概要
ヴアル、ヴォヴァルとも。ソロモン72柱の魔神の1柱で、地獄の37の軍団を率いる序列47番の強大にして大いなる公爵。かつては能天使であった。
最初は力強いヒトコブラクダの姿で現れるが、望めば人間の姿にもなれる。エジプトの言語で話すがその口調は完璧ではないとされる。女性の愛をもたらし、過去・現在・未来について語る。敵味方の間に友愛の情を生じさせることもできるという。強姦などは嫌いで、男女が自然に結びつくことを好むという。
ただし、基本的に彼自身は非常に執念深い性格をしているので、自分の助力で成就した恋愛関係に対する執着もかなり強く、それらの破綻・破局を絶対に許容しない。万が一召喚者がそれをやらかした場合、悪魔だけあって本気で殺しにかかる。