紫沙布
しおさふ
「NO.6」に登場する主人公の紫苑と、幼馴染の少女沙布のカップリング。
好きよ、紫苑。誰より、あなたのことが好き。
沙布、沙布、きみはぼくにとってかけがえのない友人だ。誰と比べることもできない大切な友だ。
その一言は残酷か?
概要
沙布はずっと紫苑に恋心を抱いており、留学で別れる際に大胆な…精一杯の愛の告白する。
ところが紫苑は驚きつつも、軽く受け流してしまった。
沙布が紫苑を愛するように、紫苑はネズミに強く焦がれている。
紫苑が誰を想おうと、わたしはあなたを愛していた…それだけが真実だと告げる沙布。
想いを交えない事に寂しさを感じていたが、沙布がそれを紫苑に伝えることはなかった。
― 沙布の望むようには愛せない。けれど、別の愛し方は出来る。―
― 生きていてくれ。待っていてくれ。頼む。―
攫われた沙布を救いに行く間際の紫苑の言葉。
またその最中、紫苑から沙布へ発せられる言葉の端々には、愛しい想いが込められている。
紫苑が沙布の背中を押したり、沙布が紫苑の腕にしがみついたり…
序盤で見ることが出来る二人の絡みは、本当に仲睦まじい。
抱く感情が何れであれ、紫苑も沙布も、お互いが大切な存在であったことに変わりは無いだろう。