人格コア
じんかくこあ
Portalにおいて
彼ら(?)は、ゲームの舞台である施設の管理AI「GLaDOS」の感情を司る付属品であり、単体で登場することは基本的にない。また、彼らの台詞が聞けるのもごく限られたシチュエーションのみである。
Portal2において
『Portal2』においてはデザインが多少修正され、人間並みに瞬きなどをすることが可能になったため、より人間臭い雰囲気が漂う。
序盤から登場するナビゲーターのWheatleyの他、前作よりもやや個性豊かな「崩壊したコア(Corrupted Core)」達が登場。本作ではしばしば、彼らは自身を「Sphere(球体)」と称する。
ちなみに一部を除き、正確な名前は定まっていない。
Portal
紫:Morality Core 道徳心コア
さっき私から落ちていったものを見ましたか?
すべてのコアの中で、一切の台詞が無い唯一のコア。
コアが喋る代わりにGLaDOSがいろいろ語ってくれる。
驚くことではありませんが…今まで見たことがありません。
橙:Curiosity Core 好奇心コア
あなたは? あれは何だったのですか? ん? 何です?
あたりを見回しながら主人公に矢継ぎ早に質問を浴びせてくる。声が可愛い。
ほら、あれを見て! 違います、あれです。
青:Intelligence Core 情報コア
18.25オンスのチョコレートケーキミックス1つ。 ココナッツピーカンフロストの缶詰1つ。
回転しながら、抑揚のない口調でケーキとおぼしきもののレシピを読み上げる用途不明のコア。
電子ニードル発射装置。 コードレス電子ニードル発射装置。
赤:Anger Core 怒りコア
※唸り声※ ※シー※
落ち着きなく振動しながら動物のような鳴き声を発する。
※鼻息※ ※驚き※ ※叫び声※
Portal2
ああもう、これだけは言いたくなかったんだけどな…オレ、今大ピンチなんだよね。
主人公のナビを務めるイギリス訛りの青いコア。前作のレシピコアとは別物。
人工知能にあるまじき無能ぶりでプレイヤーを和ませる愛すべき馬鹿。
うわ! そんな得体もしれないボタンをバカお前…あ、ドアが開いた。
黄:Space Sphere 宇宙コア
宇宙、宇宙ヘ行きタイヨ、連れてっテ、宇宙、宇宙ヘ行くンダ。
崩壊したコア1号。一番落ち着きがない。
助ケテ、宇宙警察。助ケテ。
緑:Rick/Adventure Sphere リック/冒険コア
やあ、美しいお嬢さん。俺はRickだ。冒険ごっこの最中かい?
崩壊したコア2号。流し眼イケメン。
空手、柔術、テコンドー、すべて黒帯、プロ級さ…それにベッドの上でもな。
桃:Fact Sphere 事実コア
「腕立て伏せ」は1878年にトーマス・エジソンによって発明されたとされていますが事実ではありません。
崩壊したコア3号。主人公から目を離さず、時に正しく時にいい加減な「事実」を伝える。
それよりも3年前にニコラ・テスラが「テスラサイズ」という名前ですでに特許を得ていたのです。
※以下のコアはPortalのファンメイド作品に登場するコアであり、本家Portalとは関係ありません。
Portal Stories: Mel
黄:Virgil
主人公のナビを務めるひょうきんな声のコア。ボディが茶色く、目の周りはよく見ると花模様が描かれている。瞳にはApature Scienceの旧ロゴマークが写っており、レンズにヒビが入っている。
序盤ではケイブ・ジョンソンの振りをして話しかけてくるが、あまり話が進まないうちに正体を明かす。
同じくナビの立ち位置のWheatleyとは対照的に、彼のチェンバーは難問が多い。
色が茶色いためか、擬人化イラストでは黒人の姿で描かれることが多い。
虹:Rainbow Core 虹色コア
とある隠し部屋で登場する虹色の瞳をしたコア。目のデザインはリックによく似ている。
登場時間は極めて短く、挨拶をしてすぐに過ぎ去ってしまう。