越佐大橋
えつさおおはし
電撃文庫より刊行されている一群のライトノベルシリーズ。「越佐大橋」とは、明確なシリーズタイトルはなく、便宜上付けられたものである。
概要
著:成田良悟、イラスト:ヤスダスズヒトによるライトノベル作品。
佐渡と新潟の間に架けられた巨大なつり橋「越佐大橋」での物語。
2011年現在、全5巻(内外伝1巻)で一端シリーズを終了しているが、作者の言によれば、気分次第で同一舞台での新作を書く可能性もあるとしている。本編4巻は「葛原宗司三部作」として銘打たれている。
文庫タイトル一覧
- バウワウ! Two Dog Night
- Mew Mew! Crazy Cat's Night
- がるぐる! <上> Dancing Beast Night
- がるぐる! <下> Dancing Beast Night
- 5656!―Knights’ Strange Night
ストーリー
佐渡と新潟の間にかけられた世界一巨大な橋「越佐大橋」と、その中央部に造られた巨大な「人工島」。レジャー施設を兼ね備えた観光スポットになる筈だった橋と島は、不景気や様々な要因によって計画が断念され、完成直前になって打ち捨てられた。
やがて時が流れ、人々に忘れ去られたその島は犯罪者や居場所をなくした流浪人などが移り住むようになっていく。
これはそんな日本であって日本でない、危険な無法地帯を舞台にした、番犬、猟犬、狂犬、島を巣食う「ネズミ」達、狂人や暇人、殺人鬼達の物語。
「この生まれたばかりの街へようこそ! 私達は、貴方を歓迎します!」