関連性
奏汰と颯馬の性格
- 真面目で硬派で血気盛んで責任感の強い颯馬に対して、奏汰はおっとりと穏やかで平和を愛する自由奔放な性格をしている。
- まったく違う性格ながらも関係性は良好そうな様子である。
海洋生物部
同じ部活(海洋生物部)の先輩と後輩であり、颯馬にとって奏汰は尊敬する先輩の一人である。
- 颯馬が部に入ったきっかけは奏汰の制作した「うみがめのどきゅめんたりー」を観て感動をしたから。それらは颯馬の通常コースでの発言で確認でき、また奏汰の通常コースで映像を制作しているとの発言が関連すると思われる。
- 颯馬が入部したのはスカウト『深海の神秘』での颯馬の「一年とちょっと」という発言から一年生の春から所属していると思われる。現時点(2017.3/11)の情報だと二人の面識もおそらくはこの頃からと思われる。
- その後スカウト『海洋の城』ストーリーにて颯馬は海亀のどきゅめんたりーを観て本物の海亀を触ってみたいと思って入部したと発言している。(実際には海亀は保護動物のため触れなかった)
- 海洋生物部では生き物の世話は奏汰が全て行っている為、手伝いを申し出る颯馬だが奏汰は「きもちはうれしい」と言うものの何もさせてもらえないらしい。
独特な話し方
ふたりとも台詞内のカタカナや横文字が「ひらがな」で表記される。
颯馬は度々表記が間違っており修正されたりもする。
通常コースでの関連
紅月―神崎颯馬のコース
- スペシャルイベント1/3で噴水の前を通りかかった颯馬が、噴水の中に今までいなかったはずの魚が泳いでいるのを見つけた話をする。
- 『本物の魚?』と聞くと確かに見た事の無い風貌の魚であったと考えている様子の颯馬「もしや部長殿の作った玩具なのでは?」と思い至る。「さすが、部長殿。本物と見まごうほどの完成度である!」とべた褒めである。
- また、もう一方の選択肢では「粋なはからいである」と、誰の仕業かは分からないままそう評価をしている。
ストーリーでの関連(ストーリーの内容のネタバレを多く含みます。)
- 始めてイベントでお互いの名前(颯馬に関しては「部長殿」と呼ぶのがデフォルトである)を出したのは、颯馬は『桜フェス』奏汰は『海賊フェス』
- 始めて会話をしたのは『喧嘩祭』である。
- 奏汰が卒業した後の『アスレチック』では、奏汰はもう部長では無いため颯馬に「深海殿」と呼ぶように改めさせた。
イベント
『桜フェス』
- 颯馬☆3
- 颯馬の作ったお弁当の材料に奏汰から提供された魚介類が使用されていると、颯馬の発言
『海賊フェス』
- 奏汰☆4
- 部活の話をいつも颯馬から聞いていると言うアドニスに「そうまがいつもおせわになってます」とあいさつをする
『喧嘩祭』
――「そうま、もうすこし『もぐって』いましょうね……♪」
――「我の頭を掴んで噴水に沈めているこの光景、客観的に見れば殺人の現行犯であるぞ~っ!?」
- 颯馬☆4
- 颯馬が敬人に叱られた際に、敬人から与えられた罰では物足りなかったのか、奏汰に「罰を与えてほしい」と激しく絡み、鬱陶しく感じた腹いせに噴水で颯馬に水責めをする奏汰。(通りがかった渉に「窒息プレイ」と言われる)
――「ふふ、やはり部長殿は魚介類を愛しておられるのだな……☆」
――「部長殿~っ、次は我が金魚すくいに挑戦してよいかっ♪」
- 奏汰の出す金魚すくいの屋台に颯馬が挑戦しようとする場面もあった。
『凸凹ペアレッスン』
――「どうも生徒会の人間は部長殿を変人奇人と思われているようでな……?まぁ部長殿は『三奇人』の一人」
――「しかし、演劇部と軽音部の部長も『三奇人』である。その中でも最近は部長殿だけ飛びぬけて変人みたいな評価を下されるのは我慢ならぬ」
- 颯馬と奏汰、共に☆3
- 噴水で水浴びをする奏汰が生徒会に見つからないよう見守る颯馬。生徒会に見つかれば部活の存続に関わるので水浴びを止めて欲しいが、恩人である奏汰の楽しみである水浴びをやめさせるのは忍びない様子。
- 転校生の発案で、まったく違った二人で組んでお互いに特訓をつけるというレッスンが行われる事になり声をかけられた奏汰と颯馬。ユニット衣装を交換して「(流星隊の衣装が)似合わない」という颯馬と「よくにあってますよ」という奏汰。それとは逆に「ぼくのほうこそにあってないんじゃないか」という奏汰に「よく似合っていて紅月の一員のようである!」と褒めちぎる颯馬の姿が微笑ましい。
- またその後特訓をつけるが、颯馬が奏汰に刀の使い方を教え奏汰が刀を振りかぶった際刀が手からすっぽ抜けて颯馬に危うく刺さるところだった。今度は奏汰が颯馬に「とびうお」の「ぽぉず」を教えたが「そうまはゆうしゅうなこうはいなのでぼくもはながたかいです」ととても喜んでいた。
- 喧嘩祭とは違い二人の仲の良さが垣間見える回であった。
『思い還しの返礼祭』
- ストーリーに颯馬は出ていたがカードは無し
- 颯馬が薫との会話の流れで突然「ぷか、ぷか……♪」と奏汰の口癖を言いだした
『フラワーフェス』
- 颯馬☆3
- 長時間のダンス練習で汗で全身が濡れていた颯馬に敬人が「貴様のところの部長のように水浴びでもしていたのか?」と聞く場面があった。
- それに対して颯馬は違うと否定しつつも「部長殿の真似をしてみた事もあるが刀が錆びるので困る」と、水浴びに挑戦した事がある事を明かした。
『スーパーノヴァ』
- 奏汰☆5
- 奏汰のお気に入りの海亀のぬいぐるみの名前が「かめざぶろう」(おそらく♀)である事が判明した。
- この名前は奏汰の「そうまが、なまえはないのかって『きく』から……」と若干困った様子から、おそらく颯馬にしつこく聞かれて仕方なく咄嗟に付けたであろう事が推測される。
- 深海のイベントプロデュースコースで颯馬の「亀五郎」(スカウト『海洋の城』にて命名された亀の名前)にちなんで付けたと思われるような事を話している。また、「おてんば」と形容するあたりから性別がメスである事も推測される。
『梅雨払いの錦』
- 颯馬が蓮巳たちを元気づける為にと『あくありうむてらぴー』で癒してあげようと思い海洋生物部から奏汰の許可を得てくらげの水槽を持ち出してくる。
- 颯馬のイベントプロデュースコースで、海洋生物部の生き物には名前が付けられていなかったが最近は奏汰がほとんどの生き物に名前を付けているという話をする。
- 海洋生物部にはタコは飼育していないという事もわかる。
『風雲絵巻』
- 颯馬☆5、奏汰☆4の初めての同時ハイレアイベント
- いつも先輩に任せてばかりの颯馬が自分が主体になる舞台という事でその役目を全うしようとしている様子を見た奏汰が颯馬の頭をよしよしと撫でるが「いつも酷い仕打ちをするので逆に怖いのだが」と言われてしまう。
- 忍に「部活の後輩に優しいのはずるい」と言われ、それに対して奏汰は「『ゆにっと』と『ぶかつ』はちがいますからおなじたいどだったらそれこそおかしいですね」と返している。奏汰にとっての部活とユニットにはそれぞれ違う思い入れがある様子。
- 颯馬が差し入れに作った上生菓子を見て「そうま、どんどん『おりょうり』とかが『とくい』になりますね~……?」と颯馬の器用さに驚いた様子だった。
- 今回流星隊は忍者役だったので「こんどは、『おさむらいさん』のほうもやりたいですね」と言う奏汰に颯馬は「部長殿は危なっかしいので、刃物を扱わんでほしいが……」と苦言を呈していた。(凸凹ペアレッスンの後の時期である為)
- 深海のイベントコースの会話では「てんこうせいさんのおかげで、そうまは、ひとつおとなになりました」と転校生がお礼を言われる
『涙と絆の返礼祭』
- 奏汰☆3
- 奏汰は連絡が取れず行方不明になってしまう颯馬のことを「あのこおもいつめるところがあるから…」と心配をしている様子だったが、流星隊の問題の事で手いっぱいの為颯馬の事は薫に任せていた。
『ぽかぽかアスレチック』
- 颯馬☆5
- UNDEADと紅月の合同でのテレビ撮影の仕事が来たので、颯馬が奏汰もどうかと誘う。
- 水に関係したものが無いとやる気が出ない奏汰を誘う為に水鳥のアヒルとの撮影をアピールし、無事奏汰も参加を承諾した。
- 時系列が返礼祭後の為、「返礼祭では迷惑をかけて申し訳なかった」と奏汰へ謝っていた。
- 卒業後の話なのでもう海洋生物部の部長ではないと奏汰に言われ今まで「部長殿」と呼んでいたのを「深海殿」と呼び方を改めた。
- 撮影が終わり別れ際に「我、もっと深海殿とお喋りしたかったのであるが」と別れを惜しむ颯馬に「『そつぎょう』しても『おぉびぃ』として『かいようせいぶつぶ』にかよおう」と薫と言い合わせている事や、そのうち遊びに行くと答えている。
- 奏汰の衣装は颯馬たちと同じ紅月用の赤色のパーカーと衣装だった。(颯馬は☆5専用衣装の為色やアイテムが違う)
『皐月の藤紫』(2017.4.30~5.10)
- 奏汰☆5、颯馬☆4
- 『スーパーノヴァ』(2016.6)ぶりの奏汰☆5イベント&新キャラ初登場イベントという事で注目が高かったイベント。
- 発表時点ではいわゆる”追憶”では無かったが、奏汰の予告の開花前のスチルが「夕暮れの海の中で涙を流して振り返っている」様子だった為イベント開始前から周囲にはかなりの緊張が走っていた。
- 予告後の開花後衣装では、今回のイベントが初イベントとなる斑(☆5)が”弁慶”の姿でおり、それに対する奏汰は”義経”か?と思われたが衣装のデザインに義経のイメージにはあまり馴染みの無い烏帽子を被っていた為、烏帽子と言えば白拍子の”静御前”なのではないか?という事でユーザーの間でも意見が割れていた。
- また予告のイラストに毎回付いている台詞が颯馬のものだった為、海の中に立ち涙を流しているシーンに颯馬が関わる事は一目瞭然であった。
- 颯馬が奏汰に、颯馬の実家に泊まりに来るよう勧めるシーンがある。勧めるだけで終わりかと思ったが次の話で実際に泊まりに行った事が判明した為実現された様子だ。その際颯馬の両親が奏汰を迎える事に大騒ぎをした為かえって迷惑だったのでは…と颯馬が心配をしている様子だった。
- 颯馬の家が「源氏」の流れを汲む家系で、颯馬の肌身離さず持ち歩いている刀が「かつて壇ノ浦に沈んだものを打ち直した」という言い伝えがある事を聞き、もしかしたら「くさなぎのつるぎ(草薙剣)」かもしれないですね、と奏汰は答えている。”草薙剣”と言えば伝説で「スサノオの倒したヤマタノオロチの尾から出てきた刀」であるので、日本神話の『三貴神』になぞらえて作られた『三奇人』のうちの『スサノオ』に例えられている奏汰にとっても関わりがあるという事で興味深い話となった。
- 斑の持ちかけてきたライブはユニット単位ではなく個人での参加という事で、颯馬は斑を不審に思いながらも経験を積む為にと参加をする事になる。『藤祭』での構成やテーマの『源平合戦』での配役などは斑が決定をして取り仕切っていた。衣装デザインは転校生が担ったが、衣装制作は颯馬の実家とのつながりのある呉服屋で仕立てている。
- ライブのイメージが『源平合戦』という事で配役のうち主人公にあたる義経役を颯馬が、義経の臣下・弁慶役を斑が、義経の側室である静御前役を奏汰が、壇ノ浦の戦いで活躍をする那須の与一役を光が演じた。それらは全て斑の采配である。
- 衣装を着た奏汰を見た颯馬は「おお……。部長殿、たいへんお美しい♪」と褒めているが奏汰は「う~ん。『おんなのひと』の『いしょう』だとはずかしいです」と着なれない淑やかな衣装である事を照れている?様子だった。それに対して颯馬は自分が義経という大役を任される事に対して未熟な今の自分には不釣り合いだと感じている様子を見せる。しかし、いつかこの役を貰う事を当然と思えるようになれるように…と前向きに捉えていた。
- 義経役の颯馬と静御前役の奏汰はライブの後半でデュエットを歌う予定の為、颯馬は「部長殿は歌がお達者なので、我が邪魔にならぬかと心配ではあるが」と己が未熟である事への不安を話す。奏汰はそれに対して「『じゃま』なんて……。いちども、おもったことないですよ」と颯馬の不安を否定する。その台詞には言外に颯馬から奏汰への心配や世話焼き、普段の生活における様々な事柄への答えがあるようにも思えた。
- 衣装に着替えた後の奏汰は「ぼくが『しずかごぜん』で、そうまが『よしつね』だと……。『せってい』てきに、ぼくたちは『ふうふ』になっちゃいますね」と冗談を言っているがそれに対して颯馬は「ははは。それは光栄である、部長殿が嫁御だと我は尻に敷かれそうであるが」と冗談で返していた。二人の仲の良さが垣間見えるエピソードの一つとなった。
- 颯馬は奏汰と演じる源平合戦になぞらえて、奏汰の抱える悩みや謎について考える。エピローグ②では「(部長殿は、かつて我に海の美しさを教えてくれた。海亀の産卵を、生命の神秘を……とても大事なことを。)」と、颯馬にとって奏汰は大切な存在である事が語られている。奏汰も颯馬に対して「(やさしいこですもんね。ひとにうらまれて、こわがられる……。そんな『たちば』に、くるしんだ『とき』もあったでしょう)」と理解をしており「(そうまに、あんな『かお』(※あかちゃんみたいなえがお)をさせてあげられたというだけで……。きょうという『ひ』を、かみさまに『かんしゃ』したくなります)」と考えている。奏汰も颯馬は自分を慕ってくれる大切な後輩である事がわかる重要なとても印象深いシーンとなった。
- 当該イベントの会話内容において、颯馬は奏汰の抱える悩みや苦しみを取り除く助けになりたいと願っているが、奏汰は自分が『五奇人』である事や恐らくは奏汰の実家に関連するその他の事で颯馬に(心配をさせている事は分かっていても)余計な災禍を招きたくない、と思っている事が分かる。それは颯馬が生徒会側の勢力として紅月に所属している事で生徒から怖がられ、心を痛めていた事を知っているからなのだが、颯馬はその事に関してはあまり知らない様子だった。
- 今回のイベントでは斑と颯馬の会話も多かったのだが、斑は颯馬の実家『神崎流』の事を『神崎一門』と呼び事情通である様子である。また斑は奏汰の事も幼少期から知っている様子でもあったが、この辺の関係に何があるかはまだ分からない。
- 颯馬と奏汰にとって今回のイベントはとても重要なイベントとなった。颯馬の「いつか我は、それに触れよう」という言葉を信じれば恐らく今後何かの返答となるイベントが来る事には間違いない。
- 『藤紫』イベント内で女性役の衣装を着る奏汰を「(衣装を)万全に着こなしてこそ『あいどる』の誉れであるぞ」と答える颯馬が、次のイベント『灰かぶり』でシンデレラのいじわるな義姉役で女装をするというオチがついた。(その割には女性役が全く板について居なかったので酷い話である)
スカウト
『深海の神秘』
- 奏汰☆5、颯馬☆3
- 奏汰の思いつきで体育祭の「部活対抗リレー」への参加を決めた奏汰の要望で飼育している魚たちと体育祭に出たいという希望に応えようと颯馬が水槽を担いで参加する、などという話になるが薫の機転により阻止される。
- 颯馬は、薫が転校生にちょっかいを出そうとするのを止めようとするも、体育館に移動するだけでも目を離すとどこかに行ってしまう自由でのんびり屋の奏汰を置いておけず歯噛みする場面がある。
- 奏汰も颯馬もリレーのルールをいまいち理解していない為バトンを渡す練習をするもめちゃくちゃであった。
『海洋の城』
- 颯馬☆5、奏汰☆4の初の同時ハイレアスカウト
- 部活では生き物の飼育は奏汰がしており、薫は滅多に部活に来ない為颯馬は部活動らしい活動ができずに居たが、奏汰との交渉の末イシガメの飼育を任せてもらう事になる。
- 元々は奏汰の飼育する生き物である為、奏汰には生き物に名前を付ける習慣が無くイシガメにも名前が無かったが、颯馬はイシガメに「亀五郎」とこっそり名付けていたところ大変愛着がわいてしまう。
- イシガメの飼育の知識の足りない颯馬を奏汰が叱るが、イシガメが颯馬に懐いている様子を見て奏汰も感心をする。
- イシガメが颯馬に懐いている様子を見て「ちょっとやけちゃいますね」とヤキモチを妬いたという発言をしていた。
『彩りオータム』
- 奏汰と颯馬、共に☆3
- 電子機器が苦手な颯馬に対して奏汰は電子機器には強い様子でスマホも使いこなしている(よく水没してしまうらしいが)。
- 颯馬にスマホで連絡をしても滅多に通じないらしく、奏汰は今回も通じないかもしれない…と思いつつ颯馬にメールを送る。
- 結局転校生が教室まで颯馬を呼びに走ったが、奏汰が呼んでいると知った颯馬は居てもたってもいられず奏汰の所まで駆け付けるが、転校生を置き去りにした事に対して奏汰に怒られてしまう。
- 颯馬がイラストを描くのに苦戦している様子を見て奏汰は「そうま、かたに『ちから』がはいってます」「ゆっくり『しんこきゅう』して、『うみ』にただよってる『すがた』をそうぞうしましょう~」とアドバイスするが颯馬は「生きながらにして溺死するという奇怪な状況を想像する」と勘違いをしてしまい、奏汰にチョップで制止され「言葉を額面通りに受け取ってはいけない」と反省をする。
- 颯馬が自分で間違いに気付けた事に対して奏汰は頭を撫でて褒めたので、颯馬は「部長殿は飴と鞭の扱いが上手い」と話す。
ストーリー付きスカウトでの関連
『海の幸』(奏汰)
- 奏汰、颯馬、薫、転校生が出てくる。
- 颯馬が駆け付けると奏汰が校庭の真ん中で焚き火をして魚を焼いていた。立ち上る白煙に奏汰の窮地と勘違いした颯馬が消火器を持ち出してくるが、奏汰の奇行に慣れている薫に「この程度の奏汰くんの奇行でいちいち慌ててたら、海洋生物部では身が持たないよ~?」と制止される。
- 性格の真面目さ故に自由奔放な先輩に付いて行けない颯馬は「我、腹が痛くなってきた!」とぼやくのであった。
- 海洋生物部の(非)日常の一コマ。
『彼方より来る』(夏目)
- 夏目、颯馬、奏汰が出てくる。
- 家の事情で学校に来られない奏汰の頼みで颯馬が部室の水槽の維持、管理を任されていた所に夏目がやってくる。
- 奏汰に用のある夏目だったが、夏目の「奏汰”にいさん”」という親しげな呼び方に颯馬は「そういえば部長殿と同じ『五奇人』であったな」と、夏目が奏汰に学院の生徒から疎まれている五奇人に関連した問題事を持ちこむのではないかと警戒し始めるが、夏目は「必要な薬液の調達の便宜を図ってもらうだけ」と答える。(しかしストーリーの最後の奏汰の台詞からこの用件は嘘である事がわかる)
――「ちょっと『むずかしい』はなしをしますので……。もうしわけないけど、おそとに『でて』ください」
――「おともだちが『あそび』にきてくれただけですから、『けいかい』する『ひつよう』はありません」
――「しんじてください、そうま」
- 警戒して刀に手をかける颯馬を奏汰は宥め(上記台詞)、颯馬を部室に外に出るよう促す。颯馬も「部長殿に命じられたら我は従う他ないが…」としぶしぶ外に出るが「何か逆先殿にいらんことをされたら大声を出すのだぞ?」「我が部長殿の事を心配している事は、知っていてほしいのである」と言い残した。
――「しってますよ。そうまは、『よいこ』ですね……♪」
――「だからこそ。『わるいこ』にされた、『ごきじん』にまつわることには……。そうまを、かかわらせたくないんです」
――「ずっと、『よいこ』でいてください。ちきゅうは、この『せかい』は、よいこには『やさしい』ですから……♪」
- (上記:おそらく颯馬が部室から出た後の台詞)と言ってストーリーが終わる。全体的に意味深な発言が多く、奏汰が複雑な家の事情を垣間見せる初めてのストーリーであった為近々『追憶イベント』が来るのではないか?と推測されるきっかけとなった。
『魚心あれば水心』(颯馬)
- 颯馬、奏汰、転校生が出てくる。
- 海洋生物部の活動に付いていけないと考える颯馬が少しでも理解を深めようとして食堂の調理場で魚を捌いている所に転校生が現れたので、料理を作り過ぎた颯馬の「海鮮ちらし」を転校生が食べている所に奏汰が現れる。
- 自主的に部活動をする颯馬が奏汰に自信満々で捌いた魚を見せるが、奏汰は「ひどい…」「おさかなさん、ばらばら。ざんさつ、ひどすぎる……」「ひとでなし……」と不機嫌な様子を見せる。慌てて弁解しようとする颯馬だが奏汰はその場で泣き始めてしまう。
- 奏汰に泣かれてしまった颯馬は慌てて切腹をしようとするが、そこで奏汰は突然笑顔を見せる。
- 実は、大慌てをする颯馬の反応が面白がった奏汰が嘘泣きをしていたのだったが、颯馬は尊敬する先輩の機嫌を損ねた上に泣かせてしまったと思い「我、生きた心地がせなんだぞ!」とかなり精神をすり減らした様子だった。
- その後、颯馬の自主的な行動を褒めた奏汰に「部長殿は尊敬すべき主君であるっ、我はその気持ちを新たにした……!」とますます奏汰を慕う気持ちを深めたのであった。
全然関係ないけど・・・
『かなた』と『かたな』の名前が似ている、か……たしかに、運命的なものを感じるな!
颯奏とは
基本的には、先輩であり所属する部活の長である奏汰を尊敬して服従をしている様子の颯馬と、後輩としてかわいがりながらも突飛な暴走をしがちな颯馬を力技で制止するなど後輩の教育をしているようにとれる奏汰の、お互いがお互いに様子を見て心配をして助け合っているような師弟のような関係が感じ取れる。