模型戦士ガンプラビルダーズの主役機……もとい主役プラモ。
同作の他の登場プラモとは異なりキャラクター・モデルとしての設定を持たないが、にも関わらず主人公オリジナルのフルスクラッチというわけでもない(製品としてパッケージングされている)、まさに謎の機体。
「ガンプラマイスター」ボリス・シャウアーはこの機体を「始まりの機体」と呼んでいる。
形式番号は「GPB-X80」となっているが、これが何を意味するのかは中編「パーツB」時点では不明。
頭部バルカン、ライフル、シールドと装備自体はスタンダードだが、サーベルは両肩に3対、シールド裏にも3基の計9基を装備し、片手で3本のサーベルを掴んで切りつける荒技を披露している。Let's party!とか言わない。
デザイナーは重田敦司。
なおプラモもしっかり発売されている(作中と同じパッケージである)が、パーツ構成が複雑なため、名前とは裏腹にビギナーには向かないという評判である。