『深く静かにしとやかに しかし戦いは熱く！ それが私たちの潜水艦道』
戦車道と人気を二分する女子のたしなみ。それが潜水艦道！
戦車道と潜水艦道の違い
戦車道は一見団体戦のように見えるが実態は個人戦の要素を持つ。戦車隊隊長が戦車隊全体の作戦を立案し、各戦車に指揮、命令をするが敵戦車と遭遇した際の戦闘は各車の車長が判断、決定することが多い。しかし潜水艦は全乗務員が一隻の潜水艦に乗務し、勝利のために一致団結して戦う。まさに「 All for one , One for All 」なのである。「全体のために自分は何ができるか」常にその姿勢が問われるのである。
潜水艦道の競技
水雷戦、機雷戦、対駆逐艦戦、対潜水艦戦 と各種あるがもっとも観客の人気の高いのが対駆逐艦戦。圧倒的に駆逐艦有利の状況で、絶体絶命のピンチを切り抜け見事に逆転勝利をつかめるか？ 君も乙女たちの熱き闘いを見よ！！（笑）
競技で使用される武器
魚雷、機雷、爆雷 いずれも実際には爆薬は装填されず、代わりに圧搾空気が装填されている。これらの兵器が艦艇の船体にあたることによって圧搾空気が破裂し、大きな音と水しぶきが発生し、より臨場感を高めている。
船体に取り付けられたセンサーから送られた衝撃度のデーターをもとにジャッジシステムのコンピューターが損害状況を計算して判定。勝敗を決定する。
駆逐艦戦とは
駆逐艦戦とは
元来、潜水艦にとって駆逐艦は天敵。しかも圧倒的に潜水艦が不利。（現代戦においては潜水艦側も対艦ミサイル等を持つため必ずしもそうではないが） いかに駆逐艦による索敵を避け、その裏をかくか。そして隙を見て魚雷による攻撃をかけられるか？ そういうところがこの駆逐艦戦の見どころである。
潜水艦戦とは
潜水艦戦とは
潜水艦同士の格闘戦。潜水艦のもっとも重要な任務は海の中に潜んで敵の商船団を攻撃し、通商路を破壊して敵国の継戦能力を削ぐこと。（太平洋戦争時の日本海軍の潜水艦運用はむしろ敵戦艦攻撃に重きをおいていたが） したがって潜水艦は単艦で作戦行動をして味方にすらその行動を明かさないのが基本である。それゆえ実際の場面では潜水艦同士が戦うと言うことはまずありえない。
しかし潜水艦道では各校の操艦技術、索敵技術、魚雷の射法技術、及び艦長の判断、決断力を審査の対象としており、競技として潜水艦同士の格闘戦を行っている。まさに各校艦長・クルーたちの技量の優劣が試される試合形式なのである。
もう一つの世界の潜水艦道漫画
海の底の牙１
海の底の牙２
