月山家
つきやまけ
概要
月山家は喰種の一族でありながら政財界に多大な影響力を持つ由緒ある名家であり、美食家・月山習はその御曹司である。
一族は代々近親婚を繰り返したことで遺伝的にRc細胞の干渉を受けやすい体質を持っている。
それにより月山家の歴史上、赫者になれた者はいない。そして一族は全員変わり者が多いらしい。
劇中ではカネキのスポンサーとして住居、資金、情報などを提供している。
漫画で描かれた屋敷は洋館で、アニメでは先に月山邸の一部が公開されており、豪勢な暮らしぶりが窺える。
ちなみにYGの付録“おまビアン”の月山の台詞によると彼の寝室の広さは70平米(約42畳)。他にも別邸も都内に幾つか所有している。使用人達の住まいも敷地にある。
月山家は特殊で使用人も喰種で構成されており、強い忠誠心を持ち結束力は固い。
名前から推測すると日本出身の喰種だけではない模様。
月山家は総本家であり、分家にはロゼヴァルド家とヨハネス家がおり他は不明。
ある“記念品”として屋敷には幾つものクインケを所有しており(捜査官を殺して手に入れたものなのかは不明)、まだまだ謎が多い。
家族構成
“美食家”と呼ばれるS級喰種。
月山家御曹司で観母の一人息子。主要人物の一人。
月山家当主。“クロックムッシュ”と呼ばれている。
習の父親で創の息子。叶の伯父でもある。
月山家先代当主。故人なのかは不明。
冒険家であり、世界各地で珍しいものを大量に輸出入して莫大な資産を築き上げた。
しかし観母を悩ますプレイボーイで分家との間に子供を作っている。
未登場。観母の妻で息子と瓜二つの美しい容姿を持つ。
既に故人で、夫とは大恋愛の末に結婚したらしい。
使用人
月山家の執事。室長。甲赫。
物静かな女性。月山家の騎士と呼ばれる程の実力者。
月山の使用人。鱗赫。分家ロゼヴァルド家最後の生き残り。
創の孫で観母の甥。習とは従兄弟にあたる。
ユウマ
月山家の執事。
収穫の際、松前を庇いコクリア送りとなる。
一族への忠誠心からキジマの拷問を受けても口を割らなかったが殺害された。
アリザ
月山家のメイド
ユウマとは恋仲。彼がコクリアに囚われ精神を病む。
キジマの罠にはまり拷問を受けた末に月山財閥の秘密を暴露し殺害された。
マイロ
月山家の執事。甲赫。
西洋系の中年男性。月山討伐の際、松前を庇い胴体を犠牲に伊丙入の首を跳ね、キジマに隙を突き、松前との連携で准特等・上等捜査官を倒した。