本社は東京・大手町(新社屋完成まで銀座に暫定的な本社を置く)にある全国紙を刊行する新聞社。読売ジャイアンツ、日本テレビの親会社でもある。
朝刊の部数は長年公称1000万部を超え、1000万部を割り込んだ今も二位の朝日新聞を引き離し、ダントツ世界一の発行部数を誇る。
「プロ野球の父」「テレビ放送の父」「原子力の父」正力松太郎、「販売の鬼」務臺光雄と、歴代トップは代々強烈なキャラクターの人物である。現会長の渡邉恒雄は「メディア界のドン」、「独裁者」の異名を持ち、政界・マスコミ・スポーツの各界における絶大な影響力を誇ってきた。
現在の論調は概ね中道右派・親米だが、これは渡邉恒雄が主筆になってからで、それまでは中道リベラルな論調だった。近年は自民党や日本経団連を支持する姿勢を基調としつつ、改憲や消費税増税などを実現するため民主党を取り込む(大連立)ことを主張している。