概要
葛城リーリヤの台詞……ではなく、実際には彼女の真似をした紫雲清夏の発言である。
期間限定イベント「1年1組のアイドルたち」イベントコミュ2話にてクラスの雰囲気が悪い事に危機感を抱いた紫雲清夏は、クラス全員で懇親会を開く事を決める。そのために月村手毬を誘うも、取り付く島もない。そこで葛城リーリヤが説得に打って出た。
リーリヤもまたトップアイドルを夢見る一人であり、その夢のためにはクラスで協力し合わなければならない事を理由に、手毬を説得する。
リーリヤ「クラスで協力し合わなきゃいけないこと、何度もあると思うんです。他のクラスと勝負することだって、あると思うんです。そんなとき、このクラスが負けるのは……困ります。夢から遠ざかってしまうのは、困ります。とても」
手毬「……………………………………」
リーリヤ「えっと……わたしなんかが……こんなことを言うのはおかしいって。わかってるんですけど……その……えっとっ……」
手毬「あぁ、まどろっこしいな。早く言いなよ」
リーリヤ「はいっ……あの、月村さん────」
リーリヤ?「……足を引っ張らないでくださいね?」
気弱な印象を受けるリーリヤからこの発言を受けた(と勘違いした)手毬は絶句してしまう。その後リーリヤの意見を「一理ある」とし、懇親会への参加を了承するが、リーリヤは手毬に嫌われてしまう。
なお、リーリヤ自身も言い方に迷っていただけで、手毬の言動や行動を問題視し、それを諫める気自体はあった様子。
余談
この「足を引っ張る」という言葉は手毬にとってある種のトラウマとなっており、そこを刺激されたのかこの言葉を言われた後の手毬の声色は怒りとショックが入り混じった今にも泣き出しそうなものになっている。余程堪えたのか彼女の脳内で台詞がより悪い方向に膨張されていた。もっとも、手毬も別のストーリーでは、本心からこれより酷い発言をかましているため、あまり人の事を言えた義理ではないが。
また、その後の後に開催されたイベント「夏宵フェイスオフ」イベントコミュ1話において、1年1組のメンバーと夏祭りに行くことを説得した際に、話した内容は定かではないが、再び清夏にいいように使われた様子。
「......誤解......なのに。」
関連タグ
脳の破壊されたナギサ様:別のスマホゲームで発生した限りなく似た事件。発言を捏造された本来平凡かつ温厚な性格の人物が腹黒い性悪女のように描かれているイラストに同タグが付けられているという点でも瓜二つである。ただしリーリヤと異なり、彼女の方は作中で描写されている範囲でも何回もやることはやっている人物なので腹黒ではないかもしれないが常識のある善人とも言い難く、それ故に二次創作で上記のように悪女扱いされやすいという相違点がある。