ブロンズドライブ「ゴルドドライブと呼べぇぇ!」
ジョゼフ乱堂「全然ゴールドじゃないィィ!」
滅「ゴルド？どこがゴールドなんだ?」
CV：森田成一
スーツアクター：押川善文(ノンクレジット)
概要
『仮面ライダーアウトサイダーズ』ep.3「バトルファイトの再開とゼインの誕生」に登場する蛮野天十郎の新たなる姿。
武器はハンドル剣のほか、仮面ライダー滅から後述の能力で奪ったアタッシュアローを使用する。
なお、原典のゴルドドライブからして仮面ライダーではないため、「アウトサイダー中のアウトサイダー」を自称している。
外見
かつての姿であったゴルドドライブが銅色に変わったモノとなっており、さながら金メッキが剥がれたゴルドドライブに見えなくもない。
また、タイプスピードの頭部とプロトドライブの胴体を合わせた比較的洗練された容姿だったゴルドドライブ時代とは打って変わって体の各所にリベットが打ち込まれたような無骨な造形となっており、後述の通りイレギュラーな再現をしているせいか不完全な復活である事が窺える。
なお、自分の姿が見えなかったのか、この姿でも相変わらずゴルドドライブを名乗っており、当然全くゴールドではない点をジョゼフ乱堂や滅にツッコまれていた。
能力
不完全な復活とはいえ、ゴルドドライブの能力はほぼ完璧に再現されている。
仮面ライダークロニクルを媒体としたおかげなのかは不明だが、武器を奪い取る機能「ゴルドコンバージョン」が、コア・ドライビアシステムを使用していない武器類にも作用するようになっている。
身体スペックの強さに関しては不明瞭。
というのも、仮面ライダー滅を圧倒しているとはいえ、滅に限らずヒューマギアの変身するライダーはラーニングにより強くなる分、初見の相手・データ不足の相手にはめっぽう弱いことが弱点であり、完全に蛮野が有利な状況での戦闘だったため。
劇中での活躍
財団Xの手で、バンノドライバーの残骸と仮面ライダークロニクルガシャット、ガシャコンバグヴァイザーを糧にドライバーが復元され、かつてのロイミュード006の代わりにヒューマギアをボディとしたことで誕生した。その後エコルの手引きでゼイン側である滅を襲撃。
『仮面ライダードライブ』本編（及びドラマCD『マッハ夢想伝』）で撃破され肉体を失った後も意識は電脳空間を漂っており、その中で通信衛星アークの意識と出会い、意外にも意気投合したため、「友人に危害を加えようとする者」を倒す為に財団Xやアウトサイダーズに力を貸したことを明かしている。（ただし、オーディオコメンタリーでは「アークにとっては友達として見られていない」という悲しい現実を暴露されている）
とはいえ、蛮野の性格を考えると、友人と言っても都合のいい駒、研究材料という意味である可能性は高いが。
相変わらずロイミュードに反逆された件を未練がましく語り、彼らを「役立たず」と愚弄するも、同じ「機械生命体」としての運命を感じた滅に「お前が作った者達を哀れむ！」と言い返された。
仮面ライダー滅と終始互角の戦いを繰り広げるも、最終的に競り勝ち、能力でアタッシュアローを奪って「カバンシュート」でトドメを刺そうとするが、そこに突如仮面ライダーゼインが現れる。ゼインの力の前に圧倒され、「わかった！ 俺の助手にしてやろう！」と命乞いをするものの聞き入れられるはずもなく、仮面ライダークロスセイバーの力で出現した十聖剣に串刺しにされ敗北。「馬鹿な…こんなことがァァァ！」との捨て台詞を遺して爆散した。
また、彼と同時に復活した人物がいるようだが……？。
余談
- アウトサイダーズは様々なライダーが登場するが、まさかの擬似ライダーもといライダー怪人枠からの新形態となった。
- のだが、予告の地点で早速仮面ライダーゼインに敗北が確定してしまっており、実際に撃破されてしまった。
- ただし後述の事実に加え、幾度も死んでは蘇るを繰り返したゴルドドライブの経緯を考慮すると、数エピソード後に復活する可能性が十分にあると思われる。実際、ep.4の出演者欄には森田成一の名前がクレジットされている。
- のだが、予告の地点で早速仮面ライダーゼインに敗北が確定してしまっており、実際に撃破されてしまった。
- 近年のスピンオフ作品にしては意外にも新造スーツである。制作陣曰く「ゴールドじゃないけど豪華」らしい。
- その為、改造元と思われていた仮面ライダーブレンのスーツは健在で、そのブレンもまたep.4にてアウトサイダーズへの参戦が決定した。
関連タグ
仮面ライダーアウトサイダーズ 仮面ライダードライブ 蛮野天十郎
ゼロフォーム：こちらは錆びても強いヒーロー。決して無関係とは言い切れないだろう。
タイプハイスピード：こちらは「シルバードライブ」と呼べる銀色の形態。
