人物像
阿知賀女子学院麻雀部メンバーの1人。２年生。愛称は「クロ」。
黒の長髪とほのぼのとした雰囲気が特徴的な女の子。姉に同じく麻雀部員の松実宥がいる。
温厚で人懐っこい性格をしており、語感は割と緩い。
またおっぱいが大好きなご様子。小学生時代に原村和の胸を見て大興奮していたおっぱい星人でもある。
実家は「松実館」という旅館を営んでおり、小さい頃は鷺森灼も時々遊びに来ていた。
また、赤土晴絵が去ってから、再び閉ざされていたと思われていた麻雀部の部室を、毎週掃除し続け、誰かが戻ってくるのをじっと待っていた。
全国大会の会場で阿知賀の面々が宮永咲とすれ違った時には、彼女と顧問の赤土晴絵の２人だけが咲の驚異的な才覚を感じ取っていた。
「ドラに愛されている」と言わしめられるほどに驚異の確率でドラを集中させるドラ麻雀を得意とし、並みの腕前の相手ではこのドラ爆撃の前に撃沈されてしまう。
地方予選ではこのドラ麻雀で猛威を振るい、「阿知賀のドラゴンロード」の異名とともに阿知賀女子学院の全国進出に大きく貢献した。
しかしこのドラ麻雀グセが「あだ」となっている部分もあり、ドラへの愛着ゆえに役に不要なドラ牌が切れない・ドラ牌を集めている間に速攻する、等の小技で封殺されるという弱点も抱えている。
ドラへの愛着は、母親（既に死去）から「ドラをもっと大事にしなさい」との言葉の影響と、１度ドラを手放すと暫くドラが寄って来なくなった事があったためだった。
団体戦では先鋒を務めている。
作品の展開（スケジュール）の都合上、県予選は１回戦の対晩成高校戦のみしか掲載（放送）されず、また全国大会の１回戦も先鋒戦のみしか、視聴者の目に晒されていない。結果、全国１回戦までで目に見える活躍をしたのは、このクロちゃんだけという事になる。なんという贔屓か…。
上述のドラ麻雀で序盤に大量リードを取り、後続の選手がそのリードを守るというのがこのチームのセオリーとなっているが、先鋒という事はあの人と対戦するという事に…。
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