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リタ・カニスカの編集履歴

2023-09-17 17:23:20 バージョン

リタ・カニスカ

りたかにすか

リタ・カニスカ (RITA KANISKA) とは、特撮番組『王様戦隊キングオージャー』の登場人物の一人でパピヨンオージャーに変身する。

「法とは王を穿つ矛…法とは民を守る盾…なればこそゴッカンは不動なり」

「地が裂け、天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない!」(第5話)


演:平川結月浅田芭路(幼少期)


概要

特撮番組『王様戦隊キングオージャー』の登場人物。パピヨンオージャーに変身する。25歳。

氷雪の国「ゴッカン」の国王兼、国際裁判所最高裁判長

なお同じく女性メンバーである「女王ヒメノ・ランとは異なり「国王」という表記・敬称が徹底されているが、これは中立」を保つために性別を公表していないためである事が特撮雑誌『宇宙船』の特集で判明している。すなわち対外的には中性ないし性別不詳の扱いということになる。


オージャカリバーは背中に帯刀しており、変身時並びに裁判時には地面に突き立てる。


人物像

5歳の時ゴッカンの先代国王カーラス・デハーンに見いだされ、側近となる。

その後10歳になった際、神の怒り直後に起きた『消えた天秤』事件により、カーラスが残した遺言によってゴッカンの国王となる。


口数が少なく、冷酷無比に人を裁き、硬い口調で静かに喋る絶対中立の国王。雪山に囲まれたお国柄もあってか、保守的であまり感情を表に出さず、誰もが震え上がる怖さと強さを持ち合わせている…と思われているが、その実態は人見知りコミュ障


多忙の合間を縫って自室に篭り、唯一心を許すぬいぐるみもっふんに囲まれて独りごちる、という行為で安らぎを得ている(その時はだいぶ砕けた中性口調に変わり、普段は「私」の一人称が「リタ」になることもある)。


この通り陰キャ全開で口下手なせいであまり多くを語らないがゆえに、公的には冷徹で威厳があるようにみえるが、事態の混迷でキャパを越えると人目も憚らずに奇声を上げて咆哮する、という奇行に走り周囲を困惑させることも。

リタちゃん


こうしたダウナーで面倒くさがりな性格だが、裁判長としての「絶対中立」、そして最上段の台詞の通り王としての「法の支配=rule of law」の2つを遵守するという強い信念の持ち主。

被告人に対する個人的な感情は『もっふんを転売してたから死罪にしたい』『(まだ調べきれていないところもあるが)100パー有罪でしょ』等と自分本位に考えていたりするが、それを裁判に持ち込んだりはせず「揺るがない」公正さを例外なく重視する筋の通った人物。


仕事に関してはどんなに文句を言いながらも真摯に取り組むだけではなく非常に優秀で、公正な判決のためなら、部下だけに任せず自分で調査を行うことも厭わない。

ラクレスが出した実現性のある脅迫にも決して屈さず意趣返しをする胆力や、カグラギの誇張を欠片も真に受けず信用できる情報だけを嗅ぎ分ける観察力を併せ持っている。


これは「法の支配とは、法律によって国家を統治するという意味の法治主義から進んで、非人格的な〈法〉が国家のみならず統治者をも拘束し、国家権力の恣意的な運用から国民を守る社会的なバリケードとして在る」という思想から。

国王兼最高裁判長と言う傍から見たら傍若無人な立場だが、このような能力と信念を持つリタだからこそ成り立っていると言えよう。


一方で王と裁判官の多忙過ぎる職務、そして絶対中立な裁きを遂行する結果どうしても起こる面倒にはストレスを溜めており、立場とコミュ障ゆえもっふん以外には実際に全く心を開けない背景が窺える。

実際件のプライベートルームはを何重にも付けている上に、書物が散乱した汚部屋である事から、他人に立ち入りすらさせていないのだとわかる。


そうしたストレスが祟っているのか、何かにつけて地面に(宛ら裁判長が「静粛に!」でよく叩いているガベルの如く)オージャカリバーをガンガンと打ちつけるという癖がある(刃こぼれは大丈夫なのだろうか…)。


容姿

中立不動の王

黒髪のロングヘアで右目は髪で隠れている。隠れている右目は銀色の隻眼で擬似的なオッドアイ


黒を基調に紫のラインが入った服装をしており、顔の下半分が隠れるほど襟が長く、服装の露出も非常に少ない(寒冷な国の気候も反映していると思われる)。


トップスはジャケットに見えるが、実は前空きの燕尾服風ロングコートと襟とダブルのボタン付きのノースリーブシャツの組み合わせである。


ブーツのヒールは高めであり、ギラと並ぶと大差ない背丈に見えるが、演者同士の身長は約9cmの差がある。


  • 2年後

新章リタ様

物語後半にあたる第二部では服装の変化は少ないものの、髪の長さは肩にかかる程度には短くなっている。

28話

ヤンマと精神を入れ換えられた際には喋り辛いからか口元を開けてヤンキー口調で話す珍しい姿を見せている。


活躍

冒頭で他の王達と共にシュゴッダムに来訪。

五国同盟の調印式に出席した際、同盟を拒否したヤンマを諫めていた。


ヒメノの国イシャバーナを訪れていたギラとヤンマを影から見張っている姿(恐らくはの差し金)が僅かに映っている。

リタ、見つかる。他


シュゴッダムの王室で厨房の記録に関する何らかの調べものをした後、カグラギ・ディボウスキからの通報を受けトウフ国に赴き、ギラを「トウフ国への領土侵略」として国家侵略罪で国際裁判にかける事に。


初メイン回。

ギラの国際裁判では、国家侵略罪に加え「ゴッドクワガタ及びオージャカリバー強奪の罪」も追加。

当初は表向きの状況から有罪にするつもりでいたが、ヤンマからオージャカリバーの使用条件を聞いた事からギラが王族でありラクレスがそれを隠していた疑念を強め、ラクレスとギラから遺伝子を採取してヒメノに解析を依頼、結果血の繋がりが確定したため強奪罪を不適用に。

そして各国を歩き回り、コガネブーンを含めギラと会った国民の証言を元に、他国侵略の意図が無い事を確認し彼を無罪とした。

結果的にこの件で二重三重に面子を潰されたラクレスの怒りを買うことになる。


リタ自身調査結果を得た際は発狂に至っており、正直厄介と思ってはいた(別な所では血縁関係判明により、ギラが起こした一連の騒動は早い話が他国の王を巻き込んだ盛大な兄弟喧嘩とも見解出来るため、ウチを内輪揉めに利用するなという怒りもあったとの声もある)が…彼女はそれでも、法と信念に則った裁判をやり通したのだ。


そして回収していたオージャカリバーをギラに返却すると同時に、彼をシュゴッダムの代表代理とした五国同盟の締結を宣告。

多少のバラバラはありつつも5人全員でバグナラクの侵攻を食い止めた。

だが城へ潜入していた別動隊に、三大守護神の一体・ゴッドスコーピオンを奪われてしまっていた。


冒頭自室でゴロゴロ寝転がりながら「秘宝盗まれちゃったよ…」と呟き、『もっふんにオージャーカリバーを持たせ「知らなかったで済んだら裁判所はいらないよ~」と正論を言われる』一人芝居をするという衝撃的な姿を見せた。

その後シュゴッダムでの五国同盟の時、ゴッドスコーピオンに関する報告と共に「世界の危機だと思う。以上。」と小学生並みの感想を述べるといったコミュ障っぷりを発揮する。

そして一生懸命書いたであろう五王国同盟の条文をラクレスに切り捨てられてしまうのだが…。

キンオーあれこれ

ラクレスお前…死罪。(と、リタが思ったかどうかは定かではない。とはいえ内心ブチ切れたのは間違いない


 ジェラミーデズナラク8世を攻撃した際の爆風に他の王たちが怯む中、リタだけは直立不動を貫いていた。


ラクレスに勝利し正式に王となったギラにゴッカン国王として決闘を挑むが…その内容はなんとにらめっこ対決。ギラを瞬殺したのであった。(→変顔リッたん

勝利後の要求は『もっふんといっしょのゴッカンでの先行放送』イシャバーナに頼むべきでは?


突如チキュー全土を襲った急激な猛暑。「ゴッカンの雪が溶けた。寒さを忘れぬため、『もっふんといっしょ』の一挙放送をしろ」とギラに要求し困惑させる。…だからイシャバーナに頼め。

チキュー祭りではモルフォーニャといっしょにもっふんかき氷を売っていた。

「気をつけろ。キーンってなる」


ギラとジェラミーを除く4国王と共に、なんとゴッカンの牢獄に投獄されているという衝撃的なところから始まった。

なお彼女の罪は、オーバーワークによる過労に伴いもっふんの幻覚を見るなど意味不明な言動が増加したことから、強制的な休息のために労働基準法違反を自らに適用して服役したという、ある意味驚愕の内容だった。

なお本来、労働基準法違反で罰せられるのは違反した部下ではなくそれを指示した上司なのだが、自身が過剰労働者であるのと同時に国のトップであるからこそできたある種の裏技と言える。

なお当然チキュー単位の罪ではないが、彼女の場合はそもそも国籍がゴッカンゆえにどのみち自国の牢に入ることから、チキュー単位でやらかした他3人と同じ扱いになっているものと推測される。

休職さえできないがゆえに、自らを罪人にするという裏技でしか休みがとれず、休む場所も過酷(ギラとジェラミーが即位し、シュゴッダムとバグナラクの脅威を気にしなくて良くなったのもあっただろうが)という、なんとも気の毒な王様である。


  • 第28話

リタ・カニスカ (ヤンマ)

早速作戦を開始した胡乱のゴーマの術によりヤンマと身体を入れ換えられてしまい、とにかく揉め事が多いンコソパで四苦八苦させられる羽目になる。その立場上武力を行使する場面も多いリタにとってはデスクワーク型であるヤンマの身体は力不足だったらしく、「なんだこの身体…ヘナチョコ過ぎる…!」と不満を嘆いていた。

入れ替わり回最高でした

劇中ではゴッカンに送っていたンコソパ国民をリタの肉体となったヤンマに次々と送り返されてしまっていた。


余談


  • 初期段階の名前はシジマ・ウラーギンであった事が東映のオフィシャルサイトで明かされている。
    • こちらの名前の由来は、ルリタテハと同じく成虫越冬する蝶のウラギンシジミだろう。

  • 上記の通り女性ではあるのだが、変身後のスーツが男女共通でパンツルックである事・女王のカマキリオージャーと違い「国王」と宣伝されていた事から男性説が優勢だった為、キャスト及び詳細発表時には驚きを隠せない者が多かった(パピヨンオージャーの項目も参照)。

  • Twitterでのキャスト解禁時のツイートでは、キングオージャーのメンバーの中で唯一1万いいねを獲得している
    • pixivでのイラスト投稿数も1番多い。
      • また、男性だけに留まらず、同じ女性からの受けも非常に良い。


関連イラスト

「ゴッカンは不動。このリタ・カニスカは揺るがない。」ゴッカンズ

最果ての牢獄へようこそ

地が裂け天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない王様戦隊来週も楽しみ!

素顔見せバージョン

リタ・カニスカ❄

リタ様センシティブな作品


関連タグ

王様戦隊キングオージャー パピヨンオージャー

ゴッカン もっふん(キングオージャー)

戦隊バイオレット バイオレットヒロイン コミュ障 男装の麗人 おもしれー女 負ける前からギャグ要員 ドンブラ中毒 残念な美人

イヴァン雷帝:イメージモデルとして一番近いと思われる偉人。


リタ・カスニカ表記ミス。当初はこの記事内でも間違えられていた。「蟹すか?」と覚えておけば間違えない…かも知れない。

裁判長リタ様


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