四人の公王
よにんのこうおう
概要
小ロンド遺跡の最奥、深淵に封じられた存在。
四人の公王は、かつてのロードランにあり、「小ロンド」の名を与えられた小国の偉大な指導者であった。その功績を認められ、人間の身でありながら大王グウィンより「王のソウル」の一部を分け与えられていた。しかし、世界の蛇に唆された彼らは闇に堕ち、ダークレイスとなった従騎士達と共にロードランに災厄をもたらす。
ソウルで生きる全ての敵と化した四人の公王を封じるため、封印の魔術師達は住人ごと小ロンドを水没させるという強硬手段を取らざるを得なかった。
長らく水底に封じられていた四人の公王だが、火継ぎの使命を帯び、王のソウルを集めるべく小ロンド遺跡にやって来た主人公の手で再び解き放たれる。
ボスキャラとして
木の枝のような左腕を持つ、全身灰色の巨人。右手の巨大な剣による薙ぎ払い・突きの他、凄まじい追尾性能を誇る魔法弾、高威力・広範囲の衝撃波、プレイヤーを吸い寄せてHPと人間性を奪う攻撃等を仕掛けてくる非常に厄介な敵。
しかし、この敵の脅威はそれだけに留まらない。「四人の」公王と呼ばれる通り、複数体存在するのである。戦闘開始時点では一体のみだが、一定時間が経過すると全く同じ性能を持つ増援が現れ、時間が経過するごとにまた一体、また一体と増殖してしまう。そのため一体一体を短期決戦で仕留めることが重要となるのだが、先述の通り単体でも厄介なボスであるため、増援が出現するまでの制限時間内に倒すことは容易ではない。
また、四人の公王との戦いの場である「深淵」は、とある指輪を装備しなければ即死してしまう特殊なマップである。指輪を実質一個しか装備出来ず、難易度を上昇させる要因の一つとなっている。
NPCや他プレイヤーを召喚したとしても、ゲームシステム上ボスのHPが増加してしまうため、短期決戦が求められるこのボスの場合、必ずしも有利になるとは限らない(周回時はむしろ一人で戦った方が良い)。
こうした事情から、四人の公王はダークソウル屈指のトラウマボスとして認識されている(アップデートで幾分か弱体化されてはいるのだが・・・)。
およそ四人の公王とか言わないこと。