概要
東方にあり、現在はガレマール帝国の属国となっている「ドマ」の忍者である、アウラ・レンの女性。26歳。
初登場は新生エオルゼアのアフターストーリーであり、主君「ヒエン」の命令により、反乱に失敗して逃げ場のなくなったドマの民の一部を船に載せ、遥々星の裏側とも言えるエオルゼアまで逃げてきた。
登場当初はアウラ族自体が実装されていなかったこともあり、全身を覆い隠すフード姿だった。エオルゼアでは稀なアウラ族の姿で現れれば、いらぬ警戒を抱かせるとは彼女の弁。蒼天のイシュガルド実装と同時に彼女もフードを脱ぎ、本来の忍び装束となった。
その後はドマ難民を開拓地「レヴナントツール」に受け入れてくれた恩返しとして、ついてきた忍衆と共に暁の血盟の臨時諜報部門として辣腕を発揮する。
タレ目から一見お淑やかそうに見えるが、実際はハキハキとものを言い、義理堅く使命感に燃える意志の強い女性。ただ、使命感が強すぎて周囲の静止も聞かずに暴走してしまったり、恩義と主君救出の使命の板挟みにあい懊悩するなどの姿も見せている。
本格的に活躍するのは紅蓮のリベレーターからであり、故国救済に燃えるゴウセツの要請により、光の戦士たちより一足先にドマへと帰国し、そこでレジスタンス達と共に活動していた。
周囲の静止も効かずに光の戦士を連れてゼノス暗殺に行くなどもしたが、主君である「ヒエン」には押しが弱く、普段とは打って変わってイエスマンになりがち。
ちなみにヒエンには絶対の忠誠を向けているが、それ以上の感情があるような仕草を見せるときもあるが、真意は不明のままである。
実はドマ出身ではなく、海底都市国家「スイの里」の生まれ。
幼少の頃に丘に上がって遊んでいる内にガレマール帝国とドマの実情を知り、里に警告するも無視され、追放も同然に出奔した過去をもつ。その後はドマの忍びとして修行をし、上忍になるまで成長するが、それもこれも本質的には「スイの里を守る」ためであり、ドマの守護はある意味手段の一つだったとも言える。