ジュドー(ベルセルク)

じゅどー

「ベルセルク」の登場人物。

概要

後ろ縛りの髪とそばかすが特徴の優男。

グリフィス率いる傭兵団鷹の団の古株。地位は千人長。

元は旅芸人の一座に所属しており、パックとの親交もあったと思われる。

人懐っこい性格で、鷹の団入団当時の一匹狼的なガッツにも積極的に接触した。

器用さを生かしたテクニカルな戦闘スタイルで、肉厚の短曲刀を二刀流で使いこなす。

投げナイフの腕も一級であり、奇襲の際、見張りの兵に声を上げさせる間もなく屠った事も多い。

ガッツに投げ方を伝授した事もあったが、「性に合わない」という事でしばらく使われなかった。

だが、後にガッツの副武器として投げナイフがかなりの有用性を発揮する事になる。

上記の様に様々な技術に精通して頭も切れるが、本人｢どれも一番になれなかった｣と挫折を覚えていた。自分を｢一番になれない人間=自分の力で夢を掴めない人間｣と思っているのでコルカスの考え方に共感を覚えている。ガッツと出会った頃はそんな自分と折り合いを付けていた。

キャスカに好意を寄せていたものの、己は一歩引き、ガッツとの仲を見守っていた。

またグリフィス捕縛後も鷹の団残党の参謀として活躍。

『蝕』においても彼女の盾となって奮戦。だが最期まで想いを言葉に出来ないまま力尽きた。

アニメ「剣風伝奇ベルセルク」での声は石田彰が担当。

2012年2月公開の劇場版では梶裕貴が声優を務める。