概要
1965年5月8日から1966年4月28日までフジテレビ系列局で放送。タツノコプロが初めて手掛けたテレビアニメである。当時はテレビのカラー放送があまり普及していなかったため、モノクロで制作された。
あらすじ
人が住めなくなり、爆発四散したパールム星。パールム星人たちは宇宙船団を組んで脱出し、新しい星を探す旅に出た。
航行中の宇宙船団からはぐれてしまい、21世紀の地球にやってきたパールム星人の王の息子・エースは、平和を守るため、勇気と知恵とパールム星人としての特殊能力で悪人や怪物たちに立ち向かう。
主な登場人物
エース
声 - 白川澄子
パールム星人の宇宙船団からひとり逸れてしまった「パールム星大統領の腕白息子」。タツノコ博士と、その娘のアサリに助けられ、地球で正義のために活躍する。パールム星人としての超能力は、地球人と懸け離れた怪力、伸縮自在なゴム質の身体。
一番の特色&超能力は、空気中のイオンを集めて作る万能エネルギーの輪「シルバー・リング」である。大きさは自由自在で飛び道具にもなり、連続でいくつも作り上げて投げつけることが可能。またシルバー・リングは、それに捕まって飛行することも可能。飛行形態は、サーフボードのように上に乗って飛行するタイプ(スタンド・タイプ)と、スイミングボードに捕まったような姿で飛行するタイプ(スーパーマン・タイプ)がある。リングの形態を槍のように変えることにより、一層破壊力を増大することもできる。
絶体絶命のピンチに陥ると、額のVの字型のシンボルマークから「プラチナ光線」という強力なビームを放射する。