概要
『幼女戦記』の登場人物。書籍版で追加されたキャラで、WEB版には登場しない。
フルネームはヴィクトリーヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフで、ヴィーシャは愛称である。
帝国軍の航空魔導師。連邦領土からの亡命者の娘。初登場時の階級は伍長。ターニャの下へと配属され、後に彼女の副官を務める。ターニャと一緒に戦っていく内に成長し、心身共に鍛えられていく。
いつからかは判然としないが賭け事に嵌ったようで、同部隊の隊員はおろか他の部隊の知り合いとも賭けで大勝しては嗜好品を手に入れているようであり、ターニャ率いるサラマンダー戦闘団最強のギャンブラーと同僚から認識されるほどの腕前を誇っている。
デザインの違い
原作小説ではメイン画面にあるように金髪碧眼の美少女であり、漫画版ではさらに美人ぶりに磨きがかかったが、概ねデザインを踏襲していた。
しかしアニメ版では茶髪でギャグ漫画出てきそうな風貌のキャラになっており、しかも公式ページにアップされたメイン画像がなぜかひきつった表情だったこともあり、放送前は「こんなのヴィーシャじゃない」という声が多かった。
放送後はこれはこれでありという声も出てきたが、原作や漫画版のデザインに慣れてしまった人は違和感を感じずにはいられないようである。
アニメ版独自のデザインとなった理由は、小説版のイラストをアニメで動かすのは困難であり、コミック版に関しては企画が並行して進行していたため、独自のキャラクターデザインが採用された。
ファンの間でデザインが賛否両論となっていることはアニメ制作側も把握しており、これに関してKADOKAWAの田中翔プロデューサーはインタビューで、「自分はヴィーシャが可愛いと思うので,この辺は主観というか好みの問題のような気もします。」と発言している。
階級
伍長(ライン戦線)→少尉(将校課程で昇進)→中尉
ターニャ達の推薦を得て将校課程を履修し少尉に昇進、後に第二〇三魔導大隊でターニャの副官を務める。ライン戦線初期のでは根性だけのお荷物であったが、ターニャの副官となって以降は、その事務処理能力の高さを徐々に発揮。特に裏の道にも精通した兵站、部隊運営面での右腕として確固たる地位を占める。
ターニャ曰く優秀すぎる部下。