ラウル・チェイサー
らうるちぇいさー
ライトノベル『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の主人公。家業はやくそうとコロニア芋を生産している普通の零細専業農家。
CV：河本啓佑
人物像
本作の主人公で元勇者志望。そして歴代勇者とその業績を完全暗記し空で言えるほどの勇者オタク。そのハマりっぷりから実は故郷では変人扱いだった。しかし言うだけのことはあり、勇者予備校で首席だったうえ、全国勇者模試で史上初のS判定を取るほどの才能を持っていた。だが、勇者試験直前に魔王が倒されたため勇者制度が廃止。
ショックで半年くらい引きこもった後、魔界崩壊不況による超就職氷河期の中、幾度となく職安に通い連続面接で学年主席のプライドもズタズタにへし折られた後、どうにか中小マジックアイテムチェーン店の内定をゲット。裏通りにあるマジックショップ・レオン王都店の正社員としてひっそりと働くことに。夢をかなえられなかった現実に腐りながら覇気なく日々を生きていたが、アルバイトとしてやってきたフィノの教育係を任されるようになり、ちょっとずつ「夢をかなえられなくとも生きていくことは出来る」ことを学んでいく。