九頭龍芥
くずりゅうかい
人物像
- 誕生日:9月3日
- 身長:169cm
- 好きなもの:金、じぶん家
- 嫌いなもの:借金、金持ち
- 特技:空気を読まない
性格、成績、体力の全てにおいてクズ。校内でもクズとして有名であり、そのマイナスイメージを反転すれば独裁を敷けるほどカリスマと化すほどの圧倒的なクズっぷり。
悪魔の力を借りて楽をしたいという、欲望丸出しで左門好みの性格。左門曰く「の●太から将来性を引き算した」ようなダメ人間。後述の料理スキルを始め端々に光るものを持ちながらそれを活かせない辺りはまさにの●太。
毎回悪魔の力で楽をしようとしては酷い目に遭うが、何度失敗しても懲りない。
悪魔絡みの話では悪知恵を働かせるものの、本人の詰めが甘いためだいたい失敗に終わる。
持ち前の野次馬根性から話に絡むことが多いが、やっぱりだいたいろくな目に合わない。
しかしクズではあっても下衆ではなく、むしろノリが良くて明るく、非常にコミュ力が高いため、左門とその仲間たちのムードメーカーになっている。
左門にとっては、ひねくれた性格でも仲良く付き合ってくれる、数少ない友人のひとり(桜いわくゲス同盟)。初めての(人間の)友達である彼の存在は大きく、彼が離れていくと普通に凹み、自分の過失を素直に謝るなど、ほかの人間にはまず見せない態度をとる。
死にかけても後日には話のネタにして笑い飛ばし、女子グループとも対等に付き合い一緒に遊ぶ等、変にスッキリした面もあり「器の大きいクズ」とも言われている。
左門と桜がいがみ合う原因を見抜いて助言したり、加護小鳥の左門への恋心を見抜いてこっそり背中を推したりと、人の心の機微にも敏感である。
右から左へ聞き流している左門とは違いと普通に傷つく。「お前俺が何言われても 傷つかないと思ってない?」
また実は、料理が上手いというクズらしからぬ家庭的な一面を持っている。食生活がボロボロな左門のために弁当を手作りしており、病人食とは言え手製の漬物まで添えられ、完成度は高く味はあの左門が感涙するほど。見た目も案外かわいらしい。
また、「残飯」「家畜の食い物」とまで言われた天使ヶ原の好物・手羽先プリンのコピー(曰く「微妙な風味の違いだが、ほぼ完璧」)も作れてしまう辺り、味の再現においても高い技術を持つ。総じて、作中でもトップクラスの腕である事は明白。
ちなみに、天使ヶ原達がどれだけ助言しても言うことを聞かなかった左門だが、九頭龍の弁当は素直に受け取っており、もはや親友の域に達している。
その後も左門に手作り弁当を渡しており、傍目では付き合っているか夫婦のように見られたりする。
好き嫌いや味の好みも把握してがっちり胃袋を掴んでいる上に、嫌いな物も食べさせる工夫を施して左門の体調もばっちり管理する様はまさに「妻」「良妻」
※弁当の見返りは貰っているとの事。