「ごめんね、ジェラミー…」 (第12話)
CV:井上喜久子
概要
『王様戦隊キングオージャー』の登場人物。
ジェラミー・ブラシエリの母親。2000年前の戦いで歴史から消された人類側第六の英雄と恋に落ちた蜘蛛型バグナラクの女性。怪物や破壊兵器染みた怪ジームとは違い、限りなく人型に近く、女性らしい丸みのある容姿の持ち主。
ジェラミーの回想では、自分達の都合で不自由な思いをさせてしまっている我が子に涙ながら謝罪しており、バグナラクとは思えない穏やかな物腰をしていた。
父親と共に追放されて以降はゴッカンに流れつき、そこでジェラミーが誕生しているが、それ以降の動向は生死と共に不明。ただ、ジェラミーは自身の武器であるヴェノミックスシューターを「母の形見」と称して後生大事に携帯している為、2000年経った現在ではもう亡くなっていると思われる。また、ゴッドタランチュラに由来するキーアイテムを所持していたあたり、本来相当やんごとなき身分であった可能性がうかがえられた中、実子の真名と出自が判明、バグナラクの王侯貴族の家柄だとほぼ確定した。
しかし30話において再登場。全体像も判明しこのとき彼女は息子以外をなぎ倒す戦闘能力を見せ、息子に抱き着くと同時に「母様を・・・・助けて」と言う。果たして彼女の真意とは?
余談
演じる井上女史は『海賊戦隊ゴーカイジャー』のインサーン以来12年ぶりの出演となる。インサーンの方は戦隊ヒーローに一目惚れしたが、今作では何の因果か、追加戦士の母親というキーパーソンを演じる役回りとなった。
中国のトン族の神話では蜘蛛の女神・『薩点巴(サテェンバ)』が主神として伝わっている。
名前の由来はおそらくかつてジョロウグモが分類されたオオジョロウグモ属の学名 Nephila(ネフィラ)、およびジョロウグモの学名 Trichonephila clavata(トライコネフィラ・クラヴァタ、旧学名 Nephila clavata ネフィラ・クラヴァタ)から。
尚、本名はジェラミーの真名を見る辺り、ネフィラ・イドモナラクかネフィラ・ネのどちらかだと思われる。
関連タグ
リセ:2年前の戦隊に登場する番外追加戦士の母親。ただしこちらは酷い夫に捨てられており命を落としている。
真夜:人間と禁断の恋に落ちて混血児を産んだ15年前のニチアサ作品に登場する母親繋がり。