概要
「飛空士」シリーズとは、犬村小六氏執筆の小説『とある飛空士への追憶』、『とある飛空士への恋歌』、『とある飛空士への夜想曲』、『とある飛空士への誓約』の全4タイトルを指す。
第一作『とある飛空士への追憶』は劇場アニメ化、第二作『とある飛空士への恋歌』はTVアニメ化された。
シリーズ一覧
第一作『とある飛空士への追憶』
西方大陸を支配する神聖レヴァーム皇国と東方大陸を支配する帝政天ツ上の両国による中央海戦争における、次記皇妃である公爵令嬢を天ツ上側の領地から12000キロメートル離れた本国まで護送する極秘計画「海猫作戦」の物語。
第二作『とある飛空士への恋歌』
過去の大戦から半世紀を経て表面上平穏を保っているバレステロス共和国、斎ノ国、帝政ベナレスの三ヵ国が、創世神話において聖アルディスタが創造したとされる「空の果て」を探索するために、移動要塞として改造された空飛ぶ島「イスラ」を舞台とする物語。
第三作『とある飛空士への夜想曲』
第一作のスピンオフ小説で、時系列は第二作より前。「追憶」で描かれた「海猫作戦」やそれ以降の中央海戦争の顛末を、海猫のライバルである千々石武夫をはじめとする帝政天ツ上側の飛空士達の視点から捉えた物語。
第四作『とある飛空士への誓約』
第二作で描かれた「イスラの旅」が終え「第二次イスラ艦隊」が編成された後の、これまでの物語の舞台とは聖泉の反対側に位置する、北の大陸のセントヴォルト帝国と南の大陸の秋津連邦および両大陸に挟まれた多島海を舞台とする物語。シリーズ最終作。
時系列順は下記のようになる。
第1作「追憶」→第3作「夜想曲」→第2作「恋歌」→第4作「誓約」
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