獣娘であることが発覚したことで陸上選手としての将来を絶たれてしまう。
その後も陸上競技への夢を捨てきれずに悶々とした日々を過ごしていたが、マコトに怪獣娘を対象とした陸上競技会が開かれること、そのための合宿が開かれることを知らされる。
喜び勇んで合宿に励む彼女であったが、とある出来事がきっかけでとんでもない事態を引き起こしてしまい…。
その後、第7話で再登場。怪獣娘になってしまったことに不安を覚えるカナを慰める。

黒柳ナミ / ブラックキング


第4話「Out of Control」に登場。
用心棒怪獣ブラックキングの魂を受け継いだ怪獣娘。
口下手だが、仲間や友達を思いやる気持ちは強い。
ランを上回る走力の持ち主。

仁科エミリ / メフィラス星人

地球欲しいなー♡


第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, onece more」に登場。
若くしてブランドショップ「NISHINA」のデザイナーオーナー社長)を務めるキャリアウーマン
物腰柔らかな淑女だが、本気で怒ると凄まじい迫力を見せる。また、才能があると判断した人物を目にすると普段の冷静さが噓のように興奮してしまうところがある。
GIRLSの理念には賛同しているものの、諸々の事情から組織には属さない道を選んでいる。
その後、第7話で再登場。カナの美貌を目にしてモデルとしての才能があることを見出し、彼女にモデルにならないかと持ち掛ける。

仁科カレン / メフィラス星人二代目

卑怯なオンナ


第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, once more」に登場。
エミリの妹の女子大生
街中で機嫌を損ねていたヒロミを見つけ出して声をかけるが、それには何か裏があるようで…。
真面目な姉とは正反対に、頭は良いが、それを自分が楽をすることにのみ使おうとするという少々問題のある人物で、悪戯好きな性格の持ち主。一方で、意外にうっかりしているところもあり、些細なミスで自分の計画を破綻に追い込んでしまうなど、どこか抜けているところもある。
その後、第7話で再登場。カナのコーディネートを担当した。

沢中イズミ / ペガッサ星人

ペガッサさん


第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, once more」に登場。
GIRLSの研究員で、マコトの部下。ソウルライザーの改良に関する研究を行っていた。
マコトに対して恋心を抱いていると思われる描写があり、ヒロミと一緒に買い物をしているところを目撃して精神が不安定になり、暴走しそうになるシーンがあった。
研究者であるためなのか、怪獣娘でありながら戦闘力は非常に低い。
また、原典のペガッサ星人と同様、飲み物を飲むところを見られるのを恥ずかしがる。

晴海ソラ / スカイドン

スカイドンちゃん


第6話「還ってきた男」に登場。
GIRLSのメンバーの1人。
山中でマドカが取り残されていることを知り、マコトやクララと共に救出に向かうが、道中でシャドウの襲撃を受けてしまう。
自分の体重を必要に応じて自在に変化させることができる。

下舘マドカ / モゲドン

喉の中に爆弾が!


第6話「還ってきた男」に登場。
GIRLS直属のボランティア組織に所属する怪獣娘。
土砂災害で孤立していた山中の集落で救助活動を行っていたが、天候の悪化により自らも集落から出られなくなってしまい、救助を待つことになる。

アンジェリカ・サーヴェリタス / マグマ星人

マグマ星人


シンヤの右腕の怪獣娘。
クールストイックな性格の軍人気質の女性。

ノーバ

ノーバちゃん


シンヤの部下の1人。人間として暮らしている時の名前は不明。
山中でマコト一行を襲っていたシャドウの集団と交戦し、これを殲滅した。

キリエロイド

キリエロイド


シンヤの部下の1人。人間として暮らしている時の名前は不明。
山中でマコト一行を襲っていたシャドウの集団と交戦し、これを殲滅した。
シンヤからは「キリエ」と呼ばれている。

星江カナ / ローラン

宇宙鶴


第7話「Yesterday, once more」に登場。
とある私立学校に通う女子中学生。
元は校内でも目立たない存在だったが、宇宙鶴ローランの怪獣魂が発現してしまったことで周囲の環境が一変し、それに戸惑い、不登校になってしまっていた。
しかし、シンヤや他の怪獣娘たちとの交流を経て、徐々にその心境に変化が生じていく。

その他

多岐沢マコト
小説版における実質的な主人公
城南大学の元准教授。現在はGIRLS研究部門の嘱託顧問および育成部の部長を務めている。ファイターのコーチングも行っているようで、シイナからはコーチと呼ばれていた。最終話の描写を読む限りでは、アキ・ミク・レイカの3名とも面識がある様子。
怪獣の魂について研究していた准教授時代に、地球上で初めて確認された怪獣娘:天城ミオとファーストコンタクトを果たし、その後GIRLSの設立にも深く関わっていくことになる。
普段は穏やかな性格だが、車を運転すると人が変わったように激しい気性になる。また、爆弾の解体の知識も持ち合わせているなど、意外に器用で博識である。一方で女性の扱いは不得手で、第5話ではそれが災いしてヒロミを怒らせてしまい、とんでもない事件に発展してしまったことがある。

淀川ヒロミ
第2話「はじまりの日」、第4話「Out of Control」、第5話「銀世界より」に登場。
マコトの知人の女性。マコトとの関係は友達以上恋人未満といったところ。
大学生時代にマコトと共に怪獣娘:ミオに出会い、それを機に怪獣娘と関わりを持つようになっていく。現在は東都日報の凄腕のフリージャーナリストとして活動しており、現在もマコトやミオとは連絡を取り合っている模様。
ちなみに、彼女の祖母も凄腕のカメラマンであり、大怪獣時代にフォトジャーナリストとして活躍していたという

日吉ジュン
第2話「はじまりの日」、第4話「Out of Control」に登場。
第2話の時点では小学生であり、竜ヶ森湖のそばで遊んでいたところ、雨で増水した川に転落して溺れてしまうが、ミオに助け出され、病院に搬送されて一命を取り留める。
第5話では成長して高校生になっており、柴崎ランと同じ私立学校に通い、共に陸上選手として切磋琢磨しあう間柄になっている。過去に怪獣娘(天城ミオ)に救われたことから、ランに対しても恐れを抱くことなくごく普通に接しており、ランにとってはかけがえのない存在である。
ちなみに、怪獣娘ではない一般人のキャラクターの中で、唯一イラストが描かれている。また、アニメ版8話でもベムラー共々シルエットで登場している。

フレッド・グリーンリーヴ
第3話「Flying Higher!」、第4話「Out of Control」に登場。
アメリカの上院議員。
娘が旅客機のテロ騒動に巻き込まれ、その危機を多岐沢と怪獣娘たちに救われたことや、元々多岐沢と同様怪獣娘を集めた機関を作りたいという思いがあったことなどもあり、協力を要請する。
彼の協力を得たことにより、GIRLSの設立は飛躍的に進捗することとなった。
また、怪獣娘の暴走を目論む組織についても何かしらの情報を握っているらしく、マコトと連絡を取り合っている。

金山シンヤ
第6話「還ってきた男」に登場。
GIRLSの戦闘部隊に所属する男性で、マコトの大学時代の友人。
謎の敵:シャドウを追っており、その過程でマコトと再会を果たした。
ラストでシャドウビーストと思われる大物に部下共々立ち向かっていったが、その後の展開は語られておらず、戦いから生還したかどうかも含めて消息は一切不明である

設定・世界観

本作ではウルトラマンは登場せず、そのポジションに怪獣たちの能力を受け継いだ少女:怪獣娘が収まるという形になっている。

ただ、小説版では、かつて怪獣や宇宙人たちが活動していた時代から20年以上の年月が経過しているとされ(時間軸に関しては、第4話で「新国立競技場が完成している」「東京オリンピックがまだ開催されていない」ことが明らかになっており、小説版は少なくとも2020年よりも前を舞台にしている模様)、「地球外から差しのべられた助力」や「竜ヶ森湖に出現した青い彗星と赤い彗星」、そしてティガの存在が語られていることなどから、この世界にもウルトラマンたちが存在している(若しくは時空を超えて来訪したことがある)ことが示唆されている

なお、作中での描写を見る限り、この世界は過去のあらゆるウルトラマンの世界と繋がりを持っているようである。とある事件を連想させる設定だが…。

用語

第一次大怪獣時代
地球に巨大な怪獣たちが現れ、大暴れしていた時代。
我々が普段テレビで目にしているウルトラシリーズそのもののことである。
人類と"外宇宙から差し伸べられた助力"により怪獣災害は根絶され、物語の舞台は、この第一次大怪獣時代から20年あまりが経過した時代となっている。

怪獣娘
本作の主役ともいえる、怪獣たちの魂を宿した少女。詳細はリンク先を参照。

ソウルライザー

オーブ&アギちゃん


上の画像右後方のアイテム。
怪獣娘が人間の姿から怪獣娘本来の姿に変身するために用いる変身アイテム。GIRLSからの支給品で、外見はほぼスマホ。実際に通信機能(現実世界におけるLINEとよく似ている)も備えている。試作段階では今とは違った形状をしていたらしいが、デザイナーの仁科姉妹によって現在の形状にデザインされ直された。
外装に組み込まれているアーカライトという特殊な青い鉱石の作用で、体内の怪獣娘の因子を抑え込んだり、逆に活性化させることができる。指紋認証システムが組み込まれており、所有者以外は絶対に変身できないようになっている模様。

ソウルライド!


カイジューソウルを実感した時に体が勝手にソウルライザーを操作し、「ソウルライド!」という掛け声を発することで怪獣娘に変身できる。その仕様上、具体的な操作方法は怪獣毎に異なる。
操作を誤るとエラー表示されてしばらくの間操作不能のロック状態になる。また、変身者の精神状態の影響もうけるようで、第6話ではミクが心に迷いを抱いていたために変身することができないということがあった。
変身シーンでは普段のデフォルメされた二頭身なデザインから頭身が上がって若干リアル寄りの姿に変化し、変身完了時の決めポーズの瞬間、いつもの頭身に戻る。変身シーンはウルトラシリーズではお馴染みの「ぐんぐんカット」などはなく、どちらかといえば魔法少女などの変身ヒロインものを意識したような演出が取られている。
紛失した場合は再発行してもらうことが可能だが、再発行手数料として24,800円という「女子高生にはかなり痛い金額」(ミク談)を徴収されることになる。
なお、小説版ではGIRLSが組織される以前から独自に怪獣の力を任意に引き出し変身していた怪獣娘(ベムラーやペギラなど)が複数いたことから、変身に必ずしも必要なアイテムというわけではないようだが、これを使わずに変身すると力を制御できずに暴走する等のリスクが高まってしまう。

GIRLS

ゴモターン
ピグモンちゃん


天城ミオの存在が確認された後、多岐沢マコトらが中心となり、国連の指導の下、結成された組織。世界中の怪獣娘たちが集まって結成されているらしいが、小説版の描写を観る限りでは、怪獣娘ではない普通の人間も組織に関わっている模様。世界各国にいくつかの支部が存在しており、アニメ版でかぷせるがーるずをはじめとする怪獣娘たちが所属しているのは極東支部である(本部や他の支部の詳細は不明)。極東支部の施設は大型のビルに、講義室やトレーニングルーム、休憩室と施設面ではかなり恵まれているが、暴走した怪獣娘への対応を見習いに任せたり、宣伝・啓蒙活動が少数によるチラシ配りと、施設に反して職員の規模はまだまだ発展途上の模様。
巨大ヒーローもののお約束である防衛チームにあたる存在(ちゃんと制服も存在する)であるが、小説版では、怪獣娘たちの保護・カウンセリング・研究・生活保護も行っていることが語られており、どちらかといえば保護施設や研究組織としての側面の方が強いようである(既存のウルトラシリーズの組織で言えば、SRCUNVERに近いか)。第6話では進路の1つとして「育成部」という部署の存在が語られている。「芸能課」「スポーツ課」「指導課」「調査課」の4つの課から構成されているらしい。
もっとも、アニメ版では謎の敵:シャドウの動向を監視しており、これを掃討する役割も担っていることが語られているので、一応防衛組織としての役割も果たしているものと思われる。

大怪獣ファイト
怪獣娘たちの闘争本能のはけ口として生み出された、世界的な人気を誇っている格闘技大会。
小説版によると、南太平洋上にあるジョンスン島に設けられたバトルフィールドで開催されており、動画共有サービス「シュワシュワ動画」による生放送が行われているという(人気ゆえに回線がパンクしかけるほどの視聴者が殺到し、運よく視聴することができた者はちょっとしたヒーロー扱いを受けるほど)。アニメ版ではGIRLSの基地からテレビでカプセル怪獣娘たちが視聴していた。
小説版を執筆している森瀬繚氏によると、イメージ・モデルは『ウルトラファイト』らしい(名前から『大怪獣バトル』や『大怪獣ラッシュ』なども意識している可能性はある)。
なお、戦闘中のSEは昭和ウルトラシリーズのものが使用されている。

「お前にピットイン!」
レイカとエレキングが熱中している、週刊少年ツブラヤで連載中のスポーツ漫画。略して「おまピト」。
詳細はリンク先を参照。

荒野の狼
小説版に登場する多国籍NGO。本部はオーストラリアに置かれているという。
表向きは非営利の環境保護団体だが、その実態は環境を損なうリスクを伴う事業を行っている団体や企業に嫌がらせめいた破壊工作を行うというエコテロリスト集団であり、作中ではアデリーナの搭乗している旅客機に爆弾を仕掛け、彼女が世話になっているホストファミリーを人質に取るなどの行動をとった(しかも爆弾は飛行機が高度を下げれば自動的に爆破する仕掛けが施されており、最初から交渉するつもりなどなかったのではないかと指摘されている)。
旅客機爆破が未遂に終わった後、犯行の中心であった日本の御茶ノ水支部に警察のガサ入れが入り、有力幹部が軒並み逮捕されたことで、(少なくとも)日本ではほぼ壊滅状態に陥ったとされる。オーストラリア本部は未だ健在のようだが、今回の一軒を受けて今後は活動が厳しく制限されることになるだろうと推測されている。

シャドウ

闇のシャドウ軍団


アニメ版第8話より登場する、本作における敵勢力
不定形のスライム状の姿をしているが、ある程度であれば自由に姿を変えることができる模様。
正体や目的については何一つわかっていない(劇中の描写から意思の疎通も恐らくできないものと思われる)が、一つだけ明らかなのは世界に厄災を齎す存在であるということ。また、なぜか怪獣娘にしか倒せないらしい。
小説版では「シャドウ」と複数形で呼称されている。後述のシャドウビースト同様複数のタイプ(ナメクジ型甲虫型ムカデ型羽虫、)が確認されており、個々の能力は低いものの圧倒的な数の暴力で襲撃するほか、人類には破壊不可能と言われていたキングジョーの装甲すら溶解させかける粘液を放出するなど特殊な能力を持つ個体も存在している。
何らかのきっかけで日本各地で大量発生するようになっており、GIRLSは総力を挙げてこのシャドウの掃討に当たることになった。東京に出現した個体はすべてGIRLS極東支部の面々によって殲滅され、巣にいた個体もゼットンによって全滅する。
形成が不利になるとみるや大慌てしているような仕草を見せるなど、コミカルな描写もあった。

シャドウビースト

怪獣娘界のセルリアン 「シャドウビースト」


シャドウの上級個体で、本作における事実上のラスボス
並の怪獣娘でもある程度太刀打ちできたシャドウとは異なり、こちらは戦闘経験を積んだ怪獣娘であっても苦戦を強いられるほどの戦闘力を誇る強敵。作中ではオーソドックスな怪獣型の個体(上の画像)とムカデ型の個体が登場した。怪獣型は並の攻撃ではびくともしない強固な体を持ち、ムカデ型は体を切断されても即座に分裂・再生するなどどちらとも非常に厄介な存在である。
すべてのシャドウが壊滅した後突如市街地に2体出現し、圧倒的な戦闘力でGIRLSの面々を追い詰めるも、怪獣型の方は一瞬の隙を突かれてアギラの反撃を受け、渾身のヘッドパッドを受けて顔面の一部を損傷し、最後は損傷した箇所にゼットンの火球を受けて木っ端みじんに粉砕された。ムカデ型の方も分裂・再生を繰り返したものの(直接の描写はないが)最終的にはすべて倒された模様。
ちなみに、鳴き声はグランドキングアンギラスのものが使用されている。

余談

ザンドリアスちゃん逃げて超逃げて!
ゴモラ恐怖!レッドマン奇襲!!←


  • 小説版にも言えることであるが、「過去に出現した超常的存在の因子を受け継ぐ人物が主人公」「地球での怪獣災害が根絶されている」「自分の身に宿した力を制御できずに暴走する危険性がある」という設定が、『大怪獣バトル』や漫画『ULTRAMAN』と似ているという声がある。
  • 出演者のうち、飯田里穂と徳井青空は『ラブライブ!』でそれぞれ星空凛矢澤にこを、鈴木愛奈も『ラブライブ!サンシャイン!!』で小原鞠莉の声をそれぞれ担当していたため、キャスティングが発表された際にはラブライバーたちにも激震が走ったとか…。
  • 原案・設定が海法氏であることから、ファンの中には登場人物たちが学校で日常生活を送っていたあのアニメのようなとんでもないどんでん返しが仕組まれているのではないかと、警戒する声もあった。
    • 海法氏は連動作品である小説版について、怪獣娘の日常の他にも「人類の歴史において怪獣娘たちはどのようにして現れたのか?そしてそれによって人類たちの歴史はどう変わっていくのか?そしてその影で暗躍する怪しい影とは何か?」といったことも描きたいと語っており、シリアスな要素も皆無ではないと思われる。
    • 公式HPのストーリーをよく読むと、「数奇な運命を背負った」だの「強く、儚くも美しい」といった、何やら意味深な文言が書かれている。単に大げさに書き立てているだけなのか、それとも何か意味があることなのか…。
    • しかし、いざ配信されてみるとあまり重苦しい雰囲気の作品にはなっておらず、物語そのものもハッピーエンドで幕を閉じたので、そうした心配は稀有に終わることとなった。
  • 監督を務める芦名みのる氏は獣医師と兼業しているという世界的に見ても非常に珍しいアニメーターである。また、会社のアニメ関係のスタッフの中にも病院の職員と兼業している者もいるという。
    • 監督曰く、「ウチの病院は『アニメを作れます』、『絵が描けます』、『音楽作れます』、『楽器弾けます』という人は待遇評価します。あ、会社的には獣医師免許持ってるアニメーターは特に好待遇です! 誰かいませんかね?(笑)」とのこと。
  • 主演を務めた飯田里穂はこれが縁となって、『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』にてパーテル役を担当することになった(奇遇にも、こちらもインターネット配信の番組であった)。また、エレキング役の潘めぐみも、翌年放送の『ウルトラマンジード』でペガッサ星人ペガ役でレギュラー出演している。
  • 配信終了直後に開催された『ウルトラヒーローズEXPO 2017』では、放送50周年を記念して歴代ウルトラシリーズのキャスト陣・製作スタッフが寄せ書きを行ったのだが、その際に飯田、遠藤、鈴木の3名もサインに名を連ねている。また、飯田、遠藤、湯浅、潘の4名は実際に会場を訪れてステージ出演者と交流したことをツイートしている。
  • ザンドリアスは、配信終了後に行われた、本作とコラボしたクラウドファンディング企画において着ぐるみが新規造形されている

関連イラスト

怪獣娘・ウルトラセブン
冬服


れっどきんぐみくらす
この 寝ぼけまなこぉ!


かぷせるがーるず
怪獣娘まとめ


スーパー怪獣イヤー
怪獣娘壁紙(デスクトップ背景用)



関連項目

2016年秋アニメ
円谷プロダクション ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣 平成ウルトラマン アニトラマン
電撃G'sマガジン 電撃ホビー ウルトラ怪獣擬人化計画

怪獣娘 太陽の塔
怪獣娘の力おかりします! 闇の仕草 おまピト

ウルトラマンオーブ - 放送時期がほぼ同じ、コラボ特番が組まれる、『怪獣娘』で主演を務めた飯田里穂が『オーブ』の外伝作品にも出演するなど、かなり縁の深い作品。

ウルトラマンギンガ - 主人公を含む主要人物が高校生、人間が怪獣に変身することができるという共通点がある。

外部リンク

公式サイト

pixivに投稿された作品 pixivで「怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜」のイラストを見る

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