楽曲情報
作詞:秋元康
概要
『チャンスは平等』は、乃木坂46の35thシングル。当初2024年3月27日発売予定だったが、制作上の都合を理由に4月10日に延期された。(おそらく、カップリング曲の制作に遅延が生じていると思われる。)センターは本作の活動を以てグループからの卒業を発表した山下美月が自身3度目のセンターを務める。
3期生全員が選抜メンバーとなっており、吉田綾乃クリスティーは本作が初の選抜入りとなる。このように特定の期別生が全員選抜入りを果たすのは25thシングル『しあわせの保護色』以来となる。その一方で、前作から黒見明香、柴田柚菜、筒井あやめ、菅原咲月、冨里奈央が選抜落ちとなった。そのため、ファンの間では賛否両論となっており、3期生推しのファンが好意的な反応を見せる一方で、4期生・5期生推しのファンからは運営による恣意的と捉えられかねない選抜に否定的な声が相次いでいる。
曲調はまさかのディスコ調。とても卒業シングルらしいしんみりとしたものとは言えるものではないものの、「新しいWorldすぐそこにあるよ」「今日までの経験が未来へのチケットだ」「幸せになれよ」といったフレーズはグループを卒業する山下の卒業後の活動を激励するようなものとなっており、「明るく笑顔で送り出す卒業ソング」としての側面が強くなっている。
ちなみに、振り付けには映画『サタデーナイトフィーバー』の劇中でジョン・トラボルタが披露していたあのポーズが取り入れられている。