田中まさる
たなかまさる
概要
するめ大学の野球部のキャプテンであり、するめ大学の現役学生。
六大学最弱とされ、全試合コールド負けを喫した事さえあるするめ大学の野球部をアマチュア王座へと導く為サダメナインを結成、その長として主人公を迎え入れる。
年齢は85と、パワプロのサクセスキャラの中でも群を抜いての高齢選手。
しかしながらパワフェス(2018版)での鶴屋勝とのイベントでは食欲もしっかりあり、野球でも過酷な試合をフルイニング出場する等選手としての身体は健在。
「先の見えない道を選ぶ方がユカイな人生になる」と言った考えも持っている好々爺であり、パワフェス(2016版)では結果が見えているのに無理をするのは損と断じる風薙豹を諭す場面も。
能力
高齢と言う事もあってか基礎ステータスは低く、初期の頃はパワーやミートはF、全体的に過去作のキャラクターのステータスが強化された昨今の作品(パワフェス等)でも殆どのステータスが守備がC、他はD以下と抑え目であり、パワフェスで最高レベルまで鍛えても2EDFDCDと低め。
尤も、齢85にしてこれだけの能力を有しているのが凄まじい所ではあるのだが。
青能力も初球に強く、「サヨナラ男」や「意外性」も所持。高齢なのに「ヘッドスライディング」まで持っている点にはツッコミどころもあるが、先述の彼の思想や老いてもなお健康な彼の身体を考えれば納得ではある。
ただ選手の替えが利かないするめ大学編では兎も角、パワフェスで勧誘するべきかと聞かれると難しい所。所持する「意外性」は特定条件下でパワーの値をA相当に修正する青能力なのだが彼の弾道は2と、この能力を最大限に発揮するには物足りない値なのが残念。
加えて一塁手は競合相手が多く、更に有力な選手もいるするめ大学のキャプテンも彼が務めて居るため勧誘枠の一つは彼が強制的に加入する為悩ましく、CPUもサクセスキャラを優先的に起用する為そのつもりがなくともいつの間にか代打起用等で出場している事がままある。
そういった事情もあってか、対戦相手としての評価はそれ程芳しくないというのが辛い所。
田中まさるに関する謎
以下、ネタバレ注意。
パワプロ6のするめ大学編で見事黒獅子重工株式会社を打ち破った後、アマチュアの王座に就いた喜びをチームメイト達と分かち合う事無く彼は忽然と姿を消してしまう。
主人公はいち早くその事に気付き彼が何処に行ってしまったかをチームメイトに問うが、チームメイト達も主人公に指摘されてから彼が居なくなった事に気付き誰もその姿を見ていない。
そしてその場には誰のものか分からない古いバットが残されていた。使い込まれた年季の入ったバットは結局誰のものでも無く、主人公がそれを手に取ると何故だかとても懐かしい気持ちを思い出した。
何となくそのバットを持っておきたいと主人公はそのバットを引き取ったが、彼は一体何処へと消えてしまったのか…
これらの事情から、ファンの間ではパワプロ6の田中まさるは既に他界しており、場に残されたバットは彼が生前愛用していたバットであり生前の念願であった大会の優勝を果たした事で成仏した為忽然と居なくなったのでは、と言った考察がされている。