ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

学園アイドルマスター』の登場人物である秦谷美鈴藤田ことねに対する敵愾心を示唆する描写が目立つことから生まれたネットミーム。あくまで言いそうというだけで、公式ではそのようなセリフは言っていない。また、ある意味ことねの呪いに等しい体質(後述)を象徴するダブルミーニングも持っている。そこから派生し、

「またガチャで天井を叩いた、許しませんよ藤田ことね」

「ガチャのすり抜けで出た、許しませんよ藤田ことね」

「コンテストで負け続けてグレードが落ちた、許しませんよ藤田ことね」

「SS+評価を取れたのにメモリーのスキルカードが大外れだった、許しませんよ藤田ことね」

…と、何でもかんでもプロデューサーたちが全く関係のないことねに怨嗟を向けるといったネタも発生している。

その他表記揺れとして、「絶対に許しませんよ藤田ことね」「許しません…許しませんよ藤田ことね」などもよく見かける傾向にある。

由来

そもそもの発端は2024年7月に追加された初星コミュ2章『アイドルたちの共同生活』第7話にある。

藤田ことねは相部屋の月村手毬が就寝時冷え性のために自分で暖を取ろうとしてくることに我慢ならなくなり、かつてのルームメイトだった秦谷美鈴の寮に置きっぱなしにしていたという湯たんぽを本人に内緒で回収していた。

手毬「あの……なにか、言っていた?」

ことね「元ルームメイトの子?……いや、特には。あーでも、めちゃくちゃ感じ悪かった。」

その時の回想でことねと美鈴とのやり取りが行われた。それが

(1:17:03より)

???「……あなた、まりちゃんのなんなんですか?」

ことね「なにって……ユニットメンバーで、同室?」

???「⁉(息を吞んで驚く)………………っ。(ことねを睨みつける)」

ことね「(顔面蒼白)」

…と美鈴がことねに明確な敵意を向けてくるという最悪なものだった。

補足しておくと、元々美鈴はキャストから公認されるほど手毬への愛が非常に重いキャラと紹介されていたが手毬に近付くものは徹底排除するような真似はせず、学マスPのような手毬を良い方向へと導いてくれる相手ならば好意的に受け入れ温厚に接してくれるくらい度量の大きい人物である(手毬のアイドルコミュ親愛度第7~10話より)。

それほどまでに寛大なあの美鈴がブチキレたという衝撃から、このエピソードは多くのプロデューサーたちを戦慄させ話題となった。

そしてこのエピソード解禁以降「ことね=美鈴の敵」というイメージが盤石化、そのキャラを簡潔に説明できるセリフとして(本編では言ってないのに)「許しませんよ藤田ことね」というミームが爆発的に広まることとなってしまったのである。

なお、厳密には劇中では元ルームメイトの名前は???としか表記されず回想場面でも目元より下しか映されなかったのだが、青いボブカットや艶ぼくろや声からどう見ても美鈴であった。さらに学マス公式Xで更新された学マス4コマ第29話「気になる存在」でブチギレ顔が描かれたことから美鈴だと完全に確定した。

何故怒ったのか?

藤田ことね自体は奇人変人揃いの学マスアイドルでは比較的まともな方であり、むしろ美鈴同様良心的な部類の好印象な人物である。そのため美鈴から嫌われたのは、ただ単に運悪く「善意で取ったさりげない行動が裏目に出て本人が知りようもない範疇にある相手の地雷を無自覚に踏み抜いてしまった」だけとしか言いようがない。

その美鈴の地雷とは、少ない会話内容から察するに「手毬が置いて行った湯たんぽを回収しようとする」「手毬のユニットメンバーで同室」の部分で、Pの間では「自身を差し置いて別の人ともう仲良くやっている」「美鈴は湯たんぽを『手毬と和解する切り札』に利用しようとしていたのではないか」と解釈されている。

予兆?

初星コミュ更新2か月前の2024年5月に手毬の新曲『アイヴイ』と共に追加されたサポートカードSSR「何やってるんだろう、」内のサポートコミュでも美鈴が手毬とことねのやり取りを盗み聞きする展開がある。実際の会話はお金に関するものだったのだが、美鈴からは運悪くことねの「超すきっ!愛してるぅ~~~~!」の部分だけ聴き取れてしまい(実際にはお金が好きなのに)手毬のことが大好きだと悪い方向に解釈してしまい機嫌を損ねてしまっているオチだった。Pからはこのエピソードが後の初星コミュの展開の布石だったと解釈する者もいる。

サポートコミュの時系列でもことねが運の悪さから発生した気持ちのすれ違いによって美鈴に嫌われる運命は避けられないようである。不憫…

その後の初星コミュでの動向

「学マスカンファレンス」にて

2024年12月に行われた「学マスカンファレンス」で、年明けに初星コミュ4章の追加があらすじと共に発表される。しかし、

あらすじ

星奈、佑芽、美鈴が結成したユニット「Begrazia」に

対バンを挑まれた「Re;IRIS」は勝負に向けて士気を高める。

一方佑芽は、シャキッとしている美鈴に戸惑ってしまう。

「Begrazia」の3人は「Re;IRIS」への思慕と私怨によって、

はからずも意気投合していく。

…と、美鈴の現状がミームで弄られているそのままの状態である可能性が非常に高いことが発覚。

またこのあらすじ自体がP全員にネタバレ行為※であり、YouTubeのコメント欄にも二重の意味で「許しませんよ藤田ことね…」のコメントが連投される顛末となった。

※生放送12日当時は初星コミュ3章公開の真っ只中だったが、この時点で公開されたのは上のあらすじとはほとんど無関係の内容だった。

初星コミュ4章

7月の初星コミュ初登場の衝撃からリアル換算で約半年、3章ラストで星南の采配によりBegrazia結成の挨拶と対バン申し込みのためRe;IRISの前に登場した美鈴。

そして4章1話、ことねの回想でBegraziaの去り際に美鈴が取ったのが、

「……藤田ことねさん。あなたにだけは、負けません。」

…とことねを睨み付けながら宣戦布告するという、おおよそ「許しませんよ藤田ことね」に近いニュアンスの言動であった。

ちなみに同エピソードでは、星南もまたことねへの愛が想像以上に重く、ことねの担当になったプロデューサーに並々ならぬ恨みを向けていた事実が発覚するというおまけまで付いてきた。

「許さないわプロデューサー…」

その他応用例

  • 2024年9月開催のイベント「ハロウィン狂想曲」では倉本千奈が遊園地のハロウィンイベントの仕事が決まった事を美鈴と花海佑芽に報告する場面から始まっている。現地ではたまたま同じバイトに来ていた手毬(と千奈が心配でしれっと応募していた篠澤広)とグループで行動することとなるが、何とその理由が本来ことねが出るはずだったバイトを本人が熱を出してしまい急遽ピンチヒッターで引き受ける羽目になったというもの。この時空でもバイトの代役を申し出るくらいにはことねと手毬の仲は良好であると証明されてしまった。
    • さらに遊園地には佑芽も一客として様子見に来ていたため2組で美鈴だけが手毬と接するチャンスを逃すオチとなってしまい、あまりに美鈴泣かせな内容だったことからネット上の美鈴達から「許しませんよ藤田ことね…」という怨嗟が沸いてしまうこととなった。
  • 2024年12月には信号機3名の復刻も合わせた主要アイドル全12名のちびぐるみの発売が決定。しかしかつてから手毬ぬいがカルト的人気を博していたために発売初日から手毬ぬい筆頭に一部生徒の品切れが多発し大多数の難民が発生。
    • 一方タイミング悪くことねと美鈴は比較的入手が容易だったため、手毬ぬいを入手出来なかったP達がSNS上で「許しませんよ藤田ことね…」のネタにする格好の餌食になってしまった。
    • また美鈴のぬいぐるみが登場したのもあってか、主に手毬関係で何かと包丁を持たせられた美鈴ぬいが蔓延した。別のアイドルアニメでも似たようなことあったような…。

余談

湯たんぽ

ある意味「許しませんよ藤田ことね」の元凶である湯たんぽは、実はサポートカードSR「今はあえて、背を向けて」の強化アイテム美鈴からの贈り物として先行登場していた。

だがぱっと見ただのハリネズミぬいぐるみにしか見えないのもあり、初星コミュで湯たんぽだと知って驚いたPも多い。湯たんぽの意匠がはっきりしていなかった時期には「美鈴が湯たんぽ代わりになっていた」とか冗談で言われていたほど。

また同SRは手毬と美鈴が描かれていながらサポートコミュで一切両者が会話しないという異例の扱いとなっている。

また、プロデュース内で「休む」のコマンドを選んだ時にも手毬の寮の椅子に置かれている様子が確認出来る。初星コミュ以外の時空だと湯たんぽは初めから寮内で手毬が所持しているようである。

さらに手毬のアイドルコミュ10.5話で、美鈴もまた手毬のとは表情や色が異なる個体を所持していた。

この個体はお揃いになるよう手毬に手渡した時点から既に所持していたのか、後から買い足したのかは現時点では不明。

この手毬の湯たんぽは以前からPの間でも可愛いと評判でグッズ化を希望する声も多かったが、2025年2月から「月村手毬のハリネズミゆたんぽ」名義でアソビストアの受注生産(同年6月発送)でついに商品化が決定した。

藤田ことねに付きまとう「呪い」

上述のことねの「相手の地雷を無自覚に踏み抜いてしまう」という側面は別に美鈴のみに発生している訳ではなく色んな生徒の地雷を作動させてしまっており、それは悪癖というよりかはもはや一種の呪いに近いものとなっている。

  • 上述の「今はあえて、背を向けて」内のサポートコミュでは、美鈴のアイドルとしての考えを非難する手毬相手に「酷い友達」と同調。だがその判断が美鈴の全てを否定したと解釈された手毬の地雷を踏み抜き、かえって逆上させてしまった。「はぁ?あなたに何がわかるの!」
  • 有村麻央のアイドルコミュ6話でも、可愛い髪型にチャレンジしようとしている麻央にせっかく可愛い見た目なのに可愛い格好しないのはもったいないという考えから、普段の男装をついつい「王子様みたいな変な格好」と呼びまたもや地雷を踏みぬいてしまった。「へ、変な格好……」
  • SSR「夏を満喫するわよ!」では、妹の佑芽との電話中自分を無理矢理友達に認定する花海咲季に対し同衾を煽るジョークを言う。しかし、佑芽がエッチな事を毛嫌いする性格だったため、ことねのジョークを真に受けて電話を切ってしまうといった事態が発生している。「お、お姉ちゃんのえっちぃ!」
    • とはいえ単なるベッドインすら妹のエッチな行為の解釈に含まれていたことは妹を知り尽くしているはずの実姉の咲季ですら把握していなかったため、ことねの地雷誤作動スキルは相当とんでもない域に達しているようである。
  • イベント「ケーキが結ぶフレンドクリスマス」では、最低3人は必要なクリスマスのバイトのパートナーを探していたところ、1組全員に声をかけたつもりが、陰でアルバイトをやりたがっていた葛城リーリヤ(と清夏)を忘れるという痛恨のミスを犯してしまう。
    • ここまでだったらいくらでもフォローが利いたのだが、すでに決まっていたパートナーのもう一人が思ってることを直球で言ってしまう佑芽だったのが運の尽き。「1組は全滅」と先走ってしまったのを掘り返され、リーリヤの地雷を間接的に踏んでしまうこととなってしまった。「それに…わたし、影薄いので……忘れるのは、仕方ないと思います。」「ちょ~気にしてるじゃん!?」

彼女はむしろ多くのアルバイトをこなしている事から対人関係は人一倍重んじている人物で、見知らぬ相手を意図的に傷つけるような性格でも断じてない。上記行為も相手を思いやっての判断であるため、本当に毎回毎回運が悪すぎるだけなのである。

だが、これが生徒会長の十王星南相手だと何故か逆に機能する事となり、星南のさりげない言動が尽くことねの地雷を踏み抜いてはますます彼女との距離感を遠ざけてしまう結果へと繋がってしまっている。

関連タグ

学園アイドルマスター 秦谷美鈴 藤田ことね 不憫 言ってないセリフシリーズ 学マス修羅場トリオ

だいたいあってた

ブルーアーカイブのコーナーはあっちよ!:同じく学マス由来の言ってないセリフ。

足を引っ張らないでくださいね足を引っ張るなよ雑魚が:同上。ただしこちらは公式に文章自体は出ている

あら、奇遇ね:ことねに降りかかる「もう一つ」の受難

ゴルゴムの仕業殺してやるぞ天の助:ほぼ同義語

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

許しませんよ藤田ことね
13
編集履歴
許しませんよ藤田ことね
13
編集履歴