久遠愛
くどうちか
プロフィール
| 誕生日 | ９月２日(乙女座) |
|---|---|
| 血液型 | O型 |
| 身長･体重 | 178cm･62kg |
| 兄弟 | 一人っ子 |
| 好きなもの | 甘いもの全般（特にイチゴ味）、おにぎり |
| 苦手なもの | 苦いもの･暑さ･寒さ･朝 |
| 学校･クラス | 神奈川県立時瀬高等学校１年生･F組 |
| その他 | 手先が器用 |
人物
時瀬高校箏曲部員。
何もしなくても目立ってしまう外見や、過去の出来事により周囲から恐れられるが、実は優しく、実直で純粋。基本的に粗暴で直情的だが、自分が大切にしなければならないと確信し、かつ、大事にする正しい（ある意味では正しくないこともあるが）方法を理解すれば、「箏を弾く資格」を手に入れるために自分が原因で壊されてしまった箏の修理を手伝うことを楽器店に頼み込むことを始めとした、性格的な短所の裏返しとも言える生真面目なまでの誠実さや大胆な行動力を発揮することも。これも直情的な性格の副産物ではあろうが彼なりに正義感は強く、特に自分が納得のいかない物事に遭遇した際は頑固なまでにそのことを訴えたり怒ったり、果ては悪人の手から女子を救うこともある。また、常識的な知識が不足気味であるための結果的なものとはいえ純真な面も持っており、関わった人々が救われる事も少なくない。いずれにせよ小狡さ・狡猾さとは無縁であり、利己的な面も殆ど見られない。これらの彼を構成する人格が人を感動させる音（演奏音）に直結していることもあって、一度理解された人間からの信頼は厚い。
過去の出来事（後述）から、他者に自分の想いや言葉が伝わらない・信じてもらえないことにトラウマを持つ。同時に、実際に自分で確かめるまでは他者の悪評の類を一切信じない。これは妃呂初登場時の悪辣な揺さぶりを乗り切ったきっかけになった。
天性の音楽の才能・箏の才能がある様子。聞くだけで｢音｣の表す感情を理解する。
更に、箏を弾く事に関して驚異的な学習能力を持ち、入部したての頃に箏を弾く手の形だけはキレイであると鳳月さとわに褒められた。(※祖父に教えられた。)
祖父が遺した「愛」と刻まれた箏を大切にしている。
過去
親に捨てられ(経緯は不明)、何の希望も持てず荒んだ日々を過ごす。中学３年生の時、箏職人の祖父に引き取られ、一緒に暮らす間に少しずつ心を開いてゆく。
そんな中、つるんでいた不良達が愛に対して不満を持ち、愛に濡れ衣を着せる形で祖父の大切にしていた物を全て壊すという事件が起こる。
自分が犯人ではないと必死に訴えたが、信じてくれる者はいなかった。ただ事件の被害者である祖父だけは愛を一ミリも疑わず信じてくれていた。
その後祖父は病により他界する。
そして、最期まで疑わずに信じてくれた祖父の大切にした物をきちんと知りたいと、祖父が設立した時瀬高箏曲部に入部したのであった。