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妖精戦争の編集履歴2015/02/11 01:11:19 版
編集者:ox
編集内容:親記事追加

「ロックマンX」から「ロックマンゼロ」の時代の間に勃発した世界規模の大戦争。

概要

電子の妖精「サイバーエルフ」が本格的に使用されたことから「妖精戦争」と呼ばれた。

「ロックマンゼロ」の時点では「イレギュラー戦争」と呼ばれていた。

後にイレギュラーによる抗争から、サイバーエルフを悪用した争いへの転換期までを「妖精戦争」と呼ぶ、と定められている。

設定が作られた経緯

「ロックマンゼロ」は本来ロックマンXシリーズ完結作になる予定だった「ロックマンX5」の続編として作られたゲームである。

荒廃した未来世界、消息を絶ったゼロ、ゼロのセイバーを手に一人戦い続けたエックス等「ロックマンX5」のエンディングを反映したストーリーが展開されており、オープニングではエックスがゼロにセイバーを返すシーンもあった。

しかし、完結するはずだったXシリーズに続編が作られ、ゼロがあっさり復活してしまったことでストーリーが「ロックマンゼロ」に繋がらなくなってしまう。

その矛盾点を解消するため「ロックマンゼロ2」より存在が明かされ始めたのが「妖精戦争」の設定である。

戦争の経過

イレギュラー戦争

人間的思考型ロボット「レプリロイド」を人間に害をなす「イレギュラー」に変貌させる「Σウイルス」が発端となり、やがて世界規模の戦渦へと拡大していったイレギュラー戦争。

Σウイルスはゼロの持つ「ゼロウイルス」が変異したものであるため、ゼロはΣウイルスの保菌者にも関わらず完全な抗体を持っていた。

これに着目した科学者(シエルの先祖)がゼロのレプリロイドの魂に相当する「サイバーエルフ」をベースに初期にして完全なるサイバーエルフ、「マザーエルフ」を開発した。

マザーエルフはΣウイルスの完全除去、電子頭脳の修復を可能とし戦争を終結させる切り札でもあった。

しかしこの方法では迅速な戦争終結は困難であり、再発がなくなるとも言い切れなかった。

この問題点を見出し、これを解決する方法を考え出した科学者がドクターバイルである。

最終兵器・オメガ

バイルはマザーエルフを全てのレプリロイドを操る力を持つ「ダークエルフ」へと改造し、Σウイルスの完全抗体を持つゼロのボディから本来のゼロの人格である「オリジナルゼロ」の人格データを抜き取り、バイル自身が開発した凶暴で、破壊衝動のかたまりの新たな人格データ「メシア」を「オリジナルゼロ」のボディへと組み込んだ。

オメガの圧倒的な戦闘能力に加え、ダークエルフのレプリロイドの操作により、イレギュラー同士を潰し合わせることでオメガ、ダークエルフ投入により長年かかると思われた戦争は4年程度で終結した。

しかし戦争の代償は決して小さいものでは無く、オメガの強すぎる力で人類は全体の6割を、レプリロイドは9割を失うという大惨事となった。

その後はエックスとオリジナルボディから移されたコピーボディで目覚めたゼロによりオメガは倒され宇宙空間に追放された。

ゼロはその後、オメガの大量破壊を目の当たりにした当時の人間の政府にコピーボディのゼロも危険なのではないかと判断され、ゼロとゼロに関するデータをΣウイルス研究所に封印された。

ネオ・アルカディア

エックスは戦後復興のため「人間とレプリロイドの理想郷」ネオ・アルカディアを建国。

ネオ・アルカディア政府はオメガ、ダークエルフを開発し甚大な被害を及ぼしたドクターバイルを半レプリロイド化させる「不死の刑」を課しネオ・アルカディアから追放した。

ダークエルフは逃走し、Σウイルスを撒き散らしながら100年間逃げ続けた。エックスは100年もの間ダークエルフにより生み出された莫大な数のイレギュラーと戦い続けた。

ようやく捕まえたダークエルフは二つに分けられ、半身はネオ・アルカディア最奥部のユグドラシルに封印された。封印にはあらゆるウイルスに完全抗体を持つオリジナルエックスのボディがキーとなった。

偽りの平和

オリジナルエックスの代わりにネオ・アルカディアの指揮をとらせるべくネオ・アルカディア幹部は当時まだ小さかったドクターシエルにコピーエックスを作らせた。

コピーエックスの指揮の下で人々は平和を取り戻していたかにみえた。しかしそれは無実のレプリロイドまでも大量に処分して得た偽りの平和だった。

イレギュラーの汚名を着せられたレプリロイド達はネオ・アルカディアを脱走し、レジスタンスとなって立ち向かった。

そして追い詰められたレジスタンスは、ゼロの封印を解く事になる。

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