・飛龍の拳とは！
舞い上がる龍の姿を思わせる、究極の必殺拳である。
力を最大に蓄えることが必要だ。
・概要
飛龍の拳とは、カルチャーブレーンが販売していたゲーム作品のシリーズ
及び、同作に登場する必殺技の名前である
・ゲームの内容
８０年代バトルマンガを思わせる雰囲気で
アクション、対戦格闘、RPG、アドベンチャーが１つになったと言うふれこみがCMに出ており
ファミコン時代としては間違いなく名作の部類に入り
また、メインテーマは今聞いても名曲で
歌詞をつけたら、そのままバトル作品のオープニングに持って来れそうな熱さである
ただし、スーパーファミコン以降はゲームの内容がハードの進化について来れず
音楽に関しても、微妙なアレンジを加えた程度の物だらけだったため
ファミコン時代の名声は見る影もなくなってしまった
・必殺技として生まれた経緯
開発者は、シリーズ主人公の育ての親である寿安
少林寺で修行していた若い頃、夢に出てきた竜神の姿から編み出した
しかし、少林寺に道場破りにやってきた無頼者に繰り出したさい
相手を崖下へ落とし殺害（……と思われるが、詳細は不明）
それが原因で寿安は、少林寺を出奔し、山奥で暮らすようになった
・必殺技概要
その動作は、回転脚を繰り出しながら後方へ上昇し
上昇しきった後は、再び相手に向かって下降する
……ここでみんなが思うことであろう疑問は、どこが【拳】だよだと思う
しかし、【飛龍】の【拳】が技名なので、全身を龍の拳に見立てれば
技の名前としては問題なくなる
ちなみに、ファミコンだと拳法家タイプの技のモーションは全て飛龍の拳に似ているが
主人公勢以外が使うものは、全て紅鶴拳という似て非なる代物らしい
なお、ファミコンでは、分身しようが、ワープしようが、タイミングを覚えられてしまえば全必殺技の中でダントツの回避しやすさを誇るが
後のシリーズでは、前方にジャンプ回転脚を数回繰り返した後
敵の後方から今までの飛龍の拳を放つなどある程度のバリエーションが用意されている
もっとも、ハードが進化しようが基本的に使われるのが基本形だったため
シンプルな表現しか出来なかったファミコン版と似たようなことをやっても
かなりシュールな絵にしかならなくなった
