富山県の富山駅と立山、宇奈月温泉を結ぶ路線を中心に走っている。
観光を目的とした輸送が目立つが、近年では富山市内を走る軌道線において新規区間を開業させるなど積極的な姿勢が見られる。一方で鉄道線は他の地方私鉄の例にもれず乗客減少で苦戦をしいられている。
過去には国鉄からの大阪や名古屋から乗り入れ列車が運転されていたこともあり、特に名古屋からは名古屋鉄道(名鉄)のキハ8000系が乗り入れるなど多様ぶりを見せたが、国鉄がJRになってから一時復活したものの、現在ではすべて取りやめとなっている。
路線
- 本線 電鉄富山駅-宇奈月温泉駅
- 立山線 寺田駅-立山駅
- 不二越線 稲荷町駅-南富山駅
- 上滝線 南富山駅-岩峅寺駅
- 富山市内軌道線 富山ライトレールとの乗り入れ計画もある
車両
自社車両も存在するが、鉄道線では他大手私鉄の中古車両が増えている。軌道線では新車導入に積極的である。
主な車両
鉄道線
- 14760形 鉄道線最後の自社発注車両。ローレル賞受賞
- 16010形 元西武5000系「レッドアロー」
- 10030形 元京阪3000系
軌道線
- デ7000形
- デ8000形
- デ9000形 初の超低床電車。都心環状線用「セントラム」。富山市が保有
- T100形 3車体連接式の超低床電車「サントラム」