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天才レストランの編集履歴

2024-03-17 18:14:09 バージョン

天才レストラン

おこさまらんちのぎゃくしゅう

天才レストランとは、アニメ名探偵コナン第1089話のアニメオリジナルストーリーのタイトルである。2023年7月8日放映。 脚本はコナンアニオリ回で毎回トチ狂ったストーリーを展開させる事でお馴染みの浦沢義雄。

あらすじ

新装開店した駄菓子屋にやってきたコナンたち少年探偵団。チンドン屋が演奏しており、開店祝いなのか駄菓子のスモモが配られる。初めての駄菓子に夢中になる歩美、光彦、元太だったが、コナンは『駄菓子は所詮子供の……』と興味がなさそうだ。そんなコナンに対して『大人ぶって思い上がってる!』と怒る元太。2人はケンカになり、コナンは1人で帰る事にする。その道中、路地から飛び出してきた老紳士が『オムライスの死体を見た!』と助けを求めてきて……!?


登場人物

江戸川コナン

ご存知主人公であり、今回の事件(?)の元凶


少年探偵団

駄菓子屋から貰ったスモモを『所詮子供が食べるもの』と言って食べなかったコナンの態度に元太は『大人ぶるんじゃねぇよ!』、光彦も『そういうのを思い上りって言うんじゃないんですか?』と険悪な雰囲気になってしまった。今回灰原は不在。


毛利蘭

ご存知ヒロイン。本人に悪気は全くなかったが、彼女が後述のレストランにコナンを連れてきたこともきっかけの一つになっているため、ある意味もう1人の元凶と呼べる人物……とは言え、彼女自身は後述の聚楽大のお子様ランチについては褒めており、コナンの言動にも光彦同様に注意しているので、一概に元凶と呼ぶべきではないのかもしれない。


聚楽大:CV.宮澤正

今回のゲストキャラ。今回の事件(?)の黒幕にして最大の被害者

レストラン『聚楽大』のオーナーシェフである天才料理人。世界的にも有名で、特に彼が作る『特製お子様ランチ』は星5と評価される程評判が高い。また、お子様ランチだけでなく、レストランの内装もサーカスや遊園地っぽくし、UFOキャッチャーが遊べる、フライパンや皿をジャグリングするなど、天才お子様ランチ料理人と呼ばれるだけあってか子供を楽しませる工夫も凝らしている。しかし、レストランを訪れたコナンの『いくら特製だからって、所詮お子様ランチはお子様ランチだよ』と言う一言にプライドをズタズタにされてしまい、それが料理にも微妙に影響して、味も微妙に落ちてしまい、大繁盛していた店の人気も微妙に落ち続けてしまい、店をたたむ事を余儀なくされた。こうした経緯から、子どもでありながら大人ぶって思い上がった発言をしたコナンに恨みを抱く様になり……


余談

これまでも、事件の犯人が(殆ど逆恨みではあるが)、コナンこと工藤新一、或いは他のメインキャラやサブキャラクターに恨みを抱いて犯行に及んできたが、明確にコナンに対して恨みを抱いて(しかも本当にコナンの発言が原因となって)騒動を起こした人物はおそらく聚楽大が初である


衝撃の結末


Aパートで元太達とケンカ別れしたコナンが、謎の老人に因縁をつけられ、Bパートでその老人の正体がコナンによってプライドを傷つけられた聚楽大であり、レストランが潰れた恨みを晴らすべくレストランのスタッフ達と共にコナンを追い詰めるも失敗。しかし、自分の言動を反省したコナンから『今度来る時は特製お子様ランチを食べる』と約束され、一応(?)和解。


そして、ED終了後のエピローグ。駄菓子屋に集まっていた少年探偵団のもとにやってきたコナン。今度は自分からスモモを買い、そして……

























































コナン「それにしても、酷い夢だったな…」


そう…なんと、今回の話は夢オチだったのである!!!


もう、訳がわからないよ…


総評

はっきりと言うと、今回のエピソードはこれまでの浦沢回どころか、アニコナオリジナルエピソード史上ぶっちぎりのカオスなストーリーとなっている


ストーリーだけならまだしも、同等にヤヴァいのが中盤回想シーン等での営業時レストラン内の演出。

普段であれば途中の何でもないシーンに伏線・ヒント等を織り込んだりと極めて論理的かつリアルな演出構成が成されているところが、こちらは『論理性』『リアル性』『利便性』『安全性』等あらゆる意味における説得力をガン無視しただファンシーさのみに特化させた、明らかに『コナン』の世界観とは違和感が生じるモノ。普段のつもりで視聴していた者には恥ずかしさすら感じてしまうレベル(一応この非現実的さ自体が『夢オチである』というラストへの伏線だったりするのかも知れないが途中のシラけっぷりは取り返せないし、何よりそもそも夢オチ自体が求められていないのだからどうしようもない)。


この為かこの回を視聴した多くのコナンファンからもTwitter上で『意味不明』、『酷すぎる』、『一体何を見せられているんだ…?』、『コナンはあんなこと言わない』、『スタッフ疲れているのか?』、『原作者マジギレ案件』、『もう浦沢に脚本書かせるな』と酷評の嵐で、結果名探偵コナンアニメ史上最悪のエピソードとなっている


















































…と、ただの「凄まじい駄作」と切って捨てるにはあまりにもトンデモすぎるストーリーであるため「何故この話がアニメに採用されたのだろう?」と思ったファンも現れた。上記のような批判コメントは当然ながらファン全員が言っている訳ではなく、ちゃんと評価しようとするファンもいるのである。


この話がアニメに採用された理由を考察したファンの考察の一例を挙げると、「夢が原作初期の頃のコナンの記憶が主なベースとなった代物で、夢の中で人格も当時寄りになっていたのならおかしくないのではないか?」というものがある。

「夢は本人の記憶と想像力により形成される」というのは巷でよく言われることであり、実際原作で成実先生を死なせてしまうまでのコナンは現在では考えられないような言動や想像をしている(蝶ネクタイ型変声機を入手した際にコナンが想像した『犯人を捕まえる道具』や、包帯男の事件の犯人に言った『死にたきゃ勝手に死にやがれ』発言など)。

この場合「キャラ崩壊」と言うより「キャラが昔の性格に回帰した」と言った方がより正しい状態であるため、「夢オチと併用『したからこそ』アニコナ化が通った」とも言える。


また、キャラ崩壊に関しては本作だけでなく過去には別のアニコナオリジナルエピソードでも発生している。


なお、放送の数話後に彼の弟子であり、同じくアニコナオリジナルエピソードを多く手掛ける大和屋暁がとんでも回を執筆している。


関連タグ

名探偵コナン 公式が病気

浦沢義雄

釈蓮:服部平次との3日間の前半の事件の犯人。彼が最後に語った『言葉は刃物』と言う忠告は、今回のコナンにドンピシャに刺さる事となった

田中徹:コナンと同じ会社で制作されたアニメに登場するキャラ。コナンに登場する探偵役や警察官は、一歩間違えれば彼のようになっている可能性が高い

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