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SPECの編集履歴

2013-05-19 03:05:17 バージョン

SPEC

すぺっく

いただきました。
  1. 性能を意味する英語。
  2. テレビドラマ「SPEC ~警視庁公安部公安第5課 未詳事件特別対策係事件簿~」の略称および通称。

本項では、2.について記述する。


概要


SPEC


2010年10月から12月にかけてTBS系列で放送された刑事ドラマ。


”未詳(ミショウ)”と呼ばれる「警視庁公安部 公安第5課 未詳事件特別対策係」に配属する当麻紗綾と瀬文焚流のコンビが”SPEC(スペック)”と呼ばれる特殊能力を持った犯人達と対決していくが、後半以降はSPECに関わる陰謀劇が中心となる。

1999年に放送され、翌年に映画化されたドラマ「ケイゾク」の主要スタッフが本作にも携わり、一部設定などを引き継いでいるため、「ケイゾク」の続編として捉えられることもある。



堤幸彦が演出を手がけており、彼の代表作の一つである「TRICK」のように他の刑事ドラマや裏番組などのパロディ、時事ネタや楽屋ネタと思われる小ネタが設定や小道具、台詞などに散見される。pixivでも中の人ネタを絡めるなど、パロディ要素を含んだイラストが少なくない。


登場人物 (一部、ネタバレ注意)


そして時は動き出す


警視庁


当麻 紗綾(トウマ サヤ)

(24) - 戸田恵梨香

警部補。未詳事件特別対策係(通称 未詳)捜査官。京都大学理学部卒でIQ201と天才的な頭脳の持ち主であり、日本語・英語・スペイン語を使いこなすトリリンガル。また、一瞬見ただけで本の内容・PC画面表示内容を全て把握する等高い記憶力を持つ。ハッキングや盗聴も得意。祖母が書道家という事もあり、独特の推理スタイルの下地はそこにあると思われる。その一方で簡単な漢字を間違えることもしばしば。

がさつで口が悪い上に喧嘩っ早い性格で、舌打ちを頻繁にするなど人を小馬鹿にするような言動を取る。そのため軍人気質(当麻曰く「筋肉バカ」)な瀬文とは衝突し諍いを起こすことしょっちゅう。

だが、事件を共に追ううちに一定の信頼関係は築いていき、未詳の一員と認めている。

細身の大食いで味覚音痴(舌バカ)である。「中部日本餃子のCBC」の餃子とハチミツ入りコーヒーが好物。とある事件で負傷して以来、左腕を三角巾で吊るしている。女子高生時代はツインテールのメガネっ娘。決め台詞は「いただきました」


瀬文 焚流(セブミ タケル)

(36) - 加瀬亮

警部補。元々は、若くして警視庁特殊部隊(SIT)の隊長であったが、外国人犯罪グループとの銃撃戦で部下である志村(志村 美鈴の兄)を誤射した疑惑が持たれ、未詳へ左遷される。正義感が強く高圧的で生真面目な軍人気質の性格。上下関係を徹底して遵守し、先輩・後輩想いでもある。SIT時代の仲間には特別な情を持っており、後輩である志村の負傷に自責の念を抱いている。当麻に対しては「餃子女」や「ニンニク臭い」、「バカ」などと口汚く罵り、叩く蹴るなどの暴力的なツッコミを入れる。共に気が強く短いので、子供のような喧嘩にも及ぶ。当初は当麻に反感を抱いていたが、SPEC事件を追っていくうちに当麻の頭脳や信念にも一目置くようになる。英語・中国語に堪能。捜査のためなら中国人の情報屋にも聞き出している。ツッコミは容赦しない。


野々村 光太郎(ノノムラ コウタロウ)

(70) - 竜雷太

未詳事件特別対策係係長(後に係長待遇に降格)。捜査一課弐係(通称 ケイゾク)係長などを経て定年を迎えた後、嘱託として未詳の係長に就任した。糖尿病を患っている。不倫相手である正汽雅からは結婚を迫られているが、弁護士の現妻(「ケイゾク」では愛人だった醍醐雅)とは離婚が成立しておらず、板ばさみ状態となっている。普段はとぼけた面が目立つが、正義感に溢れた言動をとることもある。柿の種がぎっしり詰まった瓶の中には秘密があるらしい。


市柳 賢蔵(いちやなぎ けんぞう)

(56) - でんでん

『翔』より登場。未詳に新係長として配属された。東京大学文科III類卒業。部下たちには横柄な態度を取る、当麻と瀬文はあまり信頼を置いていない。髪はカツラで、当麻たちにしばしばあてこすられては動揺した様子をみせている。 実はその正体は・・・


馬場 香(ばば かおる)

(40) - 岡田浩暉

捜査一課管理官。瀬文に未詳事件特別対策係への異動を命じた。気障でインテリ然とした性格だが、神経質な一面があり甲高い声で叫ぶことも。警視庁に入って間もなく管理官となったため捜査経験は浅い。超能力が絡んだ難解な事件や面倒事を未詳に押し付ける事もしばしば。基本的にはいい加減で頼りない事なかれ主義者。しかし新人の頃は野々村の世話になった経験があり、刑事としての熱い信念も持ち合わせている。


鹿浜 歩(しかはま あゆむ)

(55) - 松澤一之

捜査一課係長。主に馬場、猪俣と共に行動する。捜査は足を使ってという信条から常にスニーカーを履いている。頼りない馬場に代わって現場を仕切ることが多い。


猪俣 宗次(いのまた そうじ)

(28)- 載寧龍二

捜査一課刑事。怪しげな広島弁を喋り(ただし演じる載寧は広島出身である)、鹿浜に対してタメ口を利くなどなめている節がある。美形だが、馬場や鹿浜同様情けない所が目立ちがち。

当麻は上記三人を三人の名字をとり馬鹿猪もしくはザコキャラと呼んでいる。


正汽雅(マサキ ミヤビ)

(20)- 有村架純

警視庁の婦人警官。野々村光太郎の不倫相手。毎回未詳に依頼者を連れてくる役回り。その度に野々村に愛の視線を送り骨抜きにしている。小悪魔タイプ。


津田 助広(ツダ スケヒロ)

(42) - 椎名桔平(特別出演)

警視庁公安部特務選任部長。SPEC関係の犯罪事件の裏で暗躍する人物。警察上層部に影響力を持っているらしく、未詳を囮としてSPECに関連した事件を取り扱っているようである。SPECを持った人間から何度も命を狙われている模様。その正体は謎が多い。


SPECホルダー


一 十一(ニノマエ ジュウイチ)

(??) - 神木隆之介

当麻と瀬文に近づく全身黒ずくめの謎の少年。SPECを用いた事件に悉く関わっている。当麻と過去に因縁があるらしい。能力の詳細は不明だが一見して時間停止のような力があると考えられている。他のスペックホルダーとは一線を画す高い能力であると自負しており、自ら「キング」を名乗る。言動は無邪気なため、より残酷さが際立つ。


志村 美鈴(シムラ ミレイ)

(19) - 福田沙紀

東京芸術大学を目指す浪人生。地居が講師をしている進学塾「藻合塾」で清掃のアルバイトをしている。SITに所属していた兄を瀬文が撃ったと思っており、瀬文を恨んでいる上、警察組織を一切信用していない。また、兄と最後に話した際に喧嘩したことから強い悔恨を抱いている。スペックは人・物に触れてヴィジョンを見る、サイコメトリーを持つ。


海野 亮太(ウンノ リョウタ)

(35) - 安田顕

警察病院の医師で志村の兄の主治医。心臓外科(特に小児科)の世界では世界的にも有名で、難病をいくつも自分の手で治したことがある。細胞を治す力を持つ“神の手を持つ男”にかつて自身を治療してもらったことがあり、その男の居所を探している。ピクルスが嫌いだが、それを先んじて食べる嗜好の持ち主であり、着ぐるみ好きでもある。

スペシャルドラマ「翔」では変態疑惑に拍車をかける言動が目立つ。


冷泉 俊明(レイセン トシアキ)

(年齢不詳) - 田中哲司

本名:鈴木 俊明。

未来を見ることが出来る予知能力を持つ占い師。レモンをかじり、「ラミパス ラミパス ルルルルル・・・」と唱えながら占うという独特の方法を用いるが、その占いの確実さから政治家や財界から珍重されている。予知の仕方により、透視や人探しなど幅広い応用力を持つ。(予知の際に使うものに決まりはないらしく、ジャガイモやサツマイモで代用していた。)恐喝容疑で逮捕された後、津田の監視下に置かれる。


サトリ

(19) - 真野恵里菜

新宿で街頭占いをする売れっ子占い師で、夜12時には必ず閉店して姿を消すことに由来して「新宿のシンデレラ」と呼ばれている。ロリータファッションに身を包み、運が悪いと魔除けグッズを売りつける商売人。登場回に瀬文が持ってた栄養ドリンク「元気者」は、真野のシングル「元気者で行こう!」に由来する(しかもPVの演出を担当したのは堤幸彦)冷泉を強奪し逃走した際の車のナンバーは〈品川800 へ 8626(語呂合わせで「ハロプロ」)〉


ブブゼラリーマンズ

鬼頭真也・三宅十空・砂川禎一(夜ふかしの会)

ほか ニノマエの組織が差し向けた能力者たち。辛の回・最終話・『翔』・『天』に登場。外見は眼鏡にスーツ、アタッシェケースを持ったサラリーマン風の男たちで、忽然と現われて同時にブブゼラを吹き、物体や人(自分自身を含む)を移動させるSPECを持つ。


その他


地居 聖(チイ サトシ)

(24) - 城田優

大学院生。進学塾「藻合塾」の特別コースで講師のアルバイトをしている。当麻の大学時代の恋人。未だに未練を抱いており、復縁を幾度か迫るものの全て断られている。刑事として危険な場で働く当麻の身を案じている。AKBではまゆゆ押し。当麻からは「左利き」と呼ばれる。


「中部日本餃子のCBC」の親父/餃子ロボ親父

(年齢不詳) - 多田木亮佑

当麻行きつけの中華料理店店主で、名古屋弁訛りが強い。当麻の食いっぷりには感心しており、大量の注文にもすぐに応える。

「中部日本~」から始まる名前といい、「CBC」のロゴといい、

どう見てもアレな件については突っ込んではいけない。


当麻 陽太(トウマ ヨウタ)

(2003年の時点で6歳) - 大坪夏己

当麻紗綾の弟。7年前、両親と共に飛行機事故に巻き込まれ死去。右耳の後ろに星型の痣がある。猫が好きで、よく野良猫に餌をやっていた心優しい人物。


当麻 流夏(トウマ ルナ)

(2003年の時点で40歳) - 石田えり 当麻紗綾の母親。7年前、天・陽太と共に飛行機事故に巻き込まれ死去。一十一曰く、天と同様流夏も何らかのSPECを持っていたため殺害されたと語っている。実は元日テレのアナウンサー、もう何でもアリである。


御前会議(ゴゼンカイギ)

戸田恵子山寺宏一平田広明ほか

『翔』より登場。世襲制のメンバーによる日本の秘密会議。卑弥呼の時代から日本の行く末を決定し、フリーメイソンバチカン、マハラジャや華僑などと共に世界の歴史を設計してきたとされている。


余談

餃子

堤幸彦の母親のレシピに基いて作られ、餡の風味付けに合わせ味噌を使い

ウスターソースとマスタードで頂く。


未詳への通り道

未詳へと続く場所は、「科学捜査研究所」や「捜査一課9係」など

某局の刑事ドラマ意識したかのような部署名の部屋が多数存在し、

中には部屋名の下に「相棒募集中」、「矢部分室」などと書かれたプレートを掲げた部屋もある。

この一帯は「テレ朝通り」と呼ばれており、テレビ朝日でドラマを手がけているプロデューサー・桑田潔の名前が火元責任者として掲げていたりと

やりたい放題である。


自由の女神&きれいな球体が見える場所

野々村が雅を呼び出した場所。

都内で実際に自由の女神があるのはお台場海浜公園。

つまり球体=某局


ED

DVDの告知を行った場面で、瀬文(=加瀬)の後ろで当麻(=戸田)が「ゲッツ!」と呟くが

次第にセリフが「月9」へと変わっていき、最後は加瀬に「嬉しいのか?」と言われ台本を見せるシーンがあった。

実際に戸田は次クールの月9ドラマに出演している。


ドラマ版最終回のED、「映画化とかぜってーしねえから」→映画化フラグ

映画版ED、当麻が「『結』やると思ったら大間違いだぞ!」

     瀬文が「欠」と書かれた紙を持っている。→


何とも分かりやすいフラグを建てている。


ちなみに次の映画は欠ではなく結-クローズ-である。


関連イラスト

spec


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当麻紗綾 瀬文焚流 一十一 海野亮太 津田助広

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