プロフィール
CV | 井上麻里奈 |
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略歴
千鍵の中学時代からの友人。千鍵の姉・千鳥に異常なまでの執着を見せており、千鳥に接触するために千鍵と親しくし、自分と同じ理由で千鳥に接触する人物を出さないよう、千鍵に近づく人に千鍵の悪い噂をでっちあげ遠ざけていった。連続生徒失踪事件の犯人で、ある魔術師から「妖花」をもらってからは千鳥と千鍵に近づく人を学校のプールに拉致・監禁していった。
ひびきに敗れてのち再び千鍵の前に現れ、千鍵に対する謝罪の言葉と本当の親友になりたいと言い残し、消息不明となった。連続生徒失踪事件の最後の一人とされる。
人物
中学時代は暗めで口数の少ない内気な性格であったらしいが、高校進学してしばらく後に、急に人が変わったかのように明るく華やかな性格となった。この変貌は気持ちの変化ではなく妖花の影響である。
自らの劣等感と千鳥に対する強い憧れから彼女を自分の物にしたいと思い、また彼女のようになりたいという願望から、無軌道に力を求める非常に歪んだ性格になってしまった。
能力
術者に寄生し、術者の魔力を吸い取って能力行使する花型の使い魔「妖花(ガルゲンメンライン)」を、花飾りとして胸に付けている。この花の花粉を嗅いだ者は、自由を失い生体機能が奪われ、命令を聞くだけの「人形」になってしまう。洗礼名はこの能力で千鳥と千鍵に近づく人を、プールの底に沈めて隠していた。
また蔦を伸ばしての攻撃や、蔦を腕に絡ませて身体強化をするなど、多彩な使い方ができる。しかしひびきとの戦闘で能力のほとんどが消し飛び、本体とわずかな力を残すのみとなった。