カンゴーム

かんごーむ

鉱物の一種。また漫画『宝石の国』の登場人物である。

以下ネタバレ注意

鉱物としてのカンゴーム

カンゴーム(黒水晶)とは水晶の一種。

カンゴームという名前は、産出される山脈の名前が由来(スコットランドのカンゴーム山脈から)。

産出量が少なく光を通しにくい性質。

ゴースト・クォーツの「中の子」。一人称は俺、年上の宝石を「にいさん」と呼ぶ。

二層構造で内側の黒い部分で、時々ゴーストの意志関係なく勝手に動いてたらしい。ラピスの言うことなら素直に聞いていた。

ゴーストが月人と戦った際に髪の毛の一部以外の表層が剥げ落ち、月へ連れ去られたことによって現れた。

ゴーストの最後の言葉と彼が連れ去られる原因となったフォスへの怒りから、フォスとコンビを組む。

ゴースト同様、ラピス・ラズリの首を一番大切なものと称している。

当初は周囲からゴーストと呼ばれていたが、フォスの提案で金剛先生にカンゴームという名をつけてもらった。

昔から本を読むのがちょっと好きらしい。本当はラピスに読んでもらいたいと思っている。

カンゴーム自身は黒色だが、髪の毛だけは白色である。左腕を失ったので代わりにスモーキークォーツをつけている。当初は白粉を肌に塗っていなかったが、冬季の担当になった時から白粉を塗るようになった。

身体が白くなったことで月人に連れ去られたアンタークチサイトぽくなり。

フォスも「アカンゴーム」と呼び間違えるほど似ている。

武器はゴーストが使っていた大鎌、後にアンタークチサイトのような鋸状の剣を使用している。