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竹俣兼光の編集履歴

2016/11/13 19:24:12 版

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竹俣兼光

たけのまたかねみつ

日本の刀剣の一つ。戦国武将・上杉謙信の愛刀の一つとされる。「鉄砲切り兼光」、「一両筒」、「雷切」などの異名がある。

概要

備前長船兼光の作品とされる太刀。戦国武将上杉謙信の愛刀の一つとされる。元々は配下の竹俣慶綱(たけのまた よしつな)の刀であったところ、謙信に献上されたものであった。そのような経緯からこの名前がついたとされる。

後述するが異名が多く伝わっており、むしろ異名で呼ばれる方が有名であったりもする。

余談・伝説

  • ある時、越後の百姓が雷雨に遭った際に、この刀を雷避けとして頭上に掲げて移動していた。そして、雷雨が過ぎた後に、刀を見る血糊がついていた。その為、雷(雷神)を切った刀「雷切」と呼ばれた。
  • またある時、百姓が小豆の入った袋を背負っていたという。その袋には穴が開いておりそこから中の小豆が零れ落ちた。この刀に触れると真っ二つに切れたとされ、そこから「小豆兼光」と呼ばれた。(ただし、この話は同じく謙信所有の刀「小豆長光」と混同されたともされる)
  • 川中島の戦いの際に、謙信がこの刀で相手方の鉄砲兵を斬った。その時、兜、鎧だけでなく火縄銃も切る凄まじい切れ味を発揮したところから「一両筒」(火縄銃のこと)、「鉄砲切り兼光」と呼ばれた。

関連タグ

上杉謙信 太刀

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