アレックスモールトン
あれっくすもーるとん
イギリスの技術者。及び氏の名前を冠した自転車(小径車)のブランド。本人を描いた作品はないため、ここでは本人が興した自転車ブランドを解説。
アレックス・モールトン(Alexander Eric Moulton)は、イギリスの技術者。友人のアレック・イシゴニスと共に大衆車「ミニ」のラバーコーンサスペンション(衝撃吸収のバネにゴムを使ったサスペンション)を開発した。
概要
アレックス・モールトンは、ゴムを使うことでサスペンションを小さく軽く作ることができるというアイデアを自転車に応用し、大きなホイールによって生じていた「無駄」をカット、ホイールを小型化して生じた問題をゴム製のサスペンションで解決させる手法をとった。
こうして開発された自転車が「アレックスモールトン」である。
独創的な手法によって設計され、一時は自転車の最速記録を保有していたアレックスモールトンの自転車。
このタグがついた作品そのものは少ないものの、特に細いトラス構造で構成されたフレームのマシンは作品としてとても映えるため、Pixiv以外でも定期的に見ることが出来る題材である。
日本では、ブリヂストンが初期のアレックスモールトン車に似た「単純なフレームにサスペンションがついた小径車」をライセンス生産していた。