概要
生誕:不明
死没:1582年9月12日
井伊直盛の娘。元の名は『次郎法師』。
直盛には息子がおらず、父の従兄弟である井伊直親と婚約して婿に迎え入れる予定だったが、直親の父が謀反の疑いで殺され、直親自身も信濃に逃亡。成人後に帰参するが既に結婚していため婚約は流れてしまった。
やがて桶狭間の戦いが発生して父直盛が戦死。後を継いだ直親も讒言によって殺されたため、次郎法師は直虎と名乗り、井伊家の当主となる。
当主となった直虎は徳川に加担して実権の回復に成功する。
しかし、南下してきた武田軍に敗れて浜松に逃亡する。
その後養子として育てていた直親の遺児虎松を家康に出仕させ、井伊家の跡継ぎとした。
なお、彼女は形式上は井伊家の当主であったが、正確な代数には含めない。
『戦国無双』シリーズ
声優:斉藤佑圭
武器:脚技
外伝作品『戦国無双chronicle 2nd』にて参戦が決定。
当初はシルエットだけだったが、ニンテンドーダイレクトでその姿が初公開された。
遠江の豪族・井伊家に生まれたが男兄弟がいなかったため、直虎という男名をつけられ当主にされる。
当主の器量ではないと戸惑いつつ、主家の今川家滅亡後、混乱の遠江に平和をもたらす為に戦うことになる。
『戦国大戦』
Ver1.2において、「戦国数奇」(SS仕様)が追加されたため、そちらも併記する。
従来の井伊直虎は便宜上「SR仕様」として解説。
SR仕様解説
絵師:masaki
声優:三澤紗千香
今川家の武将として参戦。
通り名は『女地頭』。
今川家特有のフェイスペイントは、目の周りの隈取り。
カードテキストや、計略使用時の「男には負けん!」という台詞から男勝りな性格が垣間見られる。
スペックはコスト1.5 武力4/統率7の騎馬隊で、特技は「魅力」。
今川家のお家芸「精鋭」計略抜きでも十分戦えるスペックをもち、統率に関しては今川家の騎馬隊中2位に位置する。(1位はEX仕様の太原雪斎)
持ち計略「不屈の采配」は、発動時に範囲内に居る「今川家の武将」を対象とした、「武力を底上げし、兵力を2割ほど回復する効果」を付与する。
なお、範囲は直虎を中心にしているため、自身にも効果が及ぶ。
「軟弱な男に、用はないぞ!」
SS仕様解説
2012年2月23日のアップデートで追加された仕様で、モデルはSS仕様の綾姫と出自が同じ「げんしけん」の大野加奈子。
二つ名は「仮装女当主」。
スペックはSR仕様と同様の、コスト1.5 武力4/統率7の騎馬隊で、特技は「魅力」。
SR仕様のものと全く同じ能力だが、持ち計略が非常にユニークになった。
その持ち計略「変身の宴」(読みは「コスプレパーティー」)は、範囲内の最も武力の低い敵を参照して、「自分を含む、範囲内の味方」に、「参照した敵の武力・統率・移動速度」を等しくするという効果。
要約するとコピー効果で、対象に取った敵武将のコスプレをしようというもので、ある意味原作再現ともいえる。
また、こちらの直虎の勝利台詞『衆道が嫌いな女子なんかいません!』は、原作の名(迷)言「ホモが嫌いな女子なんかいません!」のパロディである。
「自分が着て楽しむのが一番です!」
余談だが、戦国大戦において井伊直虎と同じ勢力であるお田鶴の方とは、井伊直虎の曾祖父である井伊直平を毒茶を呑ませ殺害した関係だが、戦場で轡を並べることもしばしば。
『戦国BASARA』シリーズ
2014年初頭発売予定の『戦国BASARA4』からプレイヤーキャラとして初登場。
詳しくは井伊直虎(戦国BASARA)を参照。