概要
人格コアとは、
Valve Software製作のFPS型アクションパズルゲーム『Portal』およびその続編『Portal2』に登場するAIである。
Portalにおいて
彼ら(?)は、ゲームの舞台である施設の管理AI「GLaDOS」の感情を司る付属品であり、単体で登場することは基本的にない。また、彼らの台詞が聞けるのもごく限られたシチュエーションに限られる。
Portal2において
『Portal2』においてはデザインが多少修正され、人間並みに瞬きなどをすることが可能になったため、より人間臭い雰囲気が漂う。
序盤から登場するナビゲーターのWheatleyの他、前作よりもやや感情豊かな「崩壊したコア」達が登場する。
コア一覧
ちなみに一部を除き、正確な名前は定まっていない。
Portal
紫:Morality Core
“さっき私から落ちていったものを見ましたか?”
すべてのコアの中で、一切の台詞が無い唯一のコア。
コアが喋る代わりにGLaDOSがいろいろ語ってくれる。
“驚くことではありませんが…今まで見たことがありません。”
橙:Curiosity Core
“あなたは? あれは何だったのですか? ん? 何です?”
あたりを見回しながら主人公に矢継ぎ早に質問を浴びせてくる。声が可愛い。
“ほら、あれを見て! 違います、あれです。”
青:Knowledge Core
“18.25オンスのチョコレートケーキミックス1つ。 ココナッツピーカンフロストの缶詰1つ。”
回転しながら、抑揚のない口調でケーキとおぼしきもののレシピを読み上げる用途不明のコア。
“電子ニードル発射装置。 コードレス電子ニードル発射装置。”
赤:Anger Core
“※唸り声※ ※シー※”
落ち着きなく振動しながら動物のような鳴き声を発する。
“※鼻息※ ※驚き※ ※叫び声※”
Portal2
“ああもう、これだけは言いたくなかったんだけどな…オレ、今大ピンチなんだよね。”
主人公のナビを務めるイギリス訛りの青いコア。前作のレシピコアとは別物。
人工知能にあるまじき無能ぶりでプレイヤーを和ませる愛すべき馬鹿。
“うわ! そんな得体もしれないボタンをバカお前…あ、ドアが開いた。”
黄:Space Core
“宇宙、宇宙ヘ行きタイヨ、連れてっテ、宇宙、宇宙ヘ行くンダ。”
崩壊したコア1号。一番落ち着きがない。
“助ケテ、宇宙警察。助ケテ。”
緑:Rick/Adventure Core
“こんな時には、俺に胴体がついていればと思うぜ。黒帯を締めるための胴がな。”
崩壊したコア2号。流し眼イケメン。
“空手、柔術、テコンドー、すべて黒帯、プロ級さ…それにベッドの上でもな。”
桃:Fact Core
“「腕立て伏せ」は1878年にトーマス・エジソンによって発明されたとされていますが事実ではありません。”
崩壊したコア3号。主人公から一切目を離さず、早口で「事実」を伝える。
“それよりも3年前にニコラ・テスラが「テスラサイズ」という名前ですでに特許を得ていたのです。”