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生真面目の編集履歴

2023-05-26 09:07:31 バージョン

生真面目

きまじめ

生真面目とは度が過ぎるほどの真面目な性格のことである。

概要

度を超した真面目とでも言うべき性格

真面目という性格はポジティブなニュアンスで用いられる事が多いが、生真面目になるとネガティブな要素も含まれてくる。


傾向

大体の場合は真面目さが行きすぎた結果、極端堅物で融通が利かない等の理由で本人が損をすることが多く、この手の者は過度なお人好しの個人主義者か合理主義者かの二極化であり、どちらにも言える事だが、融通が利かない上にこだわりが行き過ぎるきらいがある。


合理主義型

正論を重視するあまり感情(人情)や相手の事情を斟酌せずに他者を追い詰めがちで、当事者との関係が著しく悪くなりやすい。


個人主義型

普段はお互いの個を大切にしようと努めるが、個人の感情を公の場に持ち込んで反発を招いたり、合理主義型とは逆に自らを追い詰めて周囲に(心配をかけて余計な手間をかけるなど)悪い影響を及ぼしたり、理に勝って利己主義にはしって自ら周囲との対立を決定的にしてしまいがち。

合理主義型との違いは少数派のみ(合理主義者の中には全体主義の支持を得ている者もいる)で、共感性や協調(仲間意識や集団性)を重視する者や社会・組織にとっては相性が良い性質・性格ではなく、その少数派故に孤立していくうちに最悪引きこもりになるケースも少なくない。



フィクションでの描写

キャラクターの性格面では、秀才であったり努力家の人物ないしは(特に人間関係などで)不器用な人物として描かれることが多い。同年代との遊び方をはじめ周囲との適切な接し方が分からない、物事を深刻かつ大げさに受け止めすぎる、時間にうるさい、礼儀規則にうるさい、極論や精神的な視野狭窄に陥りやすい、善意の押し付け、空気が読めない等ということで、何かと人付き合いが苦手な者が多い。


ディストピア世界においては体制の中心を担うか危険人物として目をつけられるかの二極化にて、前者は合理主義者、後者は個人主義者(お人好しなど)が多い。


創作物では、しばしば朗らかなキャラクター、小悪魔的なキャラクター、不良っぽいキャラクター、アホの子などとの対比(特にこれらのキャラクターを肯定的に描くための対象物)としてこの性格が付与されたキャラクターが登場する。

ただし、こうした描写表現が成される場合においては「生真面目どころか真面目それ自体が良くないこと(真面目である事そのものを否定する)」「アホである事や不良である事が称賛されるべき良いこと(アホである事や不良である事を率先して薦める)」という、これまた生真面目とは別の意味で極端な描写になり易い事にも注意を要する(もちろん、生真面目キャラとは別の真っ当な真面目キャラを出して、きちんとバランスをとった描写を用いている作品も多い)。


あるいは、これが行き過ぎる事で自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪へと至るケースも、まま見られる事がある。


関連タグ

真面目 堅物 不器用 ぽんこつ/ポンコツ 完璧主義 神経質 こだわり ストイック 本末転倒 合理主義者 個人主義


生真面目コンビ

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