概要
人物としてのアレックス・モールトンは1920年生まれ。曾祖父がゴム製品の製造会社を営んでおり、その会社を売却して得た金で自動車のサスペンション開発を行なっている。
1962年に「アレックス・モールトン・バイシクルズ」を設立し、小径自転車の製造に着手。高圧タイヤに独自のゴムサスペンションを持ち、Fフレームを持つ自転車を開発製造を行なった。こうして完成し、世に出たのが自転車としての「アレックス・モールトン」である。
アレックス・モールトン・バイシクルズは1960年代末に一度売却されたが1980年代に買い戻し、再びモールトン小径車の製造販売を再開。1990年代には日本のタイヤ・自転車メーカーであるブリヂストンへライセンス供与を行ない、ブリヂストン・モールトンとして日本でも流通していた(2018年に生産終了)。
人物のアレックス・モールトンは2012年に92歳で没している。
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スーパーカブ(小説):登場人物である恵庭椎が最初に乗っているのが記事で紹介している自転車である。ちなみに型番はAM20で純正かつ高級の部類であり、市場価格は70万から80万円する。工事用の道路で転落し全損してしまうが、小説ではシノさんによって修復され、リトルカブの予備車となっている。