メンバー
岸田 Ba、Gt
Ichigo Vo
はやぴ〜 Gt
みっちゃん Dr
サポートメンバー
T-tsu Gt
概要
以前から、『東方Project』のアレンジCDや、オリジナル楽曲を手がけていた。メジャーデビュー以前のCDなどの製作物は、コミックマーケットや同人ショップで頒布され、後者には再発売という形で不定期に在庫を追加するが、後述の通り3rdアルバム以前と以降で、音楽性がかなり変わること、それに伴うクオリティの差などを考慮してか、3rdアルバム以前のCDの再発売はないと岸田が発言している(なお、再発売にともなって変更点がある作品については下記のディスコグラフィに記している)。
メジャーデビュー以降も同人サークルとしての活動も続けると宣言しており、メジャーアーティストとしての活動は所属事務所であるジェネオンが公開しているホームページ、それ以外は後述のホームページにて報告するとしており、2011年現在公式ホームページが二つあることになる。
フラワリングナイトをはじめバンドとしても数多くライブをこなしている他、少女病など他同人サークルでのコンピレーションアルバムにも参加している。
サウンド的には、岸田が公言しているように所謂「ロキノンミュージック」に強い影響を受けているようである。後述の「幻想事変」以降は特に、thee michelle gun elephantのような、シンプルで乾いたバッキングと、BLANKEY JET CITYのギターソロに見られるような鮮烈なサウンドを全面に押し出したリードギターを軸に様々なアプローチからアレンジ・作曲を行なっている。
1stアルバム「supernova」から3rdアルバム「SuperSonicSpeedStar」まで、およびそれ以前は編曲や録音・演奏・打ち込み岸田が個人で行っていた。ichigoは「supernova」から参加が確認できる。
3rdアルバムまでは、シンセサイザー等も多用した、テクノとロックの中間を行く、インスト曲が多かったが、4thアルバム以降は、ほぼすべての楽曲でichigoをボーカルとして起用し、生演奏を基本としたロックバンドとしての体系を強くしている。
3rdアルバムリリース後、それまでイラストレーターとして活動していたはやぴーが岸田と意気投合し、はやぴーがメンバーとして加入、以降はやぴーを加えた場合は名義を「岸田教団 & The 明星ロケッツ」とし、それ以外は「岸田教団」として活動している。ただ2008年以降は、はやぴーが岡山から福岡に引っ越してきたため「岸田教団」としての活動は行っていない。さらに、T-tsuは岸田教団立ち上げ当時からアレンジやサポートギターとして活動していて、現在もライブでサポートとして活動している
岸田教団、という名前のせいで時折宗教団体と勘違いされることがあるが、それを逆手に取り、リーダーである岸田のことを「総帥」などと呼ぶことがある。
岸田教団という名前は、以前岸田がプレイしていたシールオンラインで、ギルドを作る際、僧侶を作って”ヒールではなく教義で人を癒す新世代型僧侶”として、”岸田教団構成員募集。今なら幹部”という文句を使って宣伝していたことに由来する。また、その名前をサークル名に流用するに至った経緯については「先にサイトを作っていたので折角だ、趣味で作ってる音楽を公開する 音楽サイトとして再出発しよう」としたからだと説明している。
ディスコグラフィ
同人作品
『SUPERNOVA』 - 2005年12月30日 コミックマーケット69にて頒布、オリジナル曲やTYPE-MOON作品および東方Projectのアレンジを9曲収録。
『明星ロケット』 - 2006年5月21日 博麗神社例大祭3にて頒布、7曲収録。
『SuperSonicSpeedStar』 - 2006年12月31日 コミックマーケット71にて頒布、7曲収録。
『幻想事変』 - 2007年5月20日 博麗神社例大祭4にて頒布、8曲収録。
『星空ロジック』 - 2007年12月31日 コミックマーケット73にて頒布、オリジナル曲を7曲収録。
このアルバムについては、アルバム制作時に岸田のスピーカーが故障しており、「現状のミックスに満足していない」として、再マスタリングを行ってから再発売することが宣言されていた。2010年10月の再発売分からは再マスタリングを行ったものに差し替えられている。
『Electric blue』 - 2008年5月25日 博麗神社例大祭5にて頒布、8曲収録。
『LITERAL WORLD』 - 2008年12月29日 コミックマーケット75にて頒布、7曲収録。オリジナル。
『LITERAL WORLD LIVE TOUR DVD in AKASAKA BLITZ』 - 2009年12月30日 コミックマーケット77にて頒布
同年中に行われたLITERAL WORLD LIVE TOURの赤坂BLITZファイナルを収録したDVD。
『ROLLING★STAR』 - 2010年3月14日 博麗神社例大祭7にて頒布、8曲収録。
初期出荷品は博麗神社例大祭頒布分、同人ショップ販売品ともに、CDケースに黒文字で「ROLLING★STAR」とプリントされているが、再発売分を発注する際にケースをオーダー品にする予算がなかったため、再発売分からはケースの印刷が省かれている。
『POPSENSE LOVE TOUR 2011 FINAL at SHIBUYA AX on NOVEMBER 1』 - 2011年12月31日 コミックマーケット81にて頒布
同年中に行われたPOPSENSE LOVE TOUR 2011のSHIBUYA-AXファイナルを収録したDVD。
『セブンスワールド』 - 2012年4月30日 M3-2012春にて頒布、7曲(+1曲)収録。オリジナル。
『.JP』 - 2012年5月27日 博麗神社例大祭9にて頒布、5曲収録。
コンピレーション
『東方紫香花 〜 Seasonal Dream Vision.』(株式会社虎の穴)
『紅鋼』(紅鋼Project)
『花詠束 -hanataba-』(Unionest.NET)
『りあるかでんつぁ』(Unionest.NET)
『ANIME HOUSE PROJECT ――神曲 selection vol.1―― 』(メディアファクトリー) ※Tr.5『創聖のアクエリオン』に、ichigoがボーカルとして参加。
『千夜一夜〜Alf Layla wa Layla〜』(レミ咲合同企画)
『unify』(少女病)
『偽典セクサリス』(少女病)
『覚醒ノエシス』(少女病)
『Festa!』(少女病)
『空想RPG!』(少女病)
『CASINO聖輦船』(Azure&Sands)
商業作品
シングル
『HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 - 2010年7月から放送のテレビアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のオープニングテーマ曲。初回限定盤は同作ヒロインの宮本麗と毒島冴子のキャラクターカードを封入。ジェネオン・ユニバーサルから発売された。
『ストライク・ザ・ブラッド』 - 2014年10月から放送のテレビアニメ『ストライク・ザ・ブラッド』のオープニングテーマ曲。ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから発売され、初の移籍メジャーシングルで、初回限定盤には初のPVが収録され、それ以降のシングルも同じようにPVが収録されている。
『GATE〜それは暁のように〜』 - 2015年7月から放送のテレビアニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の第1期オープニングテーマ曲。ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから発売され、初のアニメ盤、通常盤、初回限定盤の3種でリリースされた。初回限定盤にはPVが収録されている。
『GATE II 〜世界を超えて〜』 - 2016年1月から放送のテレビアニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の第2期オープニングテーマ曲。初の前作から引き続きオープニングテーマに採用された。ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから発売され、今回もアニメ盤、通常盤、初回限定盤の3種でリリースされた。初回限定盤にはPVが収録されている。
アルバム
『POPSENSE』 - 2011年6月22日発売。全11曲を収録。初回限定盤は差替えジャケットになる全11曲の歌詞カードを封入。
『hack/SLASH』 - 2014年12月24日発売。全11曲を収録。初回限定盤のみの発売。発売されたときは岸田教団のホームページはこのアルバムの仕様であったが、しばらくして元に戻された。
関連タグ
ニンジャスレイヤー Fate/staynight : 作中に登場するとある人物を題材にした曲を発表している。それぞれタイトルは「Reboot:RAVEN」と「ただ凛として」