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YellowMagicOrchestra

よみがな

いえろーまじっくおーけすとら

概要

日本のテクノバンドである。シンセサイザーやコンピューターを駆使した斬新な音楽で、これらをライヴに駆使し、海外の全国ツアーや日本のツアーなどを行っていた。なお、正確な表記は「Yellow Magic Orchestra」だが、記事名の制約上の理由で本記事においてはタイトルからスペースを省いている。

親記事タイトル

テクノ

英語版記事タイトル

カテゴリー

一般音楽アート

記事本文

*概要
[[細野晴臣]]・[[高橋幸宏]]・[[坂本龍一]]の3人によって[[1978年]]に結成された。
略称は「[[YMO]]([[イエロー・マジック・オーケストラ]])より」。

サポートメンバーの一人、[[松武秀樹]]は[[コンピューター]][[プログラマー]](コンピューターソフトを作る人のことではなく、今で言う[[DTM]]のようなことをする人)であり、[[作曲]]段階から関与している。
また[[作詞]]には、初期は[[英語]]の歌詞にすると決めていたため、作詞家の[[クリス・モスデル]]および[[翻訳]]・[[通訳]]担当として[[ピーター・バラカン]]が起用された。

[[シンセサイザー]]等の[[電子楽器]]を活用し、日本における「[[テクノポップ]]」と呼ばれるジャンルを確立した。
結成当時、すでに[[ドイツ]]の[[Kraftwerk]]や[[アメリカ]]の[[DEVO]]などが存在したが、日本にシンセミュージックを根付かせたのは彼らであろう。さらに、コンピューター(デジタルシーケンサー)[[リンク先記事名]]を使用した音楽という試みは世界でもまだほとんど前例の無いものだった。
当時の歌謡曲においても「[[テクノ歌謡]]」というジャンルが生まれ、[[松田聖子]]や[[中森明菜]]、[[イモ欽トリオ]]、挙句には「[[みんなのうた]]」の「コンピューターおばあちゃん」まで、[[1980年代]]初頭には電子音が溢れかえった。

[[1983年]]に「[[散開]]」したが、[[1993年]]に一時的に「[[再生]]」。このとき**「YMO」に×印を付けた名義**を使用していた。
[[2004年]]に行われた高橋、細野によるユニット「**Sketch Show**」のライブ「Wild Sketch Show」ではゲストとして坂本が登場し、再びYMOとして集まる。
[[2007年]]には「[[HASYMO]] : Human Audio Sponge Yellow Magic Orchestra」として再結成する。このことは「再々結成」とも呼ばれている。
[[2008年]]には、結成から28年ぶりとなる[[ロンドン]]公演が行われ、新曲「The City of Light / Tokyo Town Pages」が演奏された。
同年から行われている[[野外ライブ>ロックフェス]]「[[WORLD HAPPINESS>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%94%E3%83%8D%E3%82%B9]]」ではメインイヴェンターとして出演しており、[[2010年]]には[[東京スカパラダイスオーケストラ]]、[[Crystal K>CrystalK]]とともに[[セッション]]を敢行。
[[2011年]]には[[東日本大震災]]からの復興の思いを込めた新曲「Fire Bird : 火の鳥」が演奏された。

代表曲は「[[RYDEEN]]」「[[TECHNOPOLIS]]」「[[君に、胸キュン。]]」など。

[[ライブ]]では奇抜な衣装を身に着け、常識を覆す楽器配置(坂本はステージ左手で膨大な数のキーボードに囲まれ、高橋のドラムがステージ最前列中央、細野は右側で無表情で鍵盤ベースを弾いた。
それ以上に奇抜だったのは、本来裏方となるべき巨大なモジュラーシンセサイザー「モーグIIIC」を、それを自動演奏するコンピューター、およびそのプログラマーの松武ごとステージに上げてしまったことである)で演奏した。メンバーは自分の楽器のモニターと、松武の操作するリズムガイドを聴くため、全員が[[ヘッドホン]]または[[ヘッドセット]]をつけて演奏していた([[イヤホン]]は当時は無かった)。
データロードの遅い当時の機器の制約で、すべての曲でコンピューターが使えるわけではなかったため、一部の曲はコンピューターを使っていなかったが、それが観客には分からないように職人技で正確な演奏をしてごまかしていた。その後ろで、2曲くらい先の曲のデータを松武が必死にコンピューターに[[ロード]]するという、非常に危なっかしいライブスタイルだった。
しかもライブ中の熱気でコンピューターが[[暴走]]して演奏がめちゃくちゃになることも日常茶飯事だった。

*人物
-[[細野晴臣]]([[ベース]])
[pixivimage:18283041]
(一応)リーダー。通称「[[御大]]」。
いつも眠そうな顔の人。高橋によれば「実はちゃんと起きてる」。
彼が自宅に招いた高橋・坂本がYMOの企画に賛同したことからYMOの活動が始まった。
初期から中期にかけては[[ベースギター]]よりもシンセサイザーをメインに使用していた。
そのため、「RYDEEN」のベースをベースギターで弾いたのは発表から22年経った[[2001年]]のTV番組での演奏が初だったという。
-[[高橋幸宏]]([[ドラム]])
[pixivimage:74317929]
髭が特徴のドラマー。通称「ユキヒロ」(初期はカタカナ名義だったため)。
[[ドラムセット]]に、当時出たばかりのシンセドラムを追加して奇抜な音を出していた。
リードヴォーカルも高橋が担当。
ライブでは最前列でヘッドセットをつけ、ドラムをたたきながら歌っていた。
さらに、高橋はファッションデザイナーでもあり、ステージ衣装はほとんど高橋がデザインしていた。
初期のライブで着ていたことで有名な「赤い[[人民服]]」も高橋のデザインである(実は人民服ではなくスキー服らしい)。[[飛行機]]に乗るのが大嫌い。
**2023年1月14日、70歳で死去したことが発表された。**
-[[坂本龍一]]([[キーボード]])
[pixivimage:54620170]
世界のサカモトその人である。通称「[[教授]]」(芸大の大学院に通っていたことから、高橋につけられたあだ名)。
キーボードのほか[[ヴォコーダー]]を使ったボーカルなども担当。
当時は血気盛んで、ジョークが理解できず怒って騒ぎ出した観客にステージ上から「うるせーぞこの野郎!!」と怒鳴りつけたこともあった。

なおバンドとしての来歴等は[[Wikipediaの記事>http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9&source=web&cd=1&ved=0CCgQFjAA&url=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%259E%25E3%2582%25B8%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B1%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9&ei=t8i4TrO7OozEmQX_2ICaCA&usg=AFQjCNFcdiemfsLmLHzgSuK9pJngzGla4Q&cad=rja]]などを参照されたい。

**その他サポートメンバー
[[松武秀樹]]:[[マニピュレーター]]
[[矢野顕子]]※1.:[[キーボード]]
[[渡辺香津美]]:[[ギター]]
†大村憲司:[[ギター]]
矢野誠※1.:[[キーボード]]
林立夫:[[パーカッション]]
橋本一子:[[キーボード]]
[[藤井丈司]]:[[ギター]]
藤本敦夫:[[ギター]]
[[鮎川誠]]※2.:[[ギター]]
立花ハジメ:[[サックス]]
梅林茂:[[ギター]]
デヴィッド・パーマー:[[ドラム]]
GOH HOTODA:[[プログラミング]]
[[小山田圭吾]]:[[ギター]]
権藤知彦:[[ユーフォニアム]] [[フリューゲルホルン]] コンピュータオペレーティング
高田漣:[[スティールギター]]
[[高野寛]]:[[ギター]]
クリスチャン・フェネス:[[ギター]] エレクトロニクス

因みに、
-矢野顕子はデビュー当時の[[1974年]]、19歳で矢野誠と結婚、[[1979年]]に離婚(長男がいる)。[[1980年]]に坂本龍一との間に長女・[[坂本美雨]]を出産、[[2年後>1982年]]に正式に結婚。[[2006年]]に離婚した。
-鮎川誠はロックバンド「[[シーナ&ザ・ロケッツ>シーナ&ロケッツ]]」のリーダー、ボーカル・ギタリスト。

*アルバム
オリジナルアルバムのみ挙げた。
-[[Yellow Magic Orchestra>YellowMagicOrchestra(楽曲)]](日本版/US版)
-[[Solid State Survivor>SolidStateSurvivor]]
-[[増殖]]
-[[BGM]]
-[[Technodelic]]
-[[浮気なぼくら]]
-[[サーヴィス]]
-[[TECHNODON]](「再生」時の作品)

*pixivでの二次創作
pixivでは[[ジャケパロ]]作品が多い。特に多いのが「米国版イエロー・マジック・オーケストラ(通称[[電線芸者]])」「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」「浮気なぼくら」のジャケパロである。
[pixivimage:5969659:s][pixivimage:1353409:s][pixivimage:1505299:s]

また、時代を超えたテクノポップつながりとして、[[perfume]]とコラボさせるネタも多い。

*影響を受けた作品
-[[はるみねーしょん]]
登場人物3人の名前がYMOの3人に由来している。また作中でたびたび登場するジャケパロの第1号が「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のパロだった。

-[[けいおん!]]
HTT([[放課後ティータイム]])のロゴマーク(カップと湯気)が、一時期YMOが使用していたロゴマーク(温泉マークをYMOの文字にしたもの - 左下の作品参照)に酷似している。作品テーマがバンド、キャラのモデルがYMOと同期のテクノバンド・[[P-MODEL]]であり、さらに作者・[[かきふらい]]が上記はるみねーしょんの作者・[[大沖]]と親交が深いことから、[[オマージュ]]として意図的に似せた可能性がある。
また、[[二次創作]]でもYMOとコラボさせるのが定番ネタになっている。
[pixivimage:4353152:s][pixivimage:4874139:s][pixivimage:23792593:s][pixivimage:4769699:s]
[pixivimage:5259763:s][pixivimage:6315875:s][pixivimage:8143837:s][pixivimage:8144084:s]

-[[まりあ†ほりっく]]
直接影響を受けてはいないが、アニメのED曲に「君に、胸キュン。」が採用された。
[pixivimage:9895684:s][pixivimage:3123557:s]

-[[VOCALOID]]([[HMO]])
PAw LaboratoryによりVOCALOIDを使用したカヴァーアルバムが2作発売され、1作目「HMO([[初音ミク]]オーケストラ)」は「米国版イエロー・マジック・オーケストラ」の、2作目「増殖気味 X≒MULTIPLIES」は「増殖」のジャケパロである。
[pixivimage:5892672:s][pixivimage:5556800:s][pixivimage:25668000:s]
[pixivimage:29629658:s]

-[[てっぺんっ!!!]]
[[ヤングワイワイ]]の3人の名前がYMOの3人に由来している。

*関連画像
[pixivimage:43073266][pixivimage:63483105]
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*関連タグ
[[音楽]] [[邦楽]] [[テクノポップ]] [[ニューウェーブ]]
[[シンセサイザー]] [[DTM]]
[[P-MODEL]] [[ビートルズ]] [[DEVO]] [[ULTRAVOX]] [[Kraftwerk]] [[スネークマンショー]]
[[けいおん!]] [[はるみねーしょん]] [[てっぺんっ!!!]]