図鑑データ
「名前はチョコレートコスモス。チョコレートの香りがするらしいの。そのせいかバレンタインが誕生日だと勘違いされてるし……コスモスだから秋生まれなんだけどなぁ。花言葉は「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」。ちょっとだけ切ない、かな?」
概要
緊急任務「王佐の力を求めて」にて登場した花騎士。ベルガモットバレー所属。☆5の突属性。また、『小説版フラワーナイトガール -雪降る町のトリカブト‐ (以下、トリカブト)』の主人公である。
名前が長い為、ユーザーからは略してチョコモスと呼ばれることが多い。
性能
黒塗りの大きな弓を武器として扱う。☆5の中では高水準なステータス。敵の頭上から矢を落とすスキルの『コスモストーム』も敵3体に倍率1.9倍、発動率も十分と高性能。レア演出で矢の代わりにチョコレート像か、矢を持ったコスモスが降ってくる。
特筆すべきは進化前アビリティの『通常マス2、3個をチョコレート回復パネルに変化させる』能力。これは通常何の効果も得られないマスに専用の回復パネルを設置するもの。回復手段の限られている本作ではかなり有用な能力である。しかし、以下のような制約がある点には注意。
・同じアビリティを持つキャラクターを複数編成しても効果は重複しない。
・ストロベリーキャンドルの『通常マスを陽力の祭壇に変化させる』能力と干渉してしまい、結果的に両方のパネルが少なくなる。
・ラベンダーのもつ『回復パネルの効果3倍』の対象外。
・クジラ艇バトルの効果対象は搭乗している花騎士。つまりクジラ艇の体力は回復しない。
・そもそも通常マスがないと効果が発揮されない。
進化後は『自身を含む味方3人の攻撃力15%上昇』のアビリティを習得。パーティの火力に貢献してくれる。
容姿
濃い色の茶髪は肩の辺りで切り揃え、二本のリボンを巻いている。髪色と同じ茶色の振袖とこげ茶色のミニスカートを着用。進化後は上着がはだける。
上記の装いから地味な印象を受けるが、立ち絵を見れば判る通り、スタイルはとてもいい。
元ネタの花のように、体からは常にチョコレートの甘い香りが漂っているが、体のどこから香りを発しているのか、本人さえ知らない。そのことをネタにコスモスにからかわれたこともある。
緊急任務「バレンタイン・ナイト」ではゲスト出演。立ち絵差分で所々にハートの飾りがついた可愛らしい姿を見せた。
性格
真面目で大人しい性格。裁縫など、家事も得意らしい。静かな声音がまるで新妻のような甘い台詞とよく合っているが、公式曰く恋愛事には奥手とのこと。
従姉妹の妄想癖には悩みつつも、その彼女もコスモス程ではないがかなり妄想が激しいらしく、自分から墓穴を掘って恥ずかしがることが多い。
団長の服の裾が解れているのをよく直してくれるが、実はこの時、故意にまた解れ易くなる縫い方をしている。ただし陰険な悪戯目的ではなく、団長と絡むきっかけが欲しかった時、服の裾が解れていることに気付き、それ以降も解れを直すことを名目に一緒にいたくて縫い方を甘くしているという、なんともいじらしい理由がある。
『トリカブト』では
小説版第2弾では主人公を務める。
極寒の地、ウィンターローズの“地図にない町”フィユルに派遣され、人材不足により花騎士でありながら団長代理として活動する。本人はそのことに不満があり、団長と呼ばれることを嫌がったり、王都に提出する報告書には必ず団長の派遣を申請している。
ある日の討伐任務の帰り際、魔法で封をされた不思議な箱を見つけたところから物語は始まる。
今作では彼女が団長の為、ゲーム原作のような団長に向けての恋人感はないが、トリカブトや団員たちを気遣う母親のような慈愛や、可愛い服に目がないなど女の子らしさが強調されている。
関連人物
従姉妹。前述の通り、彼女の妄想癖には頭を悩ませている。
『トリカブト』でも共演。こちらでも妄想癖に呆れているが、その妄想から培ったイマジネーション能力をかって作戦立案を任せている等、信頼は深い。
『トリカブト』にて共演。チョコレートコスモス率いる騎士団団員。「団長」と呼ばれることを嫌がるチョコレートコスモスをわざと団長と呼んでからかったりするが、双方とも信頼し合っている。
『トリカブト』のメインキャラクター。彼女が閉じ込められていた箱を開けた時から異様な程ベッタリと懐かれている。その真意は……。
後に完全に和解。チョコレートコスモスの騎士団の一員となる。
駐屯兵の少女
『トリカブト』のオリジナルキャラクター。本名不明。亜麻色の髪をしている。花騎士の大ファンでチョコレートコスモスたちを「花騎士様」と呼んでいる。熱気球の扱いが上手く、物語後半では矢の届かない高空にいる敵に対応する為、チョコレートコスモスを気球に乗せて援護した。